MAD et LEN南仏生まれの
キャンドルとポプリ

南仏の自然豊かな美しい山村サン・ジュリアンでつくられるMAD et LEN（マド エ レン）。2007年にSandra（サンドラ）とAlexandre（アレッサンドル）夫妻により誕生したフレグランスブランド。マド エ レンはマルセル･プルーストの小説「失われた時を求めて」の“マドレーヌをお茶に浸して食べたことから過去の記憶が一気によみがえる”というエピソードから名付けられ、製品開発のコンセプトにもなっている。

アイアンポットが印象的なマド エ レンのフレグランスキャンドル。花、木、茎から蒸留抽出した香りを手作業でしみ込ませるという昔ながらの製法で、人工の着色料や香料は一切使用せず、ソイワックスとビーワックスの天然成分のみでつくられている。イチジクの香りFIGUE（フィグ）、甘いムスク香りAMBRE（アンバー）、ミントのスッキリとした香りSPIRITUELLE（スピリチュエール）など人気の香りや、たばこのスモーキーな香りTABAC（タバック）、四川茶のイメージで調香したTHE SICHUAN（ティシュアン）、腐葉土をイメージしたHUMUS（フムス）などマド エ レンらしい個性的な香りをラインナップ。黒ラベルのBLACKSMITHは、ミステリアスで複雑さのある香りで、よりオーガニックな成分にこだわったシリーズ。DARKWOODは黒檀のスモーキー香り。器もアートとしてとらえているというマド エ レンのポットはモロッコの職人によるハンドメイドで、蓋が特徴のアイアンポット、コッパーとアイアンのコンビ、ブロック型などバリエーションも豊富。花や植物、オブジェと飾ってインテリアとして楽しむことも。

マド エ レンのポプリは溶岩石や天然樹脂の琥珀に香りのコーティングしたもの。リチャージオイルが付いているので長く楽しむことができる。Pot Pourri Monarchia（ポプリ モナルキーア）の容器は、神殿の塔をイメージした個性的なデザイン。ROYALE DE NAPLES（ロワイヤル ドゥ ナポリ）はローズカシスの華やかな香り。味わい深いアイアン、無骨な溶岩石、繊細な琥珀など個性的なルックスもマド エ レンの魅力。

香りのブレンドやアイアン容器、ラベルにいたるまですべての工程を手作業で丁寧に行われる。マド エ レンのコレクションはアポセカリー（薬局）のように注文を受けてから製造にとりかかるという。アイアンや真鍮の容器はモロッコの職人によるハンドメイドで、アート作品のようにひとつひとつ異なる表情を楽しむことができる。