53㎡に家族4人と猫3匹で暮らす ロフトベッドと壁付けキッチンで
空間効率を最大化
6案の間取りを切り貼りして、理想のデザインが完成。
53平米ある築47年のマンション物件を購入し、フルリノベーションをした新田家。ご夫婦と2人の娘、愛猫3匹で2年前からここに暮らしている。
「賃貸で家賃を払い続けるなら買っちゃったほうがいいよね、と前から夫婦で話していました。数年前に旦那が体調を崩したことをきっかけに、夫がより購入を強く考えるようになり、娘が小学校にあがるタイミングで買いました」と話すのは、妻の香奈さん。
それからリノベーション会社の行っている無料セミナーに何社か参加をした。その中から新田夫婦が選んだのが「ゼロリノベ」だ。
「私の知りたかったことを聞く前からセミナーで話してくれたのが決め手でした。今どんな家にするかだけではなく、子供が成長したとき、巣立った後とライフステージに合わせた家づくりを提案してくれました」と香奈さん。
内装デザインの打ち合わせでは、香奈さんが集めた家のイメージ画像をもとにデザイナーが6案の間取りを提案。その複数のプランから要素を足し引きして現在のデザインにまで落とし込んだ。
「狭い面積を有効活用できるプランをたくさん取り入れました。たとえば下段がウォークインクローゼットになっているロフトベッドもその一つです。我が家は私を入れて女子が3人もいるので、これから服や小物がどんどん増えていくだろうなと思って、服の収納スペースはしっかり確保しました」と続けた。
「賃貸で家賃を払い続けるなら買っちゃったほうがいいよね、と前から夫婦で話していました。数年前に旦那が体調を崩したことをきっかけに、夫がより購入を強く考えるようになり、娘が小学校にあがるタイミングで買いました」と話すのは、妻の香奈さん。
それからリノベーション会社の行っている無料セミナーに何社か参加をした。その中から新田夫婦が選んだのが「ゼロリノベ」だ。
「私の知りたかったことを聞く前からセミナーで話してくれたのが決め手でした。今どんな家にするかだけではなく、子供が成長したとき、巣立った後とライフステージに合わせた家づくりを提案してくれました」と香奈さん。
内装デザインの打ち合わせでは、香奈さんが集めた家のイメージ画像をもとにデザイナーが6案の間取りを提案。その複数のプランから要素を足し引きして現在のデザインにまで落とし込んだ。
「狭い面積を有効活用できるプランをたくさん取り入れました。たとえば下段がウォークインクローゼットになっているロフトベッドもその一つです。我が家は私を入れて女子が3人もいるので、これから服や小物がどんどん増えていくだろうなと思って、服の収納スペースはしっかり確保しました」と続けた。
四角い箱のついた穴がたくさん。2つの役割とは?
黒板塗装が塗られたロフトベッドの壁一面に、のびのびと絵を描く子供たちの姿が印象的な新田家。黒板塗料はブラックボードペイントとも呼ばれ、塗るだけで黒板同様の質感になるためチョークで文字やイラストを書くことができる。
「大きな黒板が家にあったら楽しいだろうなと思って塗りました。あとは思いっきりお絵かきをさせてあげることで、ほかの壁への落書きを防ぐ効果も期待していたかな」と香奈さん。
またロフトの壁にはボックス型の四角い穴が複数あけられている。
「これはベッドの空気穴という役割と、3匹いる猫たちのキャットタワー代わりです。家猫が運動不足にならないためには、ジャンプが一番いいと聞いたので、箱穴から箱穴へジャンプできる構造にしてもらいました。子供たちも穴からよじ登ってベッドへ入ったりと、アスレチックのように楽しんでいるみたいです」と続けた。
「大きな黒板が家にあったら楽しいだろうなと思って塗りました。あとは思いっきりお絵かきをさせてあげることで、ほかの壁への落書きを防ぐ効果も期待していたかな」と香奈さん。
またロフトの壁にはボックス型の四角い穴が複数あけられている。
「これはベッドの空気穴という役割と、3匹いる猫たちのキャットタワー代わりです。家猫が運動不足にならないためには、ジャンプが一番いいと聞いたので、箱穴から箱穴へジャンプできる構造にしてもらいました。子供たちも穴からよじ登ってベッドへ入ったりと、アスレチックのように楽しんでいるみたいです」と続けた。
壁付けキッチンで空間効率をアップ
箱形のロフトベッドのほかにも、新田家は空間を有効活用するアイディアを多く取り入れている。たとえば壁に沿ってL字型に造作されたキッチン。リノベ物件に多いアイランド型はバックカウンターがある分、キッチンの占有面積が多くなる。一方で壁付けキッチンは壁をうまく活用することで狭い面積でも収納力のあるキッチンを実現できるのだ。総面積53㎡に家族4人で暮らしながらも、ゆとりのあるダイニングを確保できたのは空間効率のよい壁付けキッチンを選択したことが大きい。
「まとめておかずを作り置きするときに、広々と使えるキッチンにしました。料理をしながら作業台にお皿やタッパーをたくさん並べられて、調理器具や調味料にパッと手が届きやすい収納にしてもらいました」と香奈さん。
またキッチンは引き出し収納ではなく、扉のない箱に板を渡したシンプルな作りになっている。
「扉がないと通気性がいいし、自分で好きな収納ケースを組み合わせて入れられるので便利です。収納したいものに合わせ棚を増やしたり減らしたりできるので、自由度の高い収納棚になりました」と続けた。
最後に、将来について聞いてみた。
「子供が巣立ったあとはロフトベッドを全て取り払って大きな1ルームにするか、夫婦それぞれの個室を作るのもいいなと思っています。ライフステージに合わせて手を加えながら、長く住み続けていきたいです」と、笑顔で締めくくってくれた。
「まとめておかずを作り置きするときに、広々と使えるキッチンにしました。料理をしながら作業台にお皿やタッパーをたくさん並べられて、調理器具や調味料にパッと手が届きやすい収納にしてもらいました」と香奈さん。
またキッチンは引き出し収納ではなく、扉のない箱に板を渡したシンプルな作りになっている。
「扉がないと通気性がいいし、自分で好きな収納ケースを組み合わせて入れられるので便利です。収納したいものに合わせ棚を増やしたり減らしたりできるので、自由度の高い収納棚になりました」と続けた。
最後に、将来について聞いてみた。
「子供が巣立ったあとはロフトベッドを全て取り払って大きな1ルームにするか、夫婦それぞれの個室を作るのもいいなと思っています。ライフステージに合わせて手を加えながら、長く住み続けていきたいです」と、笑顔で締めくくってくれた。