20代で住まいを購入グルリと回遊する間取りに
大胆変更リノベーション
個性的な形の物件をチョイス
築約40年の都心の集合住宅。リノベーションは『スマサガ不動産』 にお願いした。以前にもオフィスの内装を『スマサガ不動産』が手掛けた縁があったのだそうだ。
「20代で家を購入しても大丈夫?、といった資金面を含めて相談に乗っていただきました。
リノベーションが可能な物件探しもお願いしました。リセールや賃貸にすることも考え、バリューのある地域を中心に探していただきました」。
「20代で家を購入しても大丈夫?、といった資金面を含めて相談に乗っていただきました。
リノベーションが可能な物件探しもお願いしました。リセールや賃貸にすることも考え、バリューのある地域を中心に探していただきました」。
いくつか候補があった中で購入を決意したのがこの住まい。
「便利な場所ですし、ジグザグな形のほうが一般的な長方形の物件よりおもしろい家を作れそうなのが気に入りました。実際に下見に来て、一気にテンションが上りました(笑)」
床の高さを変えて空間を分ける
リノベーションは、壁を撤去してほぼスケルトンの状態にしてから、部屋の中央に箱を置き、その中にバスルームと、冷蔵庫・洗濯機を収納するスペースを作った。生活動線を整理し、箱の周りをグルリと回遊する大胆な間取りにすることで無駄な空間をなくしていった。
同時に、床のレベルを変えて、ベッドルーム、キッチン、リビングと、ゆるやかに空間を分けている。
「ベッドルームの床の高さを、ベランダのウッドデッキの高さに合わせて、ひとつながりの空間に感じられるようにしています。ベランダからの眺めが気持ちがいいので、外の空間もなるべく活かしたいと考えました」
床の素材も場所によって変えた。ベッドルームはオーク材のフローリング、キッチンはラーチ合板、リビングはコンクリートスラブの躯体現しと、それぞれの場所で違った表情が楽しめる。
天井と壁をDIYでペイント
キッチンの下のキャスター付きの引き出しや、ベッドの下のヒノキ材のパレット、そして壁のペイントなど、様々な場所をDIYしている。
「天井はモルタルに見えますが、ブルーの断熱材の上からクレイペイントをしています。白に見える壁は場所によってグレーの濃度を変え、奥行きを感じられるよう工夫しました。ペンキ塗りは友人にも手伝ってもらったのですが、引っ越し予定日が迫っていたこともあってほんとうに大変でした」
引っ越しの際、この家のサイズと収納の大きさに合わせて、手持ちの家具や服を大胆に断舎離したのだそう。
「家具は部屋に合うサイズのものを新たに買い直しました。前の家から持ってきたものはベンチとキッチンの横に置いた棚だけです。
引っ越し前はかなり慌ただしかったのですが、その当時の思い出も含めて、家の購入を決断して良かったと思っています」