団地リノベーション定額パッケージのリノベプランで
理想の空間を作る
団地の物件探しは時間をかけて
「団地は壁式構造なので、マンションのように梁がなく、壁と天井がスッキリと真四角に収まっているのが好きなんです」
念願の団地リノベーションを果たし、4歳の新くんと家族3人で暮らしている。
ただ、物件探しには時間がかかったそう。
「ここは里山をモデルにした公園が近くにあって自然が豊かですし、団地の配置の仕方に工夫があります。管理もしっかりしていて、37年前に建てられた耐震建築です。横浜市内なのも魅力でした。場所はここだと決めて、空きが出るまでジリジリと待ちました」
そしてリノベーションは、『toolbox』が手掛ける、リノベーションの費用を住戸面積で決める定額制パッケージリノベーション『ASSY(アシー)』にお願いした。
「以前から『toolbox』のサイトはちょくちょく覗いていて、リノベするなら『ASSY』でやりたいと考えてました。定額リノベは費用の面で安心感がありましたし、『ASSY』のリノベで使うラワンやオークの素材感が、僕らが持っているアンティークの家具にもよく似合うと思いました」
キッチンにはオプションで古窯タイルを
寝室とウォークインクローゼットはサイザル麻のカーペットに。
キッチンにはオプションで、ダークブルーの古窯タイルをはった。
「どこかに自分の家らしさを出したいと考えていたので、タイルをはることにしました。どの色にするか、どの部分にはるか、ずいぶん悩みました。結果的に洗面所にもタイルをはることにしたのですが、キッチンと洗面所に連続性を出すことができて良かったです」
アンティーク家具が似合う落ち着いた空間に
「設計の打ち合わせは3回することができます。3回は少なく感じましたが、限られた回数で決めるという制約が、却って背中を押してくれたことが多かったので良かったと思います」
間取りを決める際、悩んだのが寝室と子ども部屋、それとウォークインクローゼットの配置だったそう。
「最終的に決めた案は、リビングから見るとウォークインクローゼットの奥行き感が感じられ、気に入っています」
木のカーテンレールやトグルスイッチプレートなど、住まいに必要な細かな部分も『ASSY』には標準装備されている。
「個人的にダクトレールはあまり好きではないので、あらかじめ家具を置く位置を考えて、ペンダントライトを下げる場所を決めてから、電気設備の施工をしていただきました」
そして最後に決めたのが、リビングとキッチンに面した壁の一角にラワン材をはり、ラワン材のボックスがあるような演出をしたこと。
「この壁を箱のようにしたらどうですか?と提案いただきました。リビングに木の壁があることで落ち着きが出ましたし、アンティークの家具や、DIYした棚との相性もとても良かったです」