夫婦2人と愛犬で暮らす60㎡未満リノベつくりこみすぎず、
家具で魅せるシンプルライフ
千葉から都内へシフトチェンジ。物件探しのポイントは?
結婚2年目を迎える神園家は夫婦の2人暮らし。1年半前に約57㎡ある築11年の中古マンションを購入し、フルリノベーションをした。
「もともと2人ともこだわりが強くて、ファッションやインテリアの好みもはっきりしてる方だと思います。家を買おうと決めたときに、既製品みたいな新築より自分たちのこだわりを反映させた家に住みたいよねという話になって、リノベーションを選択しました」と話すのは、妻の美咲さん。
「最初は千葉のほうで80㎡くらいの物件を探していましたが、途中から都内にシフトチェンジをしました。そうなると同じ予算内で同じ広さは難しいので、当初の予定よりもコンパクトな60㎡前後の物件も視野に入れて探し始めました。それに加えて重視したのは、眺望の良さとリノベーションしやすい間取りかどうかです」と、夫の洋平さんが続けた。
そして最終的に2人が選んだのは、海沿いにある高層マンションの上層階だ。当初の予定よりも総面積が小さくなった分、空間効率のよい空間づくりを心がけてリノベーションは進んでいった。
「もともと2人ともこだわりが強くて、ファッションやインテリアの好みもはっきりしてる方だと思います。家を買おうと決めたときに、既製品みたいな新築より自分たちのこだわりを反映させた家に住みたいよねという話になって、リノベーションを選択しました」と話すのは、妻の美咲さん。
「最初は千葉のほうで80㎡くらいの物件を探していましたが、途中から都内にシフトチェンジをしました。そうなると同じ予算内で同じ広さは難しいので、当初の予定よりもコンパクトな60㎡前後の物件も視野に入れて探し始めました。それに加えて重視したのは、眺望の良さとリノベーションしやすい間取りかどうかです」と、夫の洋平さんが続けた。
そして最終的に2人が選んだのは、海沿いにある高層マンションの上層階だ。当初の予定よりも総面積が小さくなった分、空間効率のよい空間づくりを心がけてリノベーションは進んでいった。
深さ70cmの床下収納をベッドの下に完備。
内装デザインはシンプルに統一。あえて細部まで作り込むことはしなかったという。
「最初はヘリンボーンの床など色々と凝ったデザインも考えていたのですが、住むうちに飽きてきちゃうかもしれないなと思って。家具や装飾で自分たちの色を出して、空間自体はシンプルにしようという方向性に変えました」と洋平さんは語る。
「シンプルの中にも少しずつこだわりを散りばめました。たとえば天井は躯体現しにして白で塗装。あえて天井の凸凹とした質感を残しました。ほかにもフローリングに使う無垢材は幅を広めにしたり、リビングの入り口にはアクセントになるよう黒縁のガラス扉をつけたりしました」と美咲さんが続けた。
そして空間効率をアップするため、壁と床の面積をうまく活用しているのも特筆すべきポイントだ。たとえば寝室には深さ70cmの床下収納をつくって、オフシーズンの季節物などを収納している。
「ベットの下にホコリが溜まるのがいやだったので、ベッドは作り付けにしようと考えていました。プラスで収納としても活用できたらいいなと思って、いろいろ調べているなかで寝室に床下収納のある施工事例を見つけて、『あ、これだ!』と思って我が家にも取り入れました。しっかりと深さを確保したかったので、階段をつけて高さを調節しました」と美咲さん。
「最初はヘリンボーンの床など色々と凝ったデザインも考えていたのですが、住むうちに飽きてきちゃうかもしれないなと思って。家具や装飾で自分たちの色を出して、空間自体はシンプルにしようという方向性に変えました」と洋平さんは語る。
「シンプルの中にも少しずつこだわりを散りばめました。たとえば天井は躯体現しにして白で塗装。あえて天井の凸凹とした質感を残しました。ほかにもフローリングに使う無垢材は幅を広めにしたり、リビングの入り口にはアクセントになるよう黒縁のガラス扉をつけたりしました」と美咲さんが続けた。
そして空間効率をアップするため、壁と床の面積をうまく活用しているのも特筆すべきポイントだ。たとえば寝室には深さ70cmの床下収納をつくって、オフシーズンの季節物などを収納している。
「ベットの下にホコリが溜まるのがいやだったので、ベッドは作り付けにしようと考えていました。プラスで収納としても活用できたらいいなと思って、いろいろ調べているなかで寝室に床下収納のある施工事例を見つけて、『あ、これだ!』と思って我が家にも取り入れました。しっかりと深さを確保したかったので、階段をつけて高さを調節しました」と美咲さん。
見せるものはキレイに見せて、生活感のあるものは見せない。
リビングの壁面には収納力のあるキャビネットを用意。扉を閉めれば白い壁と一体化して、生活感を全く感じさせない。そしてキッチンの内部につくった収納は、リビング側からは見えない設計に。
「キッチンからは調味料や調理器具にぱっと手が届くけれど、リビング側からは見えない位置関係になっています。キッチンとリビングの位置が近いことで、物がごちゃっと見えてしまうのが心配だったので、たっぷりと収納は確保しました。そしてキッチンとリビングの間にあるパイプスペースにはタイルを貼って柱のように見せながら、うまく目隠しの役割を果たしてくれています(美咲さん)」
一方で、リビングの一角には小物を飾るために壁をくり抜いてつくる収納棚・ニッチを造作した。
「レトロなフィギュアが好きで、学生時代から集めています。前の家では雑多に置かれていたので、新しい家にはきれいに飾れる棚をつくりました(洋平さん)」
インテリアなど見せるものはキレイに見せて、生活感のあるものは見せない。そんなメリハリのある空間が実現した。
最後に将来について聞いてみた。
「いま2人で暮らすのにはちょうどいいのですが、将来子供が生まれてもう一つ部屋が必要になったら住み替えも考えています。今回すごく楽しかったので、2軒目もリノベできたらいいですね。今の家はきれいめなテイストなので、次はウッディーな感じやカジュアルな感じもいいかなって話しています」と2人、笑顔で締めくくってくれた。
「キッチンからは調味料や調理器具にぱっと手が届くけれど、リビング側からは見えない位置関係になっています。キッチンとリビングの位置が近いことで、物がごちゃっと見えてしまうのが心配だったので、たっぷりと収納は確保しました。そしてキッチンとリビングの間にあるパイプスペースにはタイルを貼って柱のように見せながら、うまく目隠しの役割を果たしてくれています(美咲さん)」
一方で、リビングの一角には小物を飾るために壁をくり抜いてつくる収納棚・ニッチを造作した。
「レトロなフィギュアが好きで、学生時代から集めています。前の家では雑多に置かれていたので、新しい家にはきれいに飾れる棚をつくりました(洋平さん)」
インテリアなど見せるものはキレイに見せて、生活感のあるものは見せない。そんなメリハリのある空間が実現した。
最後に将来について聞いてみた。
「いま2人で暮らすのにはちょうどいいのですが、将来子供が生まれてもう一つ部屋が必要になったら住み替えも考えています。今回すごく楽しかったので、2軒目もリノベできたらいいですね。今の家はきれいめなテイストなので、次はウッディーな感じやカジュアルな感じもいいかなって話しています」と2人、笑顔で締めくくってくれた。