築30年の部屋をリノベーション二人の趣味が響き合うオリジナルな空間
光と風に満ちる最上階の角部屋
飲食業を営むTさんと会社員の奥さま、そして2匹の愛猫・2羽のカナリアが暮らすのは、神楽坂の住宅街に建つ築30年ほどのマンション。部屋が最上階の角に位置するため、3面に開口部があり、光と風がたっぷりと入るのが特徴だ。「風通しがいいので、夏でも窓を開ければ心地よく過ごせます」(奥さま)。
Tさんがここに暮らすようになったのは7年前のこと。「入居を機に、大幅にリノベーションを行いました。和室をダイニングに変えてリビングとの間にあった壁を取り払い、さらにキッチンとダイニングの間の壁を一部抜いてカウンターを設けました。LDKがひとつながりの空間となったことで、開放感が生まれました。また使いづらかった廊下にウォークインクロゼットを設けて収納を確保しました」(Tさん)。
床や扉、家具などダークブランを基調とした落ち着いた空間に、海外生活の経験も豊富な奥さまが愛用する家具などが加わったことで、空間に彩りと華やかさが加わった。
Tさんがここに暮らすようになったのは7年前のこと。「入居を機に、大幅にリノベーションを行いました。和室をダイニングに変えてリビングとの間にあった壁を取り払い、さらにキッチンとダイニングの間の壁を一部抜いてカウンターを設けました。LDKがひとつながりの空間となったことで、開放感が生まれました。また使いづらかった廊下にウォークインクロゼットを設けて収納を確保しました」(Tさん)。
床や扉、家具などダークブランを基調とした落ち着いた空間に、海外生活の経験も豊富な奥さまが愛用する家具などが加わったことで、空間に彩りと華やかさが加わった。
ダイニングの一画にワークスペースを新設
家具類はアンティークショップや古道具店で見つけることが多いというTさん。ライティングビューローやバーカウンターなど、設置する壁面にぴったりのサイズのものを探すのが得意なのだそう。最近では、コロナの影響で在宅ワークが中心になった奥さまのために、ダイニングスペースの一画にワークスペースを新設。古道具屋で見つけたアンティークの棚をデスクとして使えるように調整した。「おかげで、家にいても快適に仕事ができるようになりました」(奥さま)。
去年は、夫妻で訪れた千葉県佐原の古道具屋で食器棚を購入。2つセットでダイニングに据えられている棚は、江戸時代のものだという。「二人とも器が好きなので、どんどん増えてしまって(笑)。ずっと食器棚を探していて、やっと見つけました」(Tさん)。
暮らしの楽しみが詰まった空間
ダイニングは、もともとは独立型だったキッチンの壁の一部を取り払い、ダイニング側にカウンターを設置してある。壁を抜いたことにより、キッチンで料理をしつつ、ダイニングやリビングの家族の気配を感じることができるようになった。
コロナ禍以前には友人を招いてお酒を楽しむことも多かったというTさん。そんなとき大活躍するのが、バーカウンターになるアンティークのキャビネットだ。観音開きの扉を開けると、内側にグラスやお酒を収納することができる本格的なもので、パーティをおおいに盛り上げてくれる。「これも古道具屋で見つけたものですが、もとは横浜のお屋敷で使われていたそうです」。
時間をかけて見つけた家具や蔵書、アートが彩る空間は、一言で「○○風」と表現できないオリジナルな空間。旅の思い出や日々の楽しみがぎゅっと詰まった住まいは、インテリアの楽しみを改めて教えてくれる。
コロナ禍以前には友人を招いてお酒を楽しむことも多かったというTさん。そんなとき大活躍するのが、バーカウンターになるアンティークのキャビネットだ。観音開きの扉を開けると、内側にグラスやお酒を収納することができる本格的なもので、パーティをおおいに盛り上げてくれる。「これも古道具屋で見つけたものですが、もとは横浜のお屋敷で使われていたそうです」。
時間をかけて見つけた家具や蔵書、アートが彩る空間は、一言で「○○風」と表現できないオリジナルな空間。旅の思い出や日々の楽しみがぎゅっと詰まった住まいは、インテリアの楽しみを改めて教えてくれる。