山小屋を楽しむ感覚 アウトドア家具を使い
シンプルに暮らす
必要最小限のものに絞る
川崎市内の緑豊かな丘陵地に建つ集合住宅をリノベーションした黒木一寿さん。
「リモートワークが本格化することがわかり、自然豊かな環境にある物件を探し、都心から引っ越そうと考えました。出社は月に1回ほどになりましたので、スーツも処分したいと思っています(笑)」
服は玄関の脇の土間の天井のパイプに服をかけて収納している。色が限られていることもあって、すっきりとした印象だ。
「古くなったら、同じものを買います。必要最低限のものしか持たず、モノを増やさないようにしています」
「リモートワークが本格化することがわかり、自然豊かな環境にある物件を探し、都心から引っ越そうと考えました。出社は月に1回ほどになりましたので、スーツも処分したいと思っています(笑)」
服は玄関の脇の土間の天井のパイプに服をかけて収納している。色が限られていることもあって、すっきりとした印象だ。
「古くなったら、同じものを買います。必要最低限のものしか持たず、モノを増やさないようにしています」
リノベーションはスマサガ不動産に依頼。
「スマサガ不動産を知ったきっかけはFACEBOOKです。施工事例が気に入ったのでミニセミナーに足を運びました。その当時は家を購入する予定はなかったのですが、今回転居を考えた際にそのセミナーを思い出し、6年経っての依頼となりました」
物件を本契約する前の段階でスマサガ不動産に相談。
「図面を見ていただいて、イメージ通りのリノベが可能かどうか、築25年の物件に問題はないかをプロに見ていただくことができ、安心でした」
ボルドーパインで山小屋ライクな空間に
月に1〜2回キャンプへ行き、登山も趣味の黒木さん。キャンプ道具と家で使う家具を共有することで、機能的でシンプルな暮らしを実現している。
「キャンプに行く道具もごくごくシンプルです。車中泊が多いので、最小限の持ち物で済みます」
クルマと同じ色のデザートタンのコンテナを荷台に積み込んで、気軽に出発する。
「スマサガ不動産にフルリノベーションを依頼する際、シンプルにしたい、木とコンクリートの素材を生かた広々とした空間を作りたいという希望をお伝えしました」
堅牢なコンクリート現しの壁と天井。床は木の節が浮かび上がるよう浮造り(うづくり)加工した幅広のボルドーパインを使用。山小屋で暮らしているような気分になる。
「浮造りは表面がボコボコとした質感です。裸足で歩くことを想定して選んだのですが、夏はカラッと、冬は暖かさを感じます。
経年変化で色が飴色に変わっていくのも楽しみです。入居してまだ半年ですが、シナベニアの引き戸の内側と外側で既に色が変わっています」
食器もアウトドアで使えるものを
アウトドアで使える食器は、機能的に作られているものが多い。たとえば持ち手がついた金属製のシェラカップ。コップや食器として使える他、火にもかけられるので鍋にもなるし、スコップとして地面も掘れる。
ひとつで何役もこなせるものを厳選すること、モノを増やさないよう努めることが、すっきりと住まうコツだ。
ひとつで何役もこなせるものを厳選すること、モノを増やさないよう努めることが、すっきりと住まうコツだ。