子どもの成長を見据えたリノベーション 古家具が自然と融和する
シンプルモダンな空間
家族が増えリノベーションを決意
住み始めてから2ヶ月という中山家は、夫婦と3歳と4歳の息子との4人暮らし。およそ88㎡ある築51年の中古マンションを購入し、初めてのフルリノベーションを行った。「ToKoSieで、みなさんが理想の家を作っているのを見て、自分たちも好きな間取りで住みたいと思っていました。そんな中、家族が増えて、住んでいた賃貸マンションが手狭になったので、一昨年から物件を探していたんです」と話すのは、夫の中山敬介さん。
「築年数が50年以上でしたが、外観も綺麗だし、もともと近くに住んでいたので土地勘もありました。引っ越しても、今の保育園に通える距離だったことも決め手のひとつです。リノベーションするつもりで探していたので、あまり手が加えられていない点にも惹かれました」。
部屋は高台に建つマンションの5階で、南北にある窓から抜ける風が心地いい。景色もよく、天気が良ければスカイツリーを見ることもできる。
「築年数が50年以上でしたが、外観も綺麗だし、もともと近くに住んでいたので土地勘もありました。引っ越しても、今の保育園に通える距離だったことも決め手のひとつです。リノベーションするつもりで探していたので、あまり手が加えられていない点にも惹かれました」。
部屋は高台に建つマンションの5階で、南北にある窓から抜ける風が心地いい。景色もよく、天気が良ければスカイツリーを見ることもできる。
古家具が合うモダンシンプルな空間
白ベースの壁にアクセントとしてモルタルを見せるなど、シンプルで落ち着いたモダンスタイルの中山邸。シンプルな空間にした理由には、奥さまの趣味で集めた古道具や古家具コレクションも関係している。
「前の家から使っている古家具を自然と置ける家にしたかったんです。純和風とは違う大正・昭和の雰囲気とモダンさをミックスできる空間が理想だったので、なるべくシンプルな空間を目指しました」と奥さま。
施工を担当したのはツバメクリエイツ株式会社の代表取締役を務める村上貴之さん。「リノベが初めてだったので、自由気ままに聞ける人が良いなと思い、以前仕事で縁があった村上さんにお願いしました。わがまま言いたい放題で聞いてもらいましたね」と敬介さん。
村上さんは収納スペースに関して、じっくり話し合ったと振り返る。当初は、キッチンと寝室の間にある壁に、キッチンから延びるウォークインタイプのパントリーを設ける予定だったという。「梁の関係で、キッチンから寝室に向かってパントリーを設けたら広いスペースを取れませんでした。そこで、キッチンと寝室それぞれに部屋に沿って収納スペースを作ることをご提案しました」(村上さん)。結果、スペースが増え、求めていたシンプルな空間つくりに役立っている。
「図面を見ながら何度も話しても、自分が思っているようにできているのか想像しにくいんです。単純にウォークインの方が収納スペースを取れるイメージがあったのですが、村上さんから“これだと人が入れないですよ”など具体的にアドバイスをいただきました。プロから聞かないと分からないことが多かったです」(敬介さん)。
「前の家から使っている古家具を自然と置ける家にしたかったんです。純和風とは違う大正・昭和の雰囲気とモダンさをミックスできる空間が理想だったので、なるべくシンプルな空間を目指しました」と奥さま。
施工を担当したのはツバメクリエイツ株式会社の代表取締役を務める村上貴之さん。「リノベが初めてだったので、自由気ままに聞ける人が良いなと思い、以前仕事で縁があった村上さんにお願いしました。わがまま言いたい放題で聞いてもらいましたね」と敬介さん。
村上さんは収納スペースに関して、じっくり話し合ったと振り返る。当初は、キッチンと寝室の間にある壁に、キッチンから延びるウォークインタイプのパントリーを設ける予定だったという。「梁の関係で、キッチンから寝室に向かってパントリーを設けたら広いスペースを取れませんでした。そこで、キッチンと寝室それぞれに部屋に沿って収納スペースを作ることをご提案しました」(村上さん)。結果、スペースが増え、求めていたシンプルな空間つくりに役立っている。
「図面を見ながら何度も話しても、自分が思っているようにできているのか想像しにくいんです。単純にウォークインの方が収納スペースを取れるイメージがあったのですが、村上さんから“これだと人が入れないですよ”など具体的にアドバイスをいただきました。プロから聞かないと分からないことが多かったです」(敬介さん)。
子どもたちと暮らす“今”と“これから”を見据えて
リノベーション内容のほとんどは夫婦二人で決めていたが、キッチンにこだわりを持ったのは奥さまだった。
「柱の仕上がりを見て、アクセントにキッチンにもモルタルを入れたいと提案したんです。そこで村上さんにオーダーメイドできるインパクト社を紹介してもらって実現しました」(奥さま)。
以前の住まいでの作業スペースが狭かった問題も解決。
「子どもが料理を手伝ったりとか、一緒にできるスペースが欲しかったんです。パンを捏ねたり、クッキーを焼いたり。2人とも男の子なんですけど料理できる方が良いなと思っています」と笑顔で話す奥さま。
子どもたちが遊ぶスペースや、大人数でも対応できる玄関を設けたりと、家族が増えたことで変化したライフスタイルに応じたリノベーションをした中山邸。家族の“今”と“これから”を繋げる空間が広がっている。
「柱の仕上がりを見て、アクセントにキッチンにもモルタルを入れたいと提案したんです。そこで村上さんにオーダーメイドできるインパクト社を紹介してもらって実現しました」(奥さま)。
以前の住まいでの作業スペースが狭かった問題も解決。
「子どもが料理を手伝ったりとか、一緒にできるスペースが欲しかったんです。パンを捏ねたり、クッキーを焼いたり。2人とも男の子なんですけど料理できる方が良いなと思っています」と笑顔で話す奥さま。
子どもたちが遊ぶスペースや、大人数でも対応できる玄関を設けたりと、家族が増えたことで変化したライフスタイルに応じたリノベーションをした中山邸。家族の“今”と“これから”を繋げる空間が広がっている。