KNAPFORD POSTER MARKET 日本でも数少ない
輸入ポスター専門店
お洒落な輸入ポスターを専門に扱う「ナップフォード・ポスター・マーケット」を特集。海外ミュージアムのエキシビジョンポスターや、ヨーロッパのデザイナーによるエビグラム・ポスター、ヴィンテージポスターなど希少なポスターをご紹介。また、オーナーの井上兄弟に、ポスター選びや飾り方、フレームとの相性についても伺った。海外のお洒落な部屋のように、さりげなくアートを取り入れてみてはいかがでしょうか。
有名無名問わずに集められたポスター
ナップフォード・ポスター・マーケットでは、ドイツ、フランス、イタリア、北欧、ポーランド、アメリカを中心に、世界中から集められたデザイン性の高いポスターが揃う。海外ミュージアムのエキシビションポスター、ヨーロッパのデザイナーによるエピグラムポスター、ヴィンテージポスター、バンドのギグポスター、アーティストの作品など、有名無名を問わず、オーナーの審美眼により厳選。他にも年代物やバウハウスのエキシビションなど、稀少性の高いポスターも。
ナップフォードの中でもかなり希少性の高いBERLINポスターは、1963年にスイスのGewerbemuseum Baselで開催されたエキシビション『BERLIN – die grösste Stadt Deutschlands』のポスター。デザインは20世紀タイポグラフィで最も影響のあるスイスのタイポグラファー、エミール・ルーダー。ナップフォードでは、このポスターが持つ緊張感のある美しいデザインを活かすために、フレームレスのアクリルボックスに額装。
20世紀を代表する画家Joan Miró ( ジョアン・ミロ ) 自身のアートブックの表紙用にデザインしたスケッチは、小ぶりなサイズとインテリアにも馴染むシンプルなタッチが魅力。
1980年にフランス・パリのイヴォン・ランベールで開催されたアメリカの現代アートの巨匠Cy Twombly ( サイ・トゥオンブリー ) のエキシビションポスター。このデザインは一度お蔵入りしたものの、最近になって、このデザインの原画が見つかり、ポスタープロジェクトとしてイヴォン・ランベールがポスター化したもの。
2018年に詩人で画家のEtel Adnan(エテル・アドナン)のリーディングイベント”LECTURE”の際に制作された自身デザインによるオリジナルポスター。日本ではあまり知られていないアーティストだが、シンプルなデザインを惹き立てる美しい色合いが印象的。
1980年にフランス・セレのMusée d’art Moderneで開催されたエキシビション”Braque,Chagall,Masson,Matisse et Picasso”のオリジナルポスター。誰もが知るマティスの”Nu Bleu”の絵画に、展示会名や開催、開催地が印字されたエキシビションポスターならではのデザイン。パリの名門リトグラフ工房のMOURLOT(ムルロー) でプリントされたポスター。
一枚の紙の中に、絵画、タイポグラフィ、レイアウトなどのさまざまな要素をミックスしたデザインがポスターの魅力のひとつ。
20世紀を代表する画家Joan Miró ( ジョアン・ミロ ) 自身のアートブックの表紙用にデザインしたスケッチは、小ぶりなサイズとインテリアにも馴染むシンプルなタッチが魅力。
1980年にフランス・パリのイヴォン・ランベールで開催されたアメリカの現代アートの巨匠Cy Twombly ( サイ・トゥオンブリー ) のエキシビションポスター。このデザインは一度お蔵入りしたものの、最近になって、このデザインの原画が見つかり、ポスタープロジェクトとしてイヴォン・ランベールがポスター化したもの。
2018年に詩人で画家のEtel Adnan(エテル・アドナン)のリーディングイベント”LECTURE”の際に制作された自身デザインによるオリジナルポスター。日本ではあまり知られていないアーティストだが、シンプルなデザインを惹き立てる美しい色合いが印象的。
1980年にフランス・セレのMusée d’art Moderneで開催されたエキシビション”Braque,Chagall,Masson,Matisse et Picasso”のオリジナルポスター。誰もが知るマティスの”Nu Bleu”の絵画に、展示会名や開催、開催地が印字されたエキシビションポスターならではのデザイン。パリの名門リトグラフ工房のMOURLOT(ムルロー) でプリントされたポスター。
一枚の紙の中に、絵画、タイポグラフィ、レイアウトなどのさまざまな要素をミックスしたデザインがポスターの魅力のひとつ。
ポスター選びと飾り方
ポスターを飾る際は、テーマを決めるとイメージが湧きやすいそう。たとえば、ポップアート系(アンディ・ウォーホルやアロイ・リヒテンスタイン)を並べる。または、一人のアーティストでの括り、写真系、アート系といったジャンルで括る。そして、違うジャンルでも色などで繋がりを持たせるなど。
但しポスターを選ぶ際にはあまり考えすぎないこと。選択肢を狭めずに、まずは好きなポスターを選び、それを中心に空間を広げて行くイメージが大切。
壁掛けの場合は、周りに家具がない場所では、140~150cmの高さにポスターの中心を。テーブルやチェア、ソファなどの近くに掛ける場合は、少し低めに飾ると鑑賞する人との距離が生まれて見やすくなる。
レイアウトは上部合わせ、センター合わせなど、一本の線をイメージ。極端にサイズが違う場合を除き、額の上辺を直線で揃えるだけで綺麗におさまる。
床置きの場合、大きめサイズのポスターは一枚置くだけでも十分な存在感。海外の家庭でよく見るような、数枚を無造作に重ねてランダムに立てかけるのもオシャレ。小さめのポスターを並べる際は、ちょっとした小物とバランスを取ると空間に奥行きが出る。オシャレな空間を生み出すには、さりげなさと大胆さが大切。
但しポスターを選ぶ際にはあまり考えすぎないこと。選択肢を狭めずに、まずは好きなポスターを選び、それを中心に空間を広げて行くイメージが大切。
壁掛けの場合は、周りに家具がない場所では、140~150cmの高さにポスターの中心を。テーブルやチェア、ソファなどの近くに掛ける場合は、少し低めに飾ると鑑賞する人との距離が生まれて見やすくなる。
レイアウトは上部合わせ、センター合わせなど、一本の線をイメージ。極端にサイズが違う場合を除き、額の上辺を直線で揃えるだけで綺麗におさまる。
床置きの場合、大きめサイズのポスターは一枚置くだけでも十分な存在感。海外の家庭でよく見るような、数枚を無造作に重ねてランダムに立てかけるのもオシャレ。小さめのポスターを並べる際は、ちょっとした小物とバランスを取ると空間に奥行きが出る。オシャレな空間を生み出すには、さりげなさと大胆さが大切。
最高の一枚に仕上げる美しい額装
ナップフォードでは、ポスターを美しく額装した状態で販売。ポスターを飾るのに額装はとても重要なことと考え、それぞれのポスターに合わせたフレームをこだわって選んでいるそう。
木製のナチュラル系フレームはシンプルなポスター、色彩のある原色系ポスターにはホワイト系フレーム、モノトーン調ポスターはブラックフレームをベースに、ポスターとフレームの程よいコントラストを探りながら、ひとつひとつのポスターの魅力を最大限に引き出す額装を決めていくそう。中には作品が浮いて見える“浮かし”というプロならではの技を取り入れたり、作品そのものが際立つように敢えてフレームレスのアクリルボックスを合わせることも。
木製のナチュラル系フレームはシンプルなポスター、色彩のある原色系ポスターにはホワイト系フレーム、モノトーン調ポスターはブラックフレームをベースに、ポスターとフレームの程よいコントラストを探りながら、ひとつひとつのポスターの魅力を最大限に引き出す額装を決めていくそう。中には作品が浮いて見える“浮かし”というプロならではの技を取り入れたり、作品そのものが際立つように敢えてフレームレスのアクリルボックスを合わせることも。
ナップフォード・ポスター・マーケット
ナップフォード・ポスター・マーケットオープンのきっかけは、慶太さんのご自宅リフォーム時に、壁にポスターを飾りたいと思ったことから。当時、ポスターを探しても日本では本当に飾りたいと思うものが見つからない。一方、海外では魅力的なポスターがたくさん流通しており、専門店も多くあったという。また、アートが暮らしに根付いている海外では、ポスターをインテリアとして、センスよく取り入れている部屋を目にしていた。
そこで、兄の恭太さんと二人で輸入ポスター専門店を開くことを決めたそう。また、ご自身がポスターを購入した際に、作品に合う額探しにとても苦労したことから、ナップフォードでは額装して販売するスタイルを取った。
「ナップフォードではモネの“睡蓮”のように、作品そのものではなく、作品にエキシビション情報などが記載されたポスターをセレクトし、作品と記載情報やフォントを含めた一枚のデザインされたポスターなど、インテリアアイテムとしてのポスターを提案します」と語る慶太さんのセレクトは、有名無名問わず、インテリアの合うものを直感で選ぶというスタイル。海外で多く流通するエキシビションポスターや、日本ではあまり知られていない作品も積極的に買い付けするそう。また、気になる作家さんとは直接コンタクトして取引きすることも。
こうした独自のスタイルが人気を呼び、近頃では旅行や出張の予定にナップフォードを組み込むなどして地方からのお客様も多く訪れるそう。ここにしかない、こだわりの一枚がきっと見つかります。
そこで、兄の恭太さんと二人で輸入ポスター専門店を開くことを決めたそう。また、ご自身がポスターを購入した際に、作品に合う額探しにとても苦労したことから、ナップフォードでは額装して販売するスタイルを取った。
「ナップフォードではモネの“睡蓮”のように、作品そのものではなく、作品にエキシビション情報などが記載されたポスターをセレクトし、作品と記載情報やフォントを含めた一枚のデザインされたポスターなど、インテリアアイテムとしてのポスターを提案します」と語る慶太さんのセレクトは、有名無名問わず、インテリアの合うものを直感で選ぶというスタイル。海外で多く流通するエキシビションポスターや、日本ではあまり知られていない作品も積極的に買い付けするそう。また、気になる作家さんとは直接コンタクトして取引きすることも。
こうした独自のスタイルが人気を呼び、近頃では旅行や出張の予定にナップフォードを組み込むなどして地方からのお客様も多く訪れるそう。ここにしかない、こだわりの一枚がきっと見つかります。
ナップフォード・ポスター・マーケット
東京都渋谷区代々木4-12-6
03-3370-2675
商品価格は、消費税別の本体価格です。