パーティー仕様の100㎡立地抜群の築50年物件を
仲間が集うオープンな空間に
リノベ予定物件に“待った”をかけて
皇居のお壕が望める都心の一等地。大使館も多く立ち並ぶエリアに建つ築50年程のヴィンテージマンションに、大手外資系企業に勤務するNさんは1年程前から暮らしている。
「それまで近くの賃貸マンションに住んでいたので、子どもの学区を変えたくなかったんです。大人数で暮らせる広さも欲しかったことから、予算などトータルに考えて既存マンションのリノベーションを選択しました」。
3面採光の100㎡という贅沢な空間は、ネットを検索して「cowcamo」で発見。当初は、リノベ済みで販売される予定の物件だった。
「そのプランニング、一緒にやらせて下さい、と設計士さんにお願いしたんです。どうせなら自分でリノベーションをしてみたい、という気持ちがありました。ショールームなどを回って、使う素材を自分で選びました」。
新築を数軒内見した際に、内装がイメージと違う、収納が足りないなど、感じたことがたくさんあった。それらを相談しつつ、理想のライフスタイルを思い描いてリノベーション計画をスタートさせた。
「それまで近くの賃貸マンションに住んでいたので、子どもの学区を変えたくなかったんです。大人数で暮らせる広さも欲しかったことから、予算などトータルに考えて既存マンションのリノベーションを選択しました」。
3面採光の100㎡という贅沢な空間は、ネットを検索して「cowcamo」で発見。当初は、リノベ済みで販売される予定の物件だった。
「そのプランニング、一緒にやらせて下さい、と設計士さんにお願いしたんです。どうせなら自分でリノベーションをしてみたい、という気持ちがありました。ショールームなどを回って、使う素材を自分で選びました」。
新築を数軒内見した際に、内装がイメージと違う、収納が足りないなど、感じたことがたくさんあった。それらを相談しつつ、理想のライフスタイルを思い描いてリノベーション計画をスタートさせた。
欧米のライフスタイルを継続して
「いちばんは人が呼べる家にしたい、ということでした」。
NY、ロンドンなど、トータルで10年以上を海外で過ごしてきたNさんは、ホームパーティーなど、欧米のライフスタイルを経験してきた。
「昨日も友人をたくさん招いてパーティーを開いたんです。物件選びの際、大事だったのはバーベキューができること。バルコニーの広さもポイントでした」。
ベッドルームから出られる位置にあるバルコニーに、七輪をスタンバイ。ベッドルームにはバルコニーへの動線上にクローゼットをあえて設けることで、通過する際に室内が目に入るのをさり気なくカバーした。
「LDKはできるだけ広く取りたかったです。あとは、母がいつも料理をしているのでオープンなアイランドキッチンを設置して、暮らしの中心にしたいと思いました」。
スケールの大きいアイランドキッチンは、まわりを回遊することができ、ゲストを呼んだときにはバーカウンターのように使うこともできる。
NY、ロンドンなど、トータルで10年以上を海外で過ごしてきたNさんは、ホームパーティーなど、欧米のライフスタイルを経験してきた。
「昨日も友人をたくさん招いてパーティーを開いたんです。物件選びの際、大事だったのはバーベキューができること。バルコニーの広さもポイントでした」。
ベッドルームから出られる位置にあるバルコニーに、七輪をスタンバイ。ベッドルームにはバルコニーへの動線上にクローゼットをあえて設けることで、通過する際に室内が目に入るのをさり気なくカバーした。
「LDKはできるだけ広く取りたかったです。あとは、母がいつも料理をしているのでオープンなアイランドキッチンを設置して、暮らしの中心にしたいと思いました」。
スケールの大きいアイランドキッチンは、まわりを回遊することができ、ゲストを呼んだときにはバーカウンターのように使うこともできる。
収納を考えつつ間取りを計画
「悩んだのは、子どもたちがそれぞれ個室が欲しいとリクエストしたこと。どう仕切ったらよいか頭をひねりました」。
採用したのは、大きな個室2部屋を設けて、間を簡易的に間仕切る方法。天井は塞がないようにすることで、エアコンは間に1台のみ。いずれ子どもが独立すれば、仕切りを取り払って1部屋に広げることもできる。
「それぞれの部屋にクローゼットを1つずつ設けると無駄にスペースを取ると思い、1カ所に大きいウォークインクローゼットを設けることにしました」。
個室へ続く廊下に設けたWICに家族の衣類を。ストレージも適材適所に配置した。
「よかったことのひとつは、収納を考えながら間取りを計画していったこと。折角リノベーションをするのだから、収納家具は買いたくないなと思いました。賃貸に住んでいたときはトランクルームを借りていたのですが、季節毎の行事グッズなどもすっきり収まっています」。
女性の多い暮らしを考えて、ドレッサールームも設けた。忙しい朝なども、3人程が同時に身だしなみを整えられる。
「誰かひとりがお風呂に入っていると洗面所が使えない問題も考えて、洗面所も2カ所に設置しました。来客時にも役立っていますね」。
採用したのは、大きな個室2部屋を設けて、間を簡易的に間仕切る方法。天井は塞がないようにすることで、エアコンは間に1台のみ。いずれ子どもが独立すれば、仕切りを取り払って1部屋に広げることもできる。
「それぞれの部屋にクローゼットを1つずつ設けると無駄にスペースを取ると思い、1カ所に大きいウォークインクローゼットを設けることにしました」。
個室へ続く廊下に設けたWICに家族の衣類を。ストレージも適材適所に配置した。
「よかったことのひとつは、収納を考えながら間取りを計画していったこと。折角リノベーションをするのだから、収納家具は買いたくないなと思いました。賃貸に住んでいたときはトランクルームを借りていたのですが、季節毎の行事グッズなどもすっきり収まっています」。
女性の多い暮らしを考えて、ドレッサールームも設けた。忙しい朝なども、3人程が同時に身だしなみを整えられる。
「誰かひとりがお風呂に入っていると洗面所が使えない問題も考えて、洗面所も2カ所に設置しました。来客時にも役立っていますね」。
シンプルモダンな内装に
モダンなインテリアデザインは、海外生活で自然にインプットされたもの。LDKは一面だけ施されたグレーの塗装が、白い空間のアクセントになっている。
「小上がりのある和モダンなども考えましたが、ロンドンで借りていたシンプルでモダンな家のインテリアイメージに落ち着きました。全室床暖房を諦める代わりに、厚い無垢の床板を採用したり、大きなキッチン台は日本製で予算を抑えるなど、コスト面で譲ったところもありますが、結果すべて満足しています」。
まっすぐに脚を伸ばせるリビングのソファに横たわり、窓の向こうのお壕や緑をゆっくり眺めるのが至福の時間。
「子どもも成長しライフスタイルも変化していきます。その間、いかに快適に心地よく過ごせるか。それを考えてリノベーションを選択したことは大正解だったと思っています」。
「小上がりのある和モダンなども考えましたが、ロンドンで借りていたシンプルでモダンな家のインテリアイメージに落ち着きました。全室床暖房を諦める代わりに、厚い無垢の床板を採用したり、大きなキッチン台は日本製で予算を抑えるなど、コスト面で譲ったところもありますが、結果すべて満足しています」。
まっすぐに脚を伸ばせるリビングのソファに横たわり、窓の向こうのお壕や緑をゆっくり眺めるのが至福の時間。
「子どもも成長しライフスタイルも変化していきます。その間、いかに快適に心地よく過ごせるか。それを考えてリノベーションを選択したことは大正解だったと思っています」。