味わい深いヴィンテージに惹かれて目指したのは
60年代ブリティッシュアンティーク
英国ヴィンテージの空気感に憧れて。
今年で結婚5年目を迎えるE家は、夫婦と2歳になる息子の3人暮らし。約60㎡ある築49年のマンション物件をリノベーションし、昨年末から暮らしはじめた。
「妻がヴィンテージ古着を扱うお店で働いていて、僕も長くアパレル関係の仕事をしていました」と話すのは、夫の克木さん。
「60、70年代のブリティッシュアンティークが大好きです。務めていたお店ではイギリスのヴィンテージ品が多く扱われていて、店舗の内装も英国ヴィンテージの空気感が表現されていました。私自身そういった雰囲気が好きだったので、部屋づくりのテーマにしました」と妻の恵理香さん。
古くて味のあるものに惹かれて、マンションもヴィンテージの物件を購入した。
「新婚旅行で行ったロンドンでは、ずっと古着のマーケットを巡っていました。休日はよく2人で古着屋巡りをしています。下北沢のSMITH&YOUやUTA、signalは特に好きなお店です」と克木さんが続けた。
「妻がヴィンテージ古着を扱うお店で働いていて、僕も長くアパレル関係の仕事をしていました」と話すのは、夫の克木さん。
「60、70年代のブリティッシュアンティークが大好きです。務めていたお店ではイギリスのヴィンテージ品が多く扱われていて、店舗の内装も英国ヴィンテージの空気感が表現されていました。私自身そういった雰囲気が好きだったので、部屋づくりのテーマにしました」と妻の恵理香さん。
古くて味のあるものに惹かれて、マンションもヴィンテージの物件を購入した。
「新婚旅行で行ったロンドンでは、ずっと古着のマーケットを巡っていました。休日はよく2人で古着屋巡りをしています。下北沢のSMITH&YOUやUTA、signalは特に好きなお店です」と克木さんが続けた。
ブリティッシュアンティーク×モダンスタイル
深い緑色の壁が印象的なE邸であるが、はじめから現在の内装イメージをバシッと思い描いていたわけではなかったという。
「一番最初は壁は躯体表しのまま、一部だけに緑色を入れようと考えていました。でも色んなリノベの事例を見ていたら、コンクリート打ちっぱなしの家が多くて。せっかくリノベ をするのだから、他と似たようなものを作りたくないなと思い、リビングの壁全面を緑色にしました」と、恵理香さん。
デザイン全体のテーマはブリティッシュアンティーク。その世界観を軸に、モダンの要素を取り入れているのがこの家の特徴だ。
「天井が高くない分、少しモダンに寄せようと提案しました。他にも天井は塗装せずコンクリートのままにしたり、キッチンのレンジフードの排気ダクトをあえて見せたり。アンティーク調なんだけど、ちょっとだけモダンというイメージです」と、克木さん。
そうして完成した家は、海外のセレクトショップを思わせる洗練された雰囲気に仕上がった。
「最初できあがったときは、全く生活感がなくて大丈夫かな?と思ったんですけど、もうそれも生活の一部になっちゃいました。僕がリモートワークで家からウェブ会議に出ると、めちゃくちゃびっくりされます。どこにいるの?その背景なに?って(笑)」と続けた。
「一番最初は壁は躯体表しのまま、一部だけに緑色を入れようと考えていました。でも色んなリノベの事例を見ていたら、コンクリート打ちっぱなしの家が多くて。せっかくリノベ をするのだから、他と似たようなものを作りたくないなと思い、リビングの壁全面を緑色にしました」と、恵理香さん。
デザイン全体のテーマはブリティッシュアンティーク。その世界観を軸に、モダンの要素を取り入れているのがこの家の特徴だ。
「天井が高くない分、少しモダンに寄せようと提案しました。他にも天井は塗装せずコンクリートのままにしたり、キッチンのレンジフードの排気ダクトをあえて見せたり。アンティーク調なんだけど、ちょっとだけモダンというイメージです」と、克木さん。
そうして完成した家は、海外のセレクトショップを思わせる洗練された雰囲気に仕上がった。
「最初できあがったときは、全く生活感がなくて大丈夫かな?と思ったんですけど、もうそれも生活の一部になっちゃいました。僕がリモートワークで家からウェブ会議に出ると、めちゃくちゃびっくりされます。どこにいるの?その背景なに?って(笑)」と続けた。
クラシカルなインテリアに欠かせない、モールディング装飾。
ときには夫婦で意見が割れることもあったそうだ。
「天井や扉についているモールディング装飾に当初、僕は抵抗を感じていました。家の中にお城みたいな飾りがあるのは、おかしくない?って。でも細かなデザインを詰めていくなかで、ハリやキッチン周りの装飾を引き算していったら、だんだんいいかもって思えてきて、今の形に落ち着きました」と、克木さん。
「洋館っぽい雰囲気を出したくて、そういう内装の写真を見ると必ずモールが付いていたんですよね。え、これやるの?と夫は不安そうでしたが、絶対やりたい!と貫きました(笑)」
最後に、将来について聞いてみた。
「子供が10歳くらいになったら、リビングの窓側に壁を立てて子供部屋をつくる予定です。そのときのことを考えて、窓際には余分に照明の配線やスイッチを設置してあるんです。ライフステージに合わせて手を加えながら、長く住み続けていきたいです」と、2人笑顔で締めくくってくれた。
「天井や扉についているモールディング装飾に当初、僕は抵抗を感じていました。家の中にお城みたいな飾りがあるのは、おかしくない?って。でも細かなデザインを詰めていくなかで、ハリやキッチン周りの装飾を引き算していったら、だんだんいいかもって思えてきて、今の形に落ち着きました」と、克木さん。
「洋館っぽい雰囲気を出したくて、そういう内装の写真を見ると必ずモールが付いていたんですよね。え、これやるの?と夫は不安そうでしたが、絶対やりたい!と貫きました(笑)」
最後に、将来について聞いてみた。
「子供が10歳くらいになったら、リビングの窓側に壁を立てて子供部屋をつくる予定です。そのときのことを考えて、窓際には余分に照明の配線やスイッチを設置してあるんです。ライフステージに合わせて手を加えながら、長く住み続けていきたいです」と、2人笑顔で締めくくってくれた。