リノベのプロの自宅を訪問 アイアン、モルタル、ブリック。異素材の組み合わせに挑戦。
同じマンション内で3回の引越し、4回のリノベーション。
今年で結婚13年目を迎える村上家は、夫婦と小学生の娘・杏ちゃんの3人暮らし。村上家は同じマンション内で3回の引越し、4回のリノベーションを行なっている。
「初めてこのマンションを購入したときはまだ子供がいなかったので、夫婦2人暮らし用のリノベーションをしました。全ての壁を取り払い大きなワンルームにし、家具で部屋をゾーニングして暮らしていました」と話すのは、妻の香織さん。子供が生まれたタイミングで、2回目のリノベーションを行った。
「もともと住んでいた部屋に仕切りをつくり、部屋を2つにしました。子供ができると夜の寝かしつけなど、ワンルームだと都合が悪いことが増えたからです」
そして3回目のリノベーションに当たるのが、今回取材させてもらったこのお部屋だ。
「子供が2歳になる頃に、同じマンション内の別の部屋を新たに購入しました。おもちゃや仕事の道具など物が増えてきたので、今度はちゃんと個室の子供部屋を作りました。でもまだ子供が小さかったので、部屋の外からでも様子を見られるように扉をガラスにしました」と続けた。
現在、同じマンションで3つ目となる物件を購入し、リノベーションを行っている。
「新しい部屋は今まさに工事中なんです。年内には引っ越しを予定しています。子供も小学生になったので、次のお部屋ではしっかりとプライベートを確保できる子供部屋を用意しました」
「初めてこのマンションを購入したときはまだ子供がいなかったので、夫婦2人暮らし用のリノベーションをしました。全ての壁を取り払い大きなワンルームにし、家具で部屋をゾーニングして暮らしていました」と話すのは、妻の香織さん。子供が生まれたタイミングで、2回目のリノベーションを行った。
「もともと住んでいた部屋に仕切りをつくり、部屋を2つにしました。子供ができると夜の寝かしつけなど、ワンルームだと都合が悪いことが増えたからです」
そして3回目のリノベーションに当たるのが、今回取材させてもらったこのお部屋だ。
「子供が2歳になる頃に、同じマンション内の別の部屋を新たに購入しました。おもちゃや仕事の道具など物が増えてきたので、今度はちゃんと個室の子供部屋を作りました。でもまだ子供が小さかったので、部屋の外からでも様子を見られるように扉をガラスにしました」と続けた。
現在、同じマンションで3つ目となる物件を購入し、リノベーションを行っている。
「新しい部屋は今まさに工事中なんです。年内には引っ越しを予定しています。子供も小学生になったので、次のお部屋ではしっかりとプライベートを確保できる子供部屋を用意しました」
実験室としての役割も。自宅だからこそ新しい試みを。
村上香織さんは、埼玉県さいたま市に拠点を置くリノベーション会社ツバメクリエイツでコーディネーターとして働いている。この家をデザインするにあたり、実験的な試みを多く取り入れたと話す。
「自宅をリノベーションするときは、試してみたいデザインや新しい家電などを積極的に採用しています。自分がやってみて良かったら、お客さんにおすすめしたり、実際に事例としてお見せしています」と、リノベーションのプロならではの視点が盛り込まれている。
その試みの一つが、多種多様な建築素材を使うことだった。たとえばキッチンを囲うモルタル、アイアンフレームの窓や扉、ダイニングの壁面にはブリックタイル、テレビ側の壁面にはグレイウッド、そして床には無垢材をヘリンボーン貼りにしている。
「キッチンは構造上、オープンにできませんでした。そういった制約のある物件でも、素材の組み合わせ次第ではこんな風になりますよ、というのを、うまく形に落とし込めたかなと思います」と続けた。
「自宅をリノベーションするときは、試してみたいデザインや新しい家電などを積極的に採用しています。自分がやってみて良かったら、お客さんにおすすめしたり、実際に事例としてお見せしています」と、リノベーションのプロならではの視点が盛り込まれている。
その試みの一つが、多種多様な建築素材を使うことだった。たとえばキッチンを囲うモルタル、アイアンフレームの窓や扉、ダイニングの壁面にはブリックタイル、テレビ側の壁面にはグレイウッド、そして床には無垢材をヘリンボーン貼りにしている。
「キッチンは構造上、オープンにできませんでした。そういった制約のある物件でも、素材の組み合わせ次第ではこんな風になりますよ、というのを、うまく形に落とし込めたかなと思います」と続けた。
その土地で築きあげたコミュニティを大切にしたい。
マンションを購入する際は、周辺の住環境を最優先に考えていたというご夫婦。
「私も夫もここ、埼玉の出身ではないんですよね。この場所でやっていこうと決めて、夫婦ふたりで一から切り拓いてきました。別の場所に引っ越しをして、また一からコミュニティーをつくるよりは、今の環境を大切にしたい気持ちが強かったですね」と妻の香織さん。近所で引越し先を探していたタイミングで、運良く同じマンションの別の階に空きを見つけることができたそうだ。
昨今のコロナ渦の影響もあり、いま埼玉県への注目は高まりを見せている。2021年のさいたま市への転入者数は1万人を超え、全国の市町村で1位となった。
「出社するのは週に1回でよかったりと、リモートワークが進んだことで、都心からこちらのほうへ引っ越しをする人たちが増えているのを感じます。都心に近くて住みやすい街として埼玉県が見直されてきたんだと思います。埼玉をベースに頑張ってきた私たちとしては喜ばしいことです」と締め括ってくれた。
「私も夫もここ、埼玉の出身ではないんですよね。この場所でやっていこうと決めて、夫婦ふたりで一から切り拓いてきました。別の場所に引っ越しをして、また一からコミュニティーをつくるよりは、今の環境を大切にしたい気持ちが強かったですね」と妻の香織さん。近所で引越し先を探していたタイミングで、運良く同じマンションの別の階に空きを見つけることができたそうだ。
昨今のコロナ渦の影響もあり、いま埼玉県への注目は高まりを見せている。2021年のさいたま市への転入者数は1万人を超え、全国の市町村で1位となった。
「出社するのは週に1回でよかったりと、リモートワークが進んだことで、都心からこちらのほうへ引っ越しをする人たちが増えているのを感じます。都心に近くて住みやすい街として埼玉県が見直されてきたんだと思います。埼玉をベースに頑張ってきた私たちとしては喜ばしいことです」と締め括ってくれた。