インテリアを楽しむ住まい作り大好きな作品に
いつも囲まれて暮らす
お気に入りの家具を厳選して
子どもの頃からインテリアが大好きだったという小林夕里子さん。現在はインテリアショップ『IDÉE』で、全国のイデーショップのディスプレイを監修するヴィジュアルマーチャンダイザーに就いている。そして家では、アート作品やオブジェを素敵に飾り、部屋にいる時間をゆっくりと楽しむ。
ここに越して約4年。駅に近い便利なエリアで、窓が大きい明るい住まいを探した。
「購入には勇気が要りましたが、必要がなくなったら売ればいいんだよ、とアドバイスをもらい踏ん切りました」
リノベーションの際、壁にたくさんアートを飾るため、壁に下地材を入れた。
「好きな作品を飾る際は、色や季節のもの、植物といったテーマを決めて場所を決めています。そして、お気に入りの場所からどんなふうに見えるかを大切にしています。たとえば、ダイニングチェアに座って見たときにちょうどよい高さになるようにキャビネットを特注し、その上にお気に入りのものを飾っています」。
家具やオブジェはゆっくりと時間をかけて選ぶようにしているそう。
「とりあえず、という気持ちで家具を買うと、家が家具で溢れてしまうので、これだ!というものに出会えるまで、少し不便でも我慢するようにしています。
壁にかける作品やオブジェも、飾る場所を考えてから買っています」
デスクスペースがテレワークで大活躍
築約35年の3DKのマンションを、1LDKにリノベーション。
リビングにはゆるやかに空間を分けるガラスのパーテーションを入れた。
「明るい光をデスクスペースまで届けたいのでガラスを使いました。空間を分けたのは、リビングに置いてある家具と、色の濃いデスクの雰囲気が違うので、分けて置きたいと思ったからです」
ここに越した当初はあまりデスクに座ることがなかったが、リモートワークが多くなり、大活躍のコーナーになったそう。
リビングにはゆるやかに空間を分けるガラスのパーテーションを入れた。
「明るい光をデスクスペースまで届けたいのでガラスを使いました。空間を分けたのは、リビングに置いてある家具と、色の濃いデスクの雰囲気が違うので、分けて置きたいと思ったからです」
ここに越した当初はあまりデスクに座ることがなかったが、リモートワークが多くなり、大活躍のコーナーになったそう。
寝室は優しい雰囲気に
「朝起きた時、床がフローリングだとひやっとするので、寝室はカーペットを敷きました」。
壁の色は落ち着いたペールグリーンに。
寝室は特に優しい雰囲気のお気に入りの作品を飾っている。
ペンダントライトはフェルト製のIDÉEのもの。「寝室に合う柔らかな光が気に入っています」。
壁の色は落ち着いたペールグリーンに。
寝室は特に優しい雰囲気のお気に入りの作品を飾っている。
ペンダントライトはフェルト製のIDÉEのもの。「寝室に合う柔らかな光が気に入っています」。
場所ごとに色を変えて楽しむ
『暮らしを愉しむお片づけ』(すばる舎)の著作がある小林夕里子さんは、お片付けのスペシャリストでもある。
「たくさんのアート作品やオブジェがあると掃除が大変ではないですか?とよく聞かれるのですが、一度すべてものをどかして掃除をして、ひとつづつ拭いて戻します。どれも愛着のあるものなのでその作業も楽しみのひとつです。お店でもやっていることなので大変とは思わないです」
浴室の壁と扉はグレーにし、棚板をDIYで取付けた。
「お店のディスプレイを変える際、壁を自分たちで塗り替えることが多いので、自宅も自分で塗りました。浴室のタイルは自分で貼ったのですが、タイルのDIYは初挑戦でした」