リノベの新たな選択肢リノベ料金は面積で決まる。
安心の定額制が人気上昇中
資金計画が立てやすい
マンションのリノベーションをする際、設計事務所や施工会社にお願いするのが一般的だが、定額制のリノベーション・サービスを利用するというテもある。
定額制リノベーションとは、物件の平米数に応じて料金が決まるというもの。築年数や部屋の状態に関わらず専有面積で金額が決まるので、資金計画も立てやすい。
様々な会社が定額制のリノベーションプランを発売している中、自分の空間を自分で編集できる人気ショップ『toolbox』が定額制パッケージリノベーション『ASSY（アシー）』を手掛けている。その内容を詳しく見てみよう。
『ASSY』の定額制リノベーションには、スケルトンにする費用も含まれている。コンクリート現しの壁の選択も可能だ。
壁や天井は、ラワン材、コンクリート現し、白塗装などから選択できる。
天井をラワン材、床はソリッドオークフローリング、アクセントウォールはウッドウォールパネルを選択。正面はコンクリート現し、左の壁は白に塗装した例。
アクセントウォールを使うことで、空間の見え方が格段にセンスアップする。
ラワン材の有孔ボードも選択できる。ストックルームの扉や洗面所の壁に使えば、日常で使うグッズを壁面収納できる。
オーク材のフローリング。自分たちで塗装も可能だ。
床材はサイザル麻のカーペットも選べる。リビングはフローリング、寝室はサイザル麻という使い分けも可能。
間取りは自由自在
まず『ASSY』の定額リノベーションの費用には、間仕切りを撤去し、壁材や天井材、床材を剥がしてスケルトンの状態にする費用が含まれている。新たにシューズインクローゼットを作りたい、書斎を作りたいといった、ライフスタイルに合ったプランを考えることができる。
間取りのプランの相談は３回行う。少ない回数でスムーズに決めることができ、手間をかけずに家づくりができる。
床材はフローリング、サイザル麻かウールのカーペットを選び、壁の仕上げを決める。ウッドのアクセントウォールが部屋の印象を変えるので、効果的に使いたい。
そしてキッチンには扉をつけるか、オープンなタイプにするか、洗面ボウルを何にするかなど、設備の仕様を決めていく。
ステンレスの板を宙に浮かべたようなシンプルなキッチン。カウンターの下は自在にアレンジが可能。
ラワン材の扉がついた機能的なキッチンを選ぶこともできる。
『toolbox』オリジナルのレンジフードは、シンプルなスクエアな形で高さ20cmの薄さ。
レンジフードのトグルスイッチ。ファンの強弱と、ライトとファンが同時にON/OFFできるスイッチの２つ。
洗面台は好みのものをオプションでつけることもできるし、天板が壁と壁の間にすっきりと収まるミニマルな洗面台、またはドイツ製のラウンド型の洗面台から選ぶことも可能。
無駄に悩まずに済む
そして最後のステップは、スイッチプレートや電球、タオルハンガーやトイレットペーパーホルダーなどの、暮らしに必要なパーツ選びだ。
『ASSY』では予めお洒落な組み合わせをセットアップして提案してくれているので、さほど頭を悩ませずに決めていけるのがうれしい。
『ASSY』では予めお洒落な組み合わせをセットアップして提案してくれているので、さほど頭を悩ませずに決めていけるのがうれしい。
キッチンの壁にタイルをはりたい、洗面ボウルや蛇口はこれを使いたいといったオプションの発注ももちろん可能だ。
そういったプラスアルファも、定額リノベーションの料金が明らかなので、発注の目処が立てやすい。
リーズナブルにお洒落で自分らしい空間を作ることができる定額制リノベーション。これからさらに人気を集めそうだ。
ベッドルームにはヘッドボードがつく。素材は積層合板、ラワン材から選べる。
ヘッドボードには目覚まし時計や眼鏡、読みかけの本などが置ける厚みがある。
床材にはウールカーペットを選ぶこともできる。サイザル麻のカーペットより、より柔らかな印象に。
カーテンレールは木製のものが標準装備。
ドアノブは、船上で使われてきた船舶レバーハンドル、丸形のステンレスドアノブなどから選べる。
