EVOLOVE ProjectUXD KURASHI LAB.×TOKOSIE
ティータイムに合う豆皿
「EVOLOVE=進化する愛」をテーマに、コラボで新しい暮らしのスタイルを提案するシリーズ。今回は、暮らしの情報発信をするメディア UXD KURASHI LAB.との連携企画、豆皿をティータイムに取り入れるチャレンジです。TOKOSIEでは、国内外から美しい豆皿を厳選。釉薬の美しい作家もの、メタルのかっこいい豆皿、海外のデザインスタジオと日本の陶磁器ブランドのコラボもの、古伊万里のユニークな色絵豆皿、アスティエ・ド・ヴィラットのキャットディッシュなど、おしゃれな豆皿をピックアップしました。和菓子や洋菓子、フルーツとの相性やコーディネイトのコツも併せて紹介します。
BIG-GAMEが手掛けた
有田焼の豆皿
スイスを拠点に活動するデザインスタジオ「BIG-GAME」と陶磁器ブランド「2016/」の協働により生まれた有田焼のソーサーを豆皿としてリコメンド。釉薬に鉄粉を混ぜた斑点模様のホワイトスプリンクルとブラックマットの2色展開。同シリーズでコーヒーカップやケトルも展開している。カップ&ソーサーとして使ったり、お菓子を乗せたり、砂糖入れにしたりと、さまざまなアレンジでおしゃれなティータイムを楽しめる。また、耐火度の高い土を使用しているため、直火やオーブン、レンジでの使用も可能。
色合いが美しい
波佐見焼の豆皿
素朴な土のあたたかみと、釉薬の落ち着いた色合いが美しい波佐見焼のシンプルな豆皿。天草半島で採掘された砂岩土でつくられた豆皿は、陶器のような素朴で有機的な肌触りとマットな質感が特徴。砂岩土に含まれた鉄分などの成分が釉薬に作用し、味わい深い表情に。
ミルクのようにピュアなホワイト、趣のある上品なベージュ、波佐見焼ならではの優しいピンク、存在感のあるマットなブラックの4色展開。同色で揃えればシックな雰囲気。色違いで並べると華やかで楽しい雰囲気に。簡単な焼き菓子を添えるだけで、おしゃれなティータイムが完成!
ニュートラルなグレーの豆皿
器の縁に工夫を凝らし、和食器と洋食器のテイストを併せ持つRIMシリーズの豆皿。今回は清潔感のあるホワイトとアースグレーの2色をリコメンド。ホワイトは、青みがかった透けるような白さが特徴の波佐見焼の白磁。アースグレーは、鉄粉入陶土でつくられた独特の土味が特徴。どちらもピュアで媚びない雰囲気が魅力だ。RIMシリーズは、プレートのほかにボウルやティーカップも展開しており、サイズも豊富。
メタルの豆皿
一味違うティータイムを過ごしたいときには、メタルの豆皿を取り入れてみて。今回は、インドで制作されたfog linen workのメタルプレートをリコメンド。
経年変化も楽しめる真鍮はノスタルジックな雰囲気が魅力。手作業でつくられているため、打ち目が少し見えているのも味わい深い。シルバープレイテッドプレートは、真鍮の表面にシルバーメッキ加工を施したもの。落ち着いたツヤ感で、経年で風合いが増し、アンティークのような雰囲気に。ブラックのメタルプレートは、クールな佇まいが魅力。かっこいいティータイムが演出できるので、無骨な雰囲気を好む方におすすめ。
ブルーのニュアンスが美しい
呉須の豆皿
ぬくもりを感じる陶芸作品で、優雅なティータイムを過ごしてみてはいかが?益子の陶芸家、阿久津雅土さんの器は、シンプルで力強いフォルムとニュアンスのある釉薬が特徴。呉須の釉薬は、ホワイトの地に水彩のように滲む、ブルーのグラデーションが美しい落ち着いた雰囲気で、料理や菓子を上品に引き立てくれる。手づくりのため釉薬の表情がひとつひとつ異なるのも陶芸の魅力。
IDÉEが手掛けた
益子焼の器とウッドのプレート
益子焼の新しいスタンダードとして生まれたBOTE & SUTTOは、プロダクトデザイナー深澤直人氏と益子焼窯元の協同により生まれた陶器ブランド。ブランド名は器の輪郭に由来しており、その名の通り“ボテっとしたものとスッとしたもの”の器がラインナップ。ベーシックなフォルムと艷やかな黒の釉薬が特徴で、和菓子にも洋菓子にも合うシンプルなデザインが魅力。
ウッドのプレートは、IDÉEとプロダクトデザイナー松田優氏の協同で、制作は群馬県の木工工房が担当。小ワザの効いたディティールは、アンティークのプレートからインスピレーションを得てデザインされたもの。キャンディやチョコレートなど個包装のお菓子を置いておくのにぴったり。
遊び心のある色絵豆皿
波佐見焼の陶磁器ブランドBARBARが手掛ける個性的な豆皿をご紹介。江戸時代に西洋の人々を魅了した古伊万里の色絵磁器の色合いと様式をベースに、現代のペットと伝統的な文様を組み合わせたデザインで、ピグミーヘッジホッグ・パグ・ウーパールーパー・コンゴウインコ・エキゾチックショートヘアなど、チャーミングな色絵がラインナップ。それぞれ、伝統柄や縁起のいい図案や文様をもとにデザインされている。和菓子はもちろんのこと、洋菓子を合わせれば和洋折衷のおしゃれな雰囲気に。
伝統的な文様の豆皿
いろはシリーズの豆皿は、江戸時代に庶民が普段使いにしていた磁器食器「くらわんか碗」の文様をあしらった素朴なデザインで、グレーがかった白磁に簡略化した呉須の模様が特徴。藍駒は藍色の縞模様が描かれたシンプルなデザイン。手書きで引かれた線は一本一本に濃淡や強弱があり、やや厚めの形はあたたかみのある仕上がり。おはぎや大福など和菓子はもちろん、フルーツやケーキにも好相性。同シリーズの大鉢も揃えておくと便利。
手作業から生まれる
絵柄のカスレやにじみが魅力
松永武氏と高井知絵氏による型染めユニット「kata kata」と「倉敷意匠」の協働でつくられた印判手の豆皿。グラフィカルなたんぽぽ・ぶらさがりのコウモリ・チャーミングなふくろう・オオカミの群れなど、愛らしいモチーフがラインナップ。また、銅版転写による印判手の皿は、手作業から生まれる絵柄のカスレやにじみも魅力のひとつ。
つい飾っておきたくなるようなチャーミングな豆皿は、テーブルにひとつあるだけでティータイムをほっこりとあたたかな気分にしてくれる。
おめでたい豆皿
縁起のいい魚として知られる鯛を模した波佐見の豆皿。江戸時代からおめでたい時の引菓子として贈られる伝統菓子「金花糖」をモチーフにしたユニークなデザイン。ぷっくりと愛らしい鯛のカタチに惹かれます。普段のティータイムには白い鯛の豆皿を。祝い事など特別な日には赤い鯛の豆皿で華やかなテーブルを演出してみては!
和菓子に合う額縁豆皿
お団子やおはぎ、大福などの和菓子にぴったりな豆皿をご紹介。丸みを帯びた四角形の額縁小皿や、角が取れた長方形の長角木甲小皿、菊の花をモチーフにした菊割小皿、モダンな正六角形の六角小皿、花びらの形が特徴的な桔梗小皿など、形に一捻りあるデザインがおすすめ。マットな質感ながらも光沢がある黒鉄砂の釉薬仕上げは、あんこものを上品に引き立てくれる。1616年から1650年代に焼かれた有田焼「初期伊万里」を再現した古白磁は、素朴で趣のある雰囲気が魅力。
アスティエ・ド・ヴィラットの
キャットディッシュ
猫の顔をそのままカタチにしたアスティエ・ド・ヴィラットのキャットディッシュ。愛嬌たっぷりのチャーミングな表情に惹かれます。さらに、耳や目、口元といったディティールを立体的に仕上げている点も見逃せないポイント。猫好きにはたまらない逸品だ。
チョコレートやドライフルーツなどをさり気なく置いてもよし、そのままオブジェとしてテーブルに置いてもよし、ひとつあるだけでティータイムが一気に盛り上がること間違いなし。
IDÉE SHOP Roppongi 03-5413-3455
オルネ ド フォイユ order@orne.co.jp
Kata kata
KIHARA 0955-43-2325
KINTO 0120-34-7830
2016/ 0955-42-2016
fog linen work 03-5432-5610
マルヒロ 0955-42-2777
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