自由に間取りを変えられる家子どもの成長に合わせ
ロフトを動かし個室を作る
子どもがのびのびと育つ空間
子どもたちがのびのびと暮らせる家を作りたいと、日当たりと風通しが抜群の、眺めの良いマンションを購入した築地さん一家。世田谷区から、美耶子さんの実家により近い江東区に引っ越した。
「兄が『リビタ』でリノベーションをしてカッコいい家を作っていたので、僕らもお願いするならリビタと決めていました」
なるべく広いリビングを確保するために、移動させることができる箱型ロフトを作った。
「68㎡と、家族4人で暮らすにはけして広くない大きさなので、子どもが小さいうちはワンルームのように使いたいと考えました。今は箱型ロフトを間仕切りにしていますが、移動させて独立した空間を作ることもできます。娘二人なので、もしかすると個室は必要ないかもしれませんし、成長した娘たちの意見を聞いてみなければ、どんな間取りが最適なのかわかりません(笑)」
臨機応変に間取りを変えられる箱型ロフトがきっと役に立つはずだ。
家族が集まるダイニングテーブル
シンクを一体化させた大きなダイニングテーブルに、ゆったりとくつろげるソファを置いて、広々としたリビングを作った。将来的に箱型ロフトをベランダ側に動かしても、明るいリビングが確保できる。
「前の家でも使っていたお気に入りの『GORGE’S FURNITURE』のソファを、ダイニングのチェアにしました」
キッチンの壁面は、「武骨な感じにしたい」と、古いレンガのようなテクスチャーのブリックタイルを貼った。
天井と壁はセルフペイント
壁と天井、箱型ロフトの黒板塗料、ダイニングテーブルの下など、かなりの面積を家族総出でセルフペイントしたそうだ。手作業ならではの刷毛ムラが、部屋に奥行き感と暖かい印象を残している。
塗料は『ポーターズペイント』をチョイス。
「『ポーターズペイント』の社長さんのお宅に伺って、実際に色を見せていただいて決めました」
リノベーションの竣工年が2013年。当時3歳だった那由ちゃんは1年生に。最近になってベッドの配置を変え、ひとりで寝る練習を始めたのだそう。
子どもの成長に合わせてフレキシブルに間取りを変えられる築地家。これからどんなふうに変わっていくのか、とても楽しみだ。