家族4人の団地リノベーション地域のコミュニティを
子育ての基盤にして
老若男女、幅広い世代の住む団地で子育てをしたい。
今年で結婚10年目を迎える神宮家は、夫婦と2人のお子さんの4人暮らし。約85㎡ある築40年の団地を購入し、フルリノベーションを行い、3年ほど前から暮らしている。
「息子が生まれることがわかった時と、長女の幼稚園を選ぶ時期、住んでいた賃貸マンションの更新の3つが重なって、引越しをするならこのタイミングだと決意しました」と話すのは、旦那様。
物件探しで最もこだわったのは、子育てをする環境だ。
「まず自然が豊かな所、そして幅広い世代と関われるコミュニティの中で暮らしたいという思いがありました。この地域には活動が豊富な自治会があり、お年寄りから子供までみんなが日常的に交流できる環境が整っています(旦那様)」
「都会のマンション暮らしだと、近所の方々と交わる機会ってなかなかないじゃないですか。多世代の人たちと交流できる環境で子育てをしたいというのは夫婦共通の希望でした」と奥様が続けた。
神宮家の住むエリアは7つの自治会に分かれている。各自治会が協力をして、さまざまな催し物や助け合いのネットワークが確立しているそうだ。
「先日は自治会合同のドッチボール大会がありました。ほかにも映画の観賞会、ジャズ・フェスティバルなど、さまざまなイベントが開催されます。あとは何か困ったことがあるときに、自治会員がお手伝いしてくれる“お助け隊”というシステムもあります(旦那様)」
「息子が生まれることがわかった時と、長女の幼稚園を選ぶ時期、住んでいた賃貸マンションの更新の3つが重なって、引越しをするならこのタイミングだと決意しました」と話すのは、旦那様。
物件探しで最もこだわったのは、子育てをする環境だ。
「まず自然が豊かな所、そして幅広い世代と関われるコミュニティの中で暮らしたいという思いがありました。この地域には活動が豊富な自治会があり、お年寄りから子供までみんなが日常的に交流できる環境が整っています(旦那様)」
「都会のマンション暮らしだと、近所の方々と交わる機会ってなかなかないじゃないですか。多世代の人たちと交流できる環境で子育てをしたいというのは夫婦共通の希望でした」と奥様が続けた。
神宮家の住むエリアは7つの自治会に分かれている。各自治会が協力をして、さまざまな催し物や助け合いのネットワークが確立しているそうだ。
「先日は自治会合同のドッチボール大会がありました。ほかにも映画の観賞会、ジャズ・フェスティバルなど、さまざまなイベントが開催されます。あとは何か困ったことがあるときに、自治会員がお手伝いしてくれる“お助け隊”というシステムもあります(旦那様)」
みんなが好きなものを集めた“アトリエ”。
LDKの一角には、白い壁でゆるやかに仕切られたスペースを設けた。
「私たちはこのスペースをアトリエと呼んでいます。ここでは工作や勉強をしたり、本を読んだり。家族それぞれが好きなことをする場所です。机に座るとちょうど視線が隠れる高さの壁をたてたので、個室ではないですが作業に集中できます(旦那様)」
同じLDK内にあるキッチンからは、アトリエにいる子供たちの様子を伺えて安心だ。またLDKの至るところに、楕円やアーチなど丸いシルエットを取り入れることで、空間全体に柔らかい印象を与えた。床には節の多い桜の無垢材を使用。ナチュラルな木の風合いが印象的だ。
「桜の木は柔らかいので、足触りがとても心地いいんですよ。柔らかい素材なので床に傷がつきやすいですが、節があるのでついた傷や汚れが目立ちにくいのも選んだポイントです(奥様)」
キッチン、リビング、アトリエを、ぐるぐると回遊できる間取りもこだわりだ。日当たりの良さを活かすため、壁や扉はなるべく設けず、どこにいても光と風を感じる空間に。寝室の窓を開け放てば、部屋全体に風がまわる。
「空間によって、家族のあり方もだいぶ変わります。開放的で柔らかな雰囲気の中で暮らすことで、家族のコミニケーションが円滑になっていると思います(旦那様)」
「私たちはこのスペースをアトリエと呼んでいます。ここでは工作や勉強をしたり、本を読んだり。家族それぞれが好きなことをする場所です。机に座るとちょうど視線が隠れる高さの壁をたてたので、個室ではないですが作業に集中できます(旦那様)」
同じLDK内にあるキッチンからは、アトリエにいる子供たちの様子を伺えて安心だ。またLDKの至るところに、楕円やアーチなど丸いシルエットを取り入れることで、空間全体に柔らかい印象を与えた。床には節の多い桜の無垢材を使用。ナチュラルな木の風合いが印象的だ。
「桜の木は柔らかいので、足触りがとても心地いいんですよ。柔らかい素材なので床に傷がつきやすいですが、節があるのでついた傷や汚れが目立ちにくいのも選んだポイントです(奥様)」
キッチン、リビング、アトリエを、ぐるぐると回遊できる間取りもこだわりだ。日当たりの良さを活かすため、壁や扉はなるべく設けず、どこにいても光と風を感じる空間に。寝室の窓を開け放てば、部屋全体に風がまわる。
「空間によって、家族のあり方もだいぶ変わります。開放的で柔らかな雰囲気の中で暮らすことで、家族のコミニケーションが円滑になっていると思います(旦那様)」
家族の未来を逆算して描いた“未来年表”とは?
今回のリノベーションにあたり、“未来年表”をつくったという神宮夫婦。子供の成長に合わせて、いつどんな選択肢があるのかを逆算。夫婦でお互いの認識をすり合わせるのに役立った。
「コミュニケーションをたくさんとることは、家族のテーマでもあります。私たち夫婦が信頼関係をしっかりと築くことで、子供たちも安心して過ごす環境がつくれると思っています(奥様)」
「お金のことも含めて計画を立てました。ローンを返し終わるタイミング、児童手当の金額も計算に入れて、このタイミングでこれがあるから、これをここにしよう!もしこうなった場合はこうしよう!など、どんな選択肢があるのかも明確になりました(旦那様)」
未来年表の計画では、娘が小学校にあがる年を目処に、奥様のお店をスタートすることも視野に入れている。カフェで調理を担当していたキャリアを活かして、地域に根ざしたお店をやりたいと考えている奥様。
「子育てが落ち着いたら、もう一度仕事をはじめようと考えています。近所に小さい商店街があるのですが、そこでお惣菜屋さんや焼き菓子の販売からスタートしようかな、と。そのことも踏まえて、リノベーションではキッチンに一番予算と時間をかけました。仕事にも活せるような理想のキッチンが出来上がりました」と笑顔で締め括ってくれた。
「コミュニケーションをたくさんとることは、家族のテーマでもあります。私たち夫婦が信頼関係をしっかりと築くことで、子供たちも安心して過ごす環境がつくれると思っています(奥様)」
「お金のことも含めて計画を立てました。ローンを返し終わるタイミング、児童手当の金額も計算に入れて、このタイミングでこれがあるから、これをここにしよう!もしこうなった場合はこうしよう!など、どんな選択肢があるのかも明確になりました(旦那様)」
未来年表の計画では、娘が小学校にあがる年を目処に、奥様のお店をスタートすることも視野に入れている。カフェで調理を担当していたキャリアを活かして、地域に根ざしたお店をやりたいと考えている奥様。
「子育てが落ち着いたら、もう一度仕事をはじめようと考えています。近所に小さい商店街があるのですが、そこでお惣菜屋さんや焼き菓子の販売からスタートしようかな、と。そのことも踏まえて、リノベーションではキッチンに一番予算と時間をかけました。仕事にも活せるような理想のキッチンが出来上がりました」と笑顔で締め括ってくれた。