Renovation Report TOKOSIEも審査に参加
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2022 発表 !!
12月6日、東京大学伊藤謝恩ホールで「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2022」の授賞式が行われた。10周年を迎えるリノベーション・オブ・ザ・イヤー、TOKOSIEもリノベーション協議会に招かれ、選考会に参加させてもらった。リノベーション・オブ・ザ・イヤーは、リノベーション協議会の会員企業である施工会社が、自分たちの自信作をエントリーする形。それを読者が投票し、それを参考にノミネート作品が決まり、それを住宅メディアの編集長たちが審査する。賞は、総合グランプリと工事価格別の最優秀賞、そして特徴のある事例に特別賞が与えられる。ここでは、受賞作品をひと通り、代表画像で紹介する。詳細はリノベーション・オブ・ザ・イヤーの特設サイトでご覧いただきたい。
総合グランプリ
総二階だった家(平屋)
500万円未満部門 最優秀賞
inherit from TAISHO 古民家×アンティーク
1000万円未満部門 最優秀賞
5羽+1人で都心に住まう
1000万円以上部門 最優秀賞
Ring on the Green 風と光が抜ける緑に囲まれた家
無差別級部門 最優秀賞
駅前ロータリーを歩行者の手に取りもどせ「ざまにわ」
「TOKOSIE」の価値基準は、住む人がどこまで自分のスタイルの実現にこだわったかという点にあるが、この審査会では、それぞれのリノベーション事例の持つ社会的意義や住宅性能について深く議論された。空家の再利用、名建築の再生、地方のコミュニティ作りなどだ。
TOKOSIE的視点で、住む人のスタイルのこだわりが感じられる、デザインの完成度が高い事例も多くの賞を得た。1000万円以上部門、無差別級部門の最優秀賞に入った作品がそれにあたる。1000万円以上部門の最優秀賞は、実は、TOKOSIEで取材済みの事例だった。その他、TOKOSIE的な事例は、特別賞に多く入る結果となった。「コトなるカタチ」「世界を旅するネイリスト-海外の開放感と自然の光が広がる空間-」「Mid-Century House 消えゆく沖縄外人住宅の再生」などである。
今回のリノベーション・オブ・ザ・イヤー2022の受賞作品、このあと、TOKOSIEでも取材を行っていく。動画中心に順次公開していく予定である。
テキスタイル・リノベーション賞
テキスタイルの可能性
新築リノベーション賞
7°の非破壊リノベーション
スマートスパイス・リノベーション賞
暮らし方料理人
まちのクリエイティブ・リノベーション賞
納屋と団地、小さなまちの職住一体のカタチ
まちの余白リノベーション賞
間隙から生活と遊びの間
Life Share Space~noma~
3次元空間活用リノベーション賞
Summer Camp House
子供達の「自分で」を育てる家
「コト」のデザインリノベーション賞
コトなるカタチ
マーケティング・リノベーション賞
まちなかロッヂ
フェミニン・リノベーション賞
世界を旅するネイリスト
海外の開放感と自然の光が広がる空間
ローカルレガシー・リノベーション賞
Mid-Century House
消えゆく沖縄外人住宅の再生
ヘリテージ・リノベーション賞
津田山の家 浜口ミホの意匠を住み継ぐ
ヘリテージ・リノベーション賞
時空を旅する洋館
アップサイクル・リノベーション賞
風景のカケラ、再編集
PAAK STOCK
ローカルグッド・リノベーション賞
くるみ食堂
新しい夕張の未来をつくりたい
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2022特設サイト