夫婦の85㎡リノベーション 広々リビング×独立型キッチン。
棲み分けるメリットは?
2人が選んだのは、予定よりも一回り大きな物件。
今年で結婚2年目を迎える百瀬家は夫婦2人暮らし。昨年、約85㎡の中古マンションを購入し、フルリノベーションをした。物件を探しはじめた当初は、50㎡前後の物件を中心に内見をしていたというお2人。
「当時住んでいた物件が50㎡前後だったので、最初は同じくらいの広さで探していました。でもこの物件を見たときに、広さと開放感に惹かれました。窓がたくさんあって日光がたっぷりと入り、風も通って気持ちがいい。予算より少しオーバーしましたが、思い切ってこの物件に決めました」と話すのは、夫の雄飛さん。
そして、4LDKだった間取りを大幅に変更。約34㎡の広いリビングダイニングと独立型キッチン、寝室、土間をメインとする間取りへと生まれ変わった。
「もともとの間取りでは、いまテレビのあるのところが和室でした。寝室、クローゼット、土間の部分は、それぞれが独立した3つの洋室でした」と妻の伊織さんが続けた。
「当時住んでいた物件が50㎡前後だったので、最初は同じくらいの広さで探していました。でもこの物件を見たときに、広さと開放感に惹かれました。窓がたくさんあって日光がたっぷりと入り、風も通って気持ちがいい。予算より少しオーバーしましたが、思い切ってこの物件に決めました」と話すのは、夫の雄飛さん。
そして、4LDKだった間取りを大幅に変更。約34㎡の広いリビングダイニングと独立型キッチン、寝室、土間をメインとする間取りへと生まれ変わった。
「もともとの間取りでは、いまテレビのあるのところが和室でした。寝室、クローゼット、土間の部分は、それぞれが独立した3つの洋室でした」と妻の伊織さんが続けた。
オープンキッチンにはない、独立型キッチンの魅力とは?
キッチンとリビングを一つの空間でまとめるのがリノベーションの主流になっているなか、百瀬夫妻が選んだのは独立型キッチン。リビングダイニングとキッチンがそれぞれ別の空間として存在している間取りだ。
「1番の目的は料理の匂いが他の部屋に移るのを防ぐことでした。スパイスからカレーを作ったり、チャーシューを煮込んだり、普段から割と手の込んだ料理をするので、居住空間とキッチンは分けようと最初から考えていました。特に最近は在宅勤務が増えたことで、家の環境を整える大切さを痛感しています」と雄飛さんは話す。独立型キッチンにすることで匂い以外にも、油の飛び散りや煙、水回りの音などあらゆる問題を遮断できるというメリットがある。
また、設計を担当したリノベ会社「HOUSETRAD」の水野氏は、キッチンについて下記のように説明してくれた。
「昔は独立型キッチンが主流でした。海外の住宅でもキッチンは分かれているのが一般的です。しかし日本の住宅は海外と比べると狭く、空間を有効活用するために最近ではLDKをひとつの空間にすることが多いです。その他の理由としては、料理をしながら外の景色を眺めたい、常に子供に目が届くようにしておきたいなどのご要望も多いです」
「1番の目的は料理の匂いが他の部屋に移るのを防ぐことでした。スパイスからカレーを作ったり、チャーシューを煮込んだり、普段から割と手の込んだ料理をするので、居住空間とキッチンは分けようと最初から考えていました。特に最近は在宅勤務が増えたことで、家の環境を整える大切さを痛感しています」と雄飛さんは話す。独立型キッチンにすることで匂い以外にも、油の飛び散りや煙、水回りの音などあらゆる問題を遮断できるというメリットがある。
また、設計を担当したリノベ会社「HOUSETRAD」の水野氏は、キッチンについて下記のように説明してくれた。
「昔は独立型キッチンが主流でした。海外の住宅でもキッチンは分かれているのが一般的です。しかし日本の住宅は海外と比べると狭く、空間を有効活用するために最近ではLDKをひとつの空間にすることが多いです。その他の理由としては、料理をしながら外の景色を眺めたい、常に子供に目が届くようにしておきたいなどのご要望も多いです」
将来は子供部屋にもなる、趣味のものを収納する土間。
玄関を入ってすぐ左側には、約12㎡の土間を設けた。いまは釣り道具やキャンプで使うクーラーボックス、靴など、趣味のものを中心に収納している。
「釣りは父親に連れられて、小学生の頃からやっています。釣ってきた魚は家で捌いて料理しますよ。海だったらスズキが多いですね(雄飛さん)」
「前に住んでいた賃貸の家に土間があり、すごく便利だったので今回の家にもつくりました。ゆくゆくは子供部屋にしようと思っています。ライフステージに合わせて臨機応変に暮らしていきたいです(伊織さん)」
またコストのかかる塗装は、可能なかぎり自分たちで行った。たとえば窓枠、はばき、ドアは、竣工後にDIYで塗装をした部分である。
「友人たちに手伝ってもらいながら、3日間かけて完成させました。表面をヤスリで削って、塗料をのせて、乾いたらまたのせて。思っていたよりも工程が多くて、職人さんの大変さが身に染みました。大変でしたが自分の手を動かしたことで、より思い入れのある家になったと思います」と締め括ってくれた。
「釣りは父親に連れられて、小学生の頃からやっています。釣ってきた魚は家で捌いて料理しますよ。海だったらスズキが多いですね(雄飛さん)」
「前に住んでいた賃貸の家に土間があり、すごく便利だったので今回の家にもつくりました。ゆくゆくは子供部屋にしようと思っています。ライフステージに合わせて臨機応変に暮らしていきたいです(伊織さん)」
またコストのかかる塗装は、可能なかぎり自分たちで行った。たとえば窓枠、はばき、ドアは、竣工後にDIYで塗装をした部分である。
「友人たちに手伝ってもらいながら、3日間かけて完成させました。表面をヤスリで削って、塗料をのせて、乾いたらまたのせて。思っていたよりも工程が多くて、職人さんの大変さが身に染みました。大変でしたが自分の手を動かしたことで、より思い入れのある家になったと思います」と締め括ってくれた。