コストをかけないリノベ絶妙なさじ加減で
自分らしさを実現
寝室の壁に小窓を作って光を取り込む
自分らしい空間を作りたい人のための最重要ショップとなっている『toolbox』。小尾絵里奈さんは、その『toolbox』の企画営業を担当している。
「この家は、いかにお金をかけずに自分の好きな空間を作ることができるか、という練習の気持ちでリノベーションしました。そして、リノベーションの材料は『toolbox』の材料を積極的に使っています」
「この家は、いかにお金をかけずに自分の好きな空間を作ることができるか、という練習の気持ちでリノベーションしました。そして、リノベーションの材料は『toolbox』の材料を積極的に使っています」
コストを抑えるため、玄関周りやキッチン、スイッチ類などは、あるものをそのまま生かしているそう。
「この家の以前のオーナーが内装関係の方だったそうで、センスよくリフォームされていた部分はなるべく生かしました」
小尾さんらしいリノベーションは、まず寝室とリビングとの間に田の字の窓を開けたこと。
そして、書斎を作り直し、ドアをガラスの引き戸にした。
壁は薄いグレーに友人たちの力を借りてペイント。
床は『toolbox』の黒木フローリングに。
「杉材のフローリングは、全体が黒ずんでいたり黒っぽいムラがあるものは“黒木”と呼ばれ、製品にする際にはじかれていました。その“黒木”をあえて使ったのが『toolbox』の黒木フローリングです。表情のある独特の味わいが気に入っています」
25mのプールつき集合住宅!
なんとこのマンション、共同で使える25mのプールがある。
そんな貴重なプール付きの物件は『R不動産』のサイトで見つけたのだそう。
「実は内見しないで契約してしまいました。夏はお子さん連れのお客様に人気です(笑)。プールサイドで住民のガーデンパーティも開かれます。築48年のマンションですが、管理がとても行き届いていているので住心地がとてもよいです」
そんな貴重なプール付きの物件は『R不動産』のサイトで見つけたのだそう。
「実は内見しないで契約してしまいました。夏はお子さん連れのお客様に人気です(笑)。プールサイドで住民のガーデンパーティも開かれます。築48年のマンションですが、管理がとても行き届いていているので住心地がとてもよいです」
そのプールは寝室の窓から見ることができる。
「この家でいちばん明るい部屋が寝室です。なぜここを寝室に?と驚かれることが多いのですが、仕事の時間が不規則な夫も明るい部屋でグッスリ眠れるタイプなので気になりません(笑)」
冷蔵庫のためにキッチンをカット
今回、使えるものはなるべく生かす方向でリノベーションした小尾さん。キッチンは前のオーナーがリフォームしたものを引き継いだそう。
「換気扇とコンロを換え、食洗機は壊れていたので撤去して、そのスペースにワゴンを入れて使っています。冷蔵庫が入らなかったので、キッチンの幅を狭くして納めました」
「換気扇とコンロを換え、食洗機は壊れていたので撤去して、そのスペースにワゴンを入れて使っています。冷蔵庫が入らなかったので、キッチンの幅を狭くして納めました」
実は、この宮前区の集合住宅をリノベして1年ほどしか経っていないが、来春には鎌倉の戸建てに引っ越すことが決まっているそう。
「いつかは自然が豊かな所に住みたいと考えてはいたのですが、たまたま見ていたネットで鎌倉の物件を見つけました。売却を急いでいる格安物件だったこともあり、突然の購入の決断となりました」
なるべく経費をかけないリノベーションがテーマだったこの部屋の次なる戸建て物件の目標は、“住みながらのリノベ”だそう。
「戸建てなら、住みながらゆっくりリノベーションを楽しめるかなと考えています」