5人家族の65㎡リノベーション壁付キッチンと余白で
空間効率UP
春は桜、夜は天体観測を楽しんでいます。
今年で結婚13年目を迎える瀧澤家は、ご夫婦と3人のお子さん、保護猫のサツキと暮らしている。5年前に約65㎡ある築40年のマンション物件を購入し、フルリノベーションをした。しかし当初は新築の戸建てを買う予定だったという。
「理想の物件が見つかったのですが、ほんの30分くらいの差で他の人に買われてしまったんです。がっかりしていた時に友人からリノベーションの話を聞いたのがきっかけです。いま思えば、あの時に買えなくてラッキーでした」と話すのはご主人。
そして抜けのよい眺望が、この物件を購入する決め手となった。
「内見に来たとき、ベランダの目前まで桜が満開だったんです。それを見て即決しました。夜は月の観測もできるんですよ」と奥様。
特に高台にあるマンションでは、低層階であっても眺望が抜けていることが多い。一戸建てに比べ、広い視界を確保しやすいのはマンション物件ならではの魅力だ。
「理想の物件が見つかったのですが、ほんの30分くらいの差で他の人に買われてしまったんです。がっかりしていた時に友人からリノベーションの話を聞いたのがきっかけです。いま思えば、あの時に買えなくてラッキーでした」と話すのはご主人。
そして抜けのよい眺望が、この物件を購入する決め手となった。
「内見に来たとき、ベランダの目前まで桜が満開だったんです。それを見て即決しました。夜は月の観測もできるんですよ」と奥様。
特に高台にあるマンションでは、低層階であっても眺望が抜けていることが多い。一戸建てに比べ、広い視界を確保しやすいのはマンション物件ならではの魅力だ。
余白を残して仕上げすぎない施工
DIYや部屋の模様替えをするのが好きだというご主人。施工の際、あえて細部まで作り込むことはしなかったという。
「あとで変えやすいように、自由度の高い仕上げで終わらせた部分も多いです。たとえばキッチンの床には本来、下地材として使われるOSB合板を。スケルトンにした天井は仕上げ材を塗らず、むき出しになったコンクリートそのままの状態です。ゆくゆく壁に色を塗ったり床にタイルを貼ったりしようと考えています」
その一方で、面積の広いリビングの床には無垢材を規則的に交差させるヘリンボーン張りを採用。手間と費用がかかる分、洗練された印象に仕上がる。
「リビングは一番時間を過ごす場所だし、床は面積が広く目につきますよね。また、あとからDIYで変えるのが難しいと思ったこともあって、一番お金をかけました」とご主人。床の色は家具に合わせて、濃い目に仕上げた。
「この家のために新しく買った家具のほとんどは、買い付けをしている友人に頼んでイギリスで買ってきてもらったものです。床はその家具が主役になるような色を選びました」と続けた。
「あとで変えやすいように、自由度の高い仕上げで終わらせた部分も多いです。たとえばキッチンの床には本来、下地材として使われるOSB合板を。スケルトンにした天井は仕上げ材を塗らず、むき出しになったコンクリートそのままの状態です。ゆくゆく壁に色を塗ったり床にタイルを貼ったりしようと考えています」
その一方で、面積の広いリビングの床には無垢材を規則的に交差させるヘリンボーン張りを採用。手間と費用がかかる分、洗練された印象に仕上がる。
「リビングは一番時間を過ごす場所だし、床は面積が広く目につきますよね。また、あとからDIYで変えるのが難しいと思ったこともあって、一番お金をかけました」とご主人。床の色は家具に合わせて、濃い目に仕上げた。
「この家のために新しく買った家具のほとんどは、買い付けをしている友人に頼んでイギリスで買ってきてもらったものです。床はその家具が主役になるような色を選びました」と続けた。
壁付けキッチンで空間効率をアップ
3.4mの天板を渡した造作の壁付けキッチンも、この物件を語る上では欠かせないポイントだ。総面積65㎡で家族5人暮らしにも関わらず、約36㎡の広々としたリビングダイニングを叶えられた背景には、空間効率のよい壁付けキッチンを選択できたことが大きい。なぜならリノベ物件に多いアイランド型は、バックカウンターがある分、占有面積が多くなるからだ。
「壁付けキッチンはお皿や調理器具をしまうためのバックカウンターがないため、収納が少ないのがネックでした。それを補うために、横に長い3.4mの天板を渡し、シンク下と上部の収納棚を大きくしました。また、壁にキッチンを固定して柱や脚材をなくすと浮遊感が生まれます。そのおかげで、ものがたくさんあってもスッキリとした印象をもってもらえるんです」と奥様が説明してくれた。
最後に、将来について聞いてみた。
「部屋の使い方は、いつも子供たちの成長に合わせて、みんなで話し合いながら決めています。3人の子供たちが中学生や高校生になる頃には、ここは手狭になるでしょう。そうしたら同じマンションのほかの部屋に私と妻が住んで、ここは子供たちだけで暮らすのもありかな?など、今から構想を練るのが楽しいです」と締めくくってくれた。
「壁付けキッチンはお皿や調理器具をしまうためのバックカウンターがないため、収納が少ないのがネックでした。それを補うために、横に長い3.4mの天板を渡し、シンク下と上部の収納棚を大きくしました。また、壁にキッチンを固定して柱や脚材をなくすと浮遊感が生まれます。そのおかげで、ものがたくさんあってもスッキリとした印象をもってもらえるんです」と奥様が説明してくれた。
最後に、将来について聞いてみた。
「部屋の使い方は、いつも子供たちの成長に合わせて、みんなで話し合いながら決めています。3人の子供たちが中学生や高校生になる頃には、ここは手狭になるでしょう。そうしたら同じマンションのほかの部屋に私と妻が住んで、ここは子供たちだけで暮らすのもありかな?など、今から構想を練るのが楽しいです」と締めくくってくれた。