映画の世界を再現 「恋するベーカリー」の
インテリアに憧れて
キッチンが家族の中心に
椎名邦義さん、エミリさんご夫妻が、リノベーションの相談のために「EcoDeco」を訪れた際、映画のDVDを持参したそう。人気ベーカリーを営む女性実業家(メリル・ストリープ)が主人公の『It’s Complicated』、邦題『恋するベーカリー』だ。
「この映画を観て以来、主人公が住む家に憧れていました。特にキッチンが素敵です。家族が集まる場所として描かれていて、もし自分が家を持てたら、こんな家にしたいとずっと思っていました」
「この映画を観て以来、主人公が住む家に憧れていました。特にキッチンが素敵です。家族が集まる場所として描かれていて、もし自分が家を持てたら、こんな家にしたいとずっと思っていました」
そしてできあがったキッチンは白がベース。扉の把手はゴールド。黒の窓枠やカウンターテーブルの脚、ペンダントライトがピリリと空間を引き締め、甘くなりすぎないお洒落なキッチンにしている。
「人工大理石の天板の色もとても気に入っています」
映画の中でも印象的に描かれていたカウンターテーブルは、料理を作ったり、お皿に盛り付けたり、軽い食事をしたりととても便利に使えるのだとか。
世界で一番好きな場所
邦義さんは、リノベーションがスタートした時は、家に対してさほど思い入れはなかったそう。
「大きな収納を作って、できるだけモノを見せずにすっきりと暮らしたい、という希望のみでした(笑)。
それが今では、世界中で自分の好きな場所はどこか?と聞かれたら、即答で”家”と答えます。広々としたキッチンが完成したことで、料理にも目覚めました」
「大きな収納を作って、できるだけモノを見せずにすっきりと暮らしたい、という希望のみでした(笑)。
それが今では、世界中で自分の好きな場所はどこか?と聞かれたら、即答で”家”と答えます。広々としたキッチンが完成したことで、料理にも目覚めました」
リビングの収納は当初、吊り戸棚を検討していたそう。
「コストがかかることがわかり、壁面収納にしてもらいましたが、収納力も高く、すっきり見えるので気に入っています」
ホテルライクなプライベート空間
「EcoDecoさんにはコストを下げる相談にもたくさん乗っていただきました」
フローリングをウォールナットからオーク材に変更したり、収納の仕様を変えるなどした一方で、巾木のデザインなど、必要な部分にはしっかりとこだわった。
フローリングをウォールナットからオーク材に変更したり、収納の仕様を変えるなどした一方で、巾木のデザインなど、必要な部分にはしっかりとこだわった。
「ダイニングのシャンデリアや廊下のランプシェード、洗面所の鏡などは、リーズナブルな価格のWEST ELMから個人輸入しました」
プライベートな空間はホテルライクな落ち着いた雰囲気に。
寝室には大型のウォークスルークローゼットを備え、収納力もたっぷり。
「子ども部屋はこれから作っていく予定です。外国の子ども部屋のように、楽しい感じにしたいと考えています。
どんな仕上がりになるか、自分でも楽しみです」