北欧の照明デンマーク発、
&traditionのランプ
伝統と革新の融合という理念のもと、2010年にデンマークで設立された&tradition(アンド・トラディション)の照明を特集。アルネ・ヤコブセンやヴァーナー・パントンをはじめとするデンマークの巨匠、スペース コペンハーゲンやソフィー・リファーなど気鋭デザイナーなど、1930年頃から現代までの、国際的に知名度の高いデザイナーによる照明をリコメンド。
&traditionは最新の産業プロセスだけでなく、長年に渡って進化した技術を維持するものでも創造し得るものに美しさを見出し、伝統と革命から生まれた時代を超越する美しさと品質を追求している。
UTZON
デンマークの建築家、ヨーン・ウッツォンが1947年にデザインしたペンダント。造船技師の息子として生まれ育ったウッツォンは、生涯にわたって船やボートへの憧れを持ち続けたという。そうした子供時代からの思いが込められたウッツォンペンダントは、船の滑らかな曲線と光源を巧みに組み合わせたフォルムがこの上なく美しい。また、白い塗装や磨かれた金属は、波やオーロラを彷彿させる。誕生から70年以上経ったいまでも色褪せないモダンな照明は、現代の空間にも心地よくフィットする。
ヨーン・ウッツォンは、コペンハーゲンのロイヤル・アカデミィー・オブ・アーツを卒業後、アルバヴァ・アアルトと協働。2003年にはプリッカー賞を受賞。代表作はシドニーのオペラハウス。
ヨーン・ウッツォンは、コペンハーゲンのロイヤル・アカデミィー・オブ・アーツを卒業後、アルバヴァ・アアルトと協働。2003年にはプリッカー賞を受賞。代表作はシドニーのオペラハウス。
BELLEVUE LAMP
アルネ・ヤコブセンが初めてデザインしたベルビューランプが&Traditionより復刻。1929年、ヤコブセンが若干27歳で個人事務所を設立した際に、バウハウス期の現代主義デザインに影響を受けてデザインされた最初期のプロダクトのひとつ。照明器具としては最初の作品で、45°にカットされたシェードは、以降の幾つかの照明の特徴になっている。テーブルランプは、ヤコブセンが設計した初期の住宅、コペンハーゲン北部ベルビューに建てられたローテンボー邸で採用されている。
デンマークデザインの巨匠アルネ・ヤコブセンは、「美しいものを作るのではなく、必要とされているものを作る」という自身の言葉通り、生み出すプロダクト全ては計算し尽くされており、それらが半世紀以上経った今でもデンマークのみならず世界中で高い評価を得ている。
デンマークデザインの巨匠アルネ・ヤコブセンは、「美しいものを作るのではなく、必要とされているものを作る」という自身の言葉通り、生み出すプロダクト全ては計算し尽くされており、それらが半世紀以上経った今でもデンマークのみならず世界中で高い評価を得ている。
FLOWERPOT
ヴァーナー・パントンによるミッドセンチュリーの代名詞とも言える名作、フラワーポットランプは、向かい合った大小2つの半球で構成されるシェードから溢れる光と斬新で大胆なフォルムが印象的な照明。1960年代後半、ベトナム反戦を訴えた「フラワーパワー運動(武器ではなく花を)」にちなんで名付けられ、当時の時代的アイコンとなり世界中に広がった。独特の色彩や光を巧みに操るパントンが、サイケデリック全盛のヒッピーカルチャーに影響を受けて誕生したもの。
ヴァーナー・パントンは、コペンハーゲンの王立美術アカデミーを卒業後、アルネ・ヤコブセンの建設事務所を経て、1955年に29歳で自身の建築デザイン事務所を設立。1960年にミッドセンチュリーデザインの名作、世界初のプラスチック一体成型のパントンチェアを発表。
ヴァーナー・パントンは、コペンハーゲンの王立美術アカデミーを卒業後、アルネ・ヤコブセンの建設事務所を経て、1955年に29歳で自身の建築デザイン事務所を設立。1960年にミッドセンチュリーデザインの名作、世界初のプラスチック一体成型のパントンチェアを発表。
COPENHAGEN PENDANT
インダストリアルなディティールに惹かれるミニマムな照明、コペンハーゲンペンダントをリコメンド。デザインユニット、スペースコペンハーゲンによるペンダントランプは、簡素で工業的なフォルムでありながら優美さを漂わせる洗練されたデザインで、クラシックとモダンの絶妙なバランスが秀逸。マットなブラックとホワイト、オパールグラスの3色、直径20cm、35cm、60cmの3サイズと豊富に展開しているので、広いリビングやキッチンカウンターなど、さまざまなシーンで楽しめる。
スペース コペンハーゲンは、シーネ・ビンスリウ・ヘンリクセンとピーター・ブンゴー・ルッツォーにより2005年に設立されたデザインスタジオ。家具デザインのほか、コペンハーゲンのレストランNOMAのインテリアなど、レストランやホテルの内装も手掛けている。2018年にはヤコブセンの名作SASロイヤルホテルの改修を担当し話題に。
スペース コペンハーゲンは、シーネ・ビンスリウ・ヘンリクセンとピーター・ブンゴー・ルッツォーにより2005年に設立されたデザインスタジオ。家具デザインのほか、コペンハーゲンのレストランNOMAのインテリアなど、レストランやホテルの内装も手掛けている。2018年にはヤコブセンの名作SASロイヤルホテルの改修を担当し話題に。
MEGABULB PENDANT
オブジェのように美しいガラスシェードの照明、メガバルブペンダントは、電球とソケットをガラスで包みこんだユニークなデザイン。吹きガラスの技法で職人により、ひとつひとつ丁寧に制作されたガラスシェードは、手仕事ならではのムラや柔らかな曲線から詩情ある光を醸し出す。クリアは、電球とガラスシェードの曲線の輪郭がより印象的に。ゴールドは温もりのある、より柔らかな光を灯してくれる。また、消灯時もガラスの煌めきが美しい。
デンマーク出身のデザイナー、ソフィー・リファーは、2005年に照明デザイン会社REFER+STEERを設立。光に対する新しいアプローチを追及したいという情熱をもって豪胆さの中に北欧らしいシンプルさを感じさせるデザインを生み出している。
デンマーク出身のデザイナー、ソフィー・リファーは、2005年に照明デザイン会社REFER+STEERを設立。光に対する新しいアプローチを追及したいという情熱をもって豪胆さの中に北欧らしいシンプルさを感じさせるデザインを生み出している。
ロイヤルファニチャーコレクション
03-3593-3801
東京都港区西新橋1-21-4 若松ビル1・2F
商品価格は、消費税別の本体価格です。