猫のいる暮らし木の表情を楽しむ
広々ワンルーム
部屋の隅々まで光の届く家に
今年で結婚3年目を迎える福田家は、ご夫婦と生後5ヶ月になるお子さん、そして14歳の愛猫の3人と1匹暮らし。一年前から住みはじめたこのマンションは、築10年とまだ新しい物件をフルリノベーションしたものだ。
「ここへ引っ越す前はかなり個性的なデザイナーズの賃貸マンションに住んでいました。メゾネットに5メートル窓の吹き抜けという開放感のある間取りがとても気に入っていたんです。だから家を持とうと思って物件を探しはじめたとき、抜けのある空間というのは絶対条件でした」と夫の忠宏さん。
その理想を叶えたのがフルリノベーションという選択肢だった。3LDKの壁を取り払い、広々としたワンルームにチェンジ。部屋のどこにいても南向きの窓から、自然光を感じられる空間へと生まれ変わった。
「ここへ引っ越す前はかなり個性的なデザイナーズの賃貸マンションに住んでいました。メゾネットに5メートル窓の吹き抜けという開放感のある間取りがとても気に入っていたんです。だから家を持とうと思って物件を探しはじめたとき、抜けのある空間というのは絶対条件でした」と夫の忠宏さん。
その理想を叶えたのがフルリノベーションという選択肢だった。3LDKの壁を取り払い、広々としたワンルームにチェンジ。部屋のどこにいても南向きの窓から、自然光を感じられる空間へと生まれ変わった。
木のもつ色々な表情で遊びのある空間に
木材、白、モルタル。内装デザインは、この3要素でシンプルに統一した。
「最初のオーダーはとにかく“シンプルに“でした。壁に色をつけたりはせず、色は白。しかし白一色だと寂しい印象になってしまうので、アクセントに様々な木材を使うことにしたんです」と忠宏さん。
木材は切り方や面によっても色々な表情があるため、空間に程よい変化をつけるのに役立つという。たとえば福田家では、キッチンの腰壁には年輪の見える丸太の木口を、パーテーションや扉には板目の合板を、床にはオークの無垢材を使用した。そして内装がシンプルな分、インテリアには色のあるものをチョイス。楽しげなパステルカラーのテーブルや照明器具が、この部屋を彩っている。
「最初のオーダーはとにかく“シンプルに“でした。壁に色をつけたりはせず、色は白。しかし白一色だと寂しい印象になってしまうので、アクセントに様々な木材を使うことにしたんです」と忠宏さん。
木材は切り方や面によっても色々な表情があるため、空間に程よい変化をつけるのに役立つという。たとえば福田家では、キッチンの腰壁には年輪の見える丸太の木口を、パーテーションや扉には板目の合板を、床にはオークの無垢材を使用した。そして内装がシンプルな分、インテリアには色のあるものをチョイス。楽しげなパステルカラーのテーブルや照明器具が、この部屋を彩っている。
キーワードは”キャットファースト”
ワンルームという間取りにこだわったのには、実はもう一つ理由がある。
「開放感の次に、キャットファーストな空間であることを意識しました。猫がストレスなく家の中を移動できるように、ドアや扉など空間を隔てるものは極力排除。反対にウォークインクローゼットやパントリー(食材庫)には扉をつけて、自由に入れないようにしました」
その他にも、愛猫への配慮が至るところに隠されている。たとえば、段差をつけた本棚でキャットウォークの役割をプラスしたり、猫のトイレ置き場の壁面をタイル張りにしたり。また、転倒の危険のあるスタンド照明を置かなくても済むよう、天井にはいくつかのスポットライトを設置した。
「日が出ると、よく窓際部分のモルタル床で日向ぼっこをしていますよ。夜はベッドルームにやってきて、家族みんなで一緒に眠ります」
「開放感の次に、キャットファーストな空間であることを意識しました。猫がストレスなく家の中を移動できるように、ドアや扉など空間を隔てるものは極力排除。反対にウォークインクローゼットやパントリー(食材庫)には扉をつけて、自由に入れないようにしました」
その他にも、愛猫への配慮が至るところに隠されている。たとえば、段差をつけた本棚でキャットウォークの役割をプラスしたり、猫のトイレ置き場の壁面をタイル張りにしたり。また、転倒の危険のあるスタンド照明を置かなくても済むよう、天井にはいくつかのスポットライトを設置した。
「日が出ると、よく窓際部分のモルタル床で日向ぼっこをしていますよ。夜はベッドルームにやってきて、家族みんなで一緒に眠ります」