EVOLOVE Project UXD KURASHI LAB.×TOKOSIE
豆皿をインテリアアイテムとして楽しむ。
「EVOLOVE=進化する愛」をテーマに、コラボで新しい暮らしのスタイルを提案するシリーズ。第2弾は、暮らしの情報発信をするメディア UXD KURASHI LAB.との連携企画、豆皿をインテリアに取り入れるチャレンジです。今回、 TOKOSIEでは、国内外のおしゃれな豆皿を厳選。飾り方やインテリアに馴染む使い方を提案します。壁に飾る、額装する、プレートスタンドでディスプレイ、デスクオーガナイザーやディスプレイトレイとして活用、植物やキャンドルを置く、豆皿のレイヤードスタイルなど、さまざまな方法をご紹介。豆皿の使い方は自由、用途にとらわれないことが鉄則です。
アスティエ・ド・ヴィラットを
ディスプレイトレイに
独特の風合いが美しいアスティエ・ド・ヴィラットの白い陶器をリコメンド。アスティエの中でも人気のスモールディッシュは、10cm前後の豆皿サイズで、小物やアクセサリーなどのディスプレイトレイにぴったり。そのまま飾っても絵になる工芸品のような美しさにも惹かれます。
装飾的なレリーフが効いたDOLLY(ドリー)やREGENCE(レジェンス)は、エレガントなムードに仕上げたいときにおすすめ。NYのデザイナーJOHN DERIAN(ジョン・デリアン)とのコラボシリーズは、チョウやリングを手作業でデコパージュした作品。小さなアート作品を部屋の一角にさり気なく取り入れるとおしゃれ!ゴールドの縁取りが効いたシンプルなCRESUS(クレジュス)シリーズは、サイズやデザインの異なる豆皿とレイヤードしても素敵。
モダンな豆皿を額装する
有田焼400年の伝統技術と美意識を受け継ぐKIHARAのモダンな豆皿をオブジェのように飾る。一般的な額縁よりもフレームに厚みのある立体額を利用して、豆皿を額装すれば簡単にアート作品が完成。フレームや背景の色次第で豆皿の雰囲気も変わるので、好みの色を探して自分だけのオリジナル作品にチャレンジしてみて!
Botanicalシリーズの豆皿は、コスモス・アジサイ・ポピー・タンポポ・アネモネの5種類の花をグラフィカルにアレンジしたもので、クラシックとモダンが上手く共存したデザインが魅力。同デザインの箸置きも合わせて配置すると空間にリズムが生まれて、こなれた雰囲気に。
豆皿を飾って、壁にアクセントをつける
日本のデザインユニット「kata kata」と倉敷の雑貨メーカー「倉敷意匠」のコラボによる印判手の豆皿。くまやねこ、バイソン、マンドリル、オラウータンなどの茶目っ気のあるデザインとシックな色使いが魅力。ユーモア溢れる愛らしさ重視の作品に注目!
今回は、アートの代わりに絵になる豆皿を飾る提案。壁にお気に入りの豆皿を掛けて自分だけのギャラリーをつくってみてはいかが?ポスターやフレームなどと組み合わせたり、個性的な植物やアート本などを加えたりすると、空間にリズムが生まれます。
真鍮製のプレートスタンドで
豆皿をディスプレイ
モダンな豆皿で魅せる、コーナーインテリア。豆皿は江戸時代に庶民の器として普及し、当時から流行りの柄や形が取り入れられ、庶民のアートとして親しまれていたそう。amabro(アマブロ)のMAMEは、元禄期の伝統的な柄の下絵を中心に復刻し、そこに新たな絵柄を加えたモダンなデザイン。装飾品としても美しく、モダンアートのような力強い佇まいに惹かれます。
オブジェや植物などと並べてディスプレイすると素敵な空間が完成。あえて海外のアイテムとミックスして、異国の趣を演出してもオシャレ。プレートスタンドも真鍮製など素材にこだわると、さらに素敵に魅せることができる。
ミラノサローネでも注目を集めた
有田焼の豆皿サイズが新登場
2012年に、デザイナーの柳原照弘氏をディレクターに起用してスタートした有田焼の陶磁器ブランド「1616/arita japan」。ミラノサローネでも注目を集めたTYシリーズのパレスプレートから豆皿サイズが新登場。
品格のある菊皿は、ホワイトに近い上品なライトグレーのマットな質感。400年の歴史を持つ有田焼の華美ではない美しさが現代に引き継がれている。強度のある高密度の陶土を用いた器は、食卓ではもちろん、アクセサリートレイやデスクオーガナイザーとしても美しく機能する。
山中漆器の豆皿で、いつものティータイムに特別感を
豆皿の中でも珍しい漆器の製品をリコメンド。今回紹介する山中漆器の豆皿はさりげなくも印象深い、洗練された雰囲気が魅力。過度なデザインを削ぎ落としたミニマルなデザインは、日本の工芸品らしい控えめな知性と気品を感じさせる。
高台のある豆皿は、フルーツをひとつ置くだけでもサマになり、ちょっとした特別感が演出できる。和菓子はもちろん、タルトやケーキにもおすすめ。また、モロッコグラスやヨーロッパのアンティークトレイなどの遊び心をプラスして異国情緒を盛り上げても素敵。漆器はミックススタイルでコーディネイトすると、モダンなインテリアに馴染みやすくオシャレ。
ピューターの菊割豆皿
日本の伝統的な菊皿をモダンに昇華したピューターの豆皿。スズを模したピューターは、ペースト状の銀を施して高温で焼き付け加工をしたもので、銀製品同様、経年変化による味わいが楽しめる。重く輝く独特な銀色で、凛としたモードな雰囲気が魅力的。さらに、菊割の装飾が独特の陰影をもたらし、深みのある表情に。
ナッツやフルーツ、チーズなどのおつまみを乗せるのにぴったり。同シリーズのブラックやホワイトをアクセントにすると、ピューターの豆皿がよりオシャレに際立ち、旬なムードに。
イイホシユミコさんの豆皿
器作家、イイホシユミコさんがデザインとプロデュースを手がけるプレートをリコメンド。ユミコ イイホシ ポーセリンの人気シリーズ「アンジュール」は、リムの立ち上がりが印象的なシンプルなプレートで、5サイズ展開。マットな質感と独特な色使いが魅力だ。
今回注目したのはヌイプレートと名付けられた豆皿サイズのもの。Mサイズプレートに、ジャムやフルーツを乗せた豆皿を置けば、オシャレな朝食プレート完成。コーディネイトのポイントはプレートの色選び。ピュアで美しい白のプレートには、サクラ色やグレーの豆皿が美しく調和。Lサイズのプレートは、クッキーやチョコレートを乗せた豆皿を並べて、トレイのように使ってもオシャレ。
有田焼の伝統に、ヨーロッパ的な感覚を融合
オランダのデザイナー「ショルテン&バーイングス」が、有田焼の陶磁器ブランド「1616/arita japan」のためにデザインした「カラーポーセリン」シリーズ。日本の伝統色にヨーロッパ的な感覚を融合させた、絶妙な色彩バランスが魅力。フラットなディティールを取り入れたミニマルで機能的なデザインも見逃せない。
今回は、小さな豆皿やコースターを重ねるレイヤードスタイルをリコメンド。イエロー×ブルー、ブルー×ストライプ×ホワイト、ブルー×レッドなど、色×色を組み合わせてみて。食卓に色や柄を取り入れて、アートな空間に!
陰影が美しい、イッタラのガラス豆皿
立体的な細工が美しいガラスの豆皿をリコメンド。イッタラのカステヘルミは、1964年にオイバ・トイッカによりデザインされたシリーズで、フィンランド語で「露のしずく」を意味する。連なるしずくのようなデコレーションが印象的で、テーブルに落ちる美しいガラスの陰影を楽しめる。
同シリーズのキャンドルホルダーや、アイノ・アアルトの水の波紋のガラスプレート、ミランダのガラスボウルなど、さまざまな装飾のガラス製品と並べると、シンプルで心地よいインテリアが完成。また、白のリネンを合わせると爽やかに雰囲気に。モスグリーンやボルドーなど深い色のクロスを合わせると落ち着いたムードでキャンドルの明かりも映える。ガラスの豆皿は、クロスとのコーディネイト次第で一年中楽しめるアイテム。
美しく斬新なチェコのガラス豆皿
伝統的なガラス工芸の街として知られるチェコでつくられたマルサラシリーズの豆皿。その名の通りシンプルな「丸(マル)」で、フラットなデザインが特徴。溶けたガラスにカラーパウダーを定着させた技法でつくられた、独特な発色とムラのあるガラスの表情が魅力だ。
フラットな形状なので、キャンドルプレートやコースターにもぴったり。艶やかなルビーレッドや琥珀を思わせる趣のあるブラウン、水墨画のように美しいブラックなど、見目麗しいガラスの豆皿をインテリアに取り入れてみてはいかが?(ただし、一般的な豆皿は耐火性がないためキャンドルを使い切らないように注意が必要)
植物とレトロなガラス豆皿
1899年創業、東京の老舗ガラスメーカー「廣田硝子」のレトロなガラス豆皿。昭和初期に製造されたデザインを当時と同じハンドプレス製法で復刻された昭和モダンシリーズで、立体的のある装飾と、厚手でずっしりとした質感が特徴。
深さがあるタイプの豆皿は、小さなフラワーベースとしても活用できる。力強いガラス器には、珍しいサボテンや個性的な苔玉、エアプランツなど、旬の植物をプラスしてみて。ガラスの涼やかで凛とした佇まいが際立ちます。また、光によって見え方が異なるガラス陰影も魅力、近くにキャンドルを置くとより美しい。
【動画】豆皿をインテリアアイテムとして楽しむ。
Collaboration Media
Information
H.P.DECO 03-3406-0313
amabro(村上美術株式会社)03-5725-1210
1616/arita Japan 0955-42-2519
イッタラ表参道ストア&カフェ 03-5774-0051
Kata kata
KIHARA 0955-43-2325
木村硝子店 ziziストア 03-3834-1782
中川政七商店
廣田硝子
hirota-g@hirota-glass.co.jp
やま平窯0955-42-2459
ユミコ イイホシ ポーセリン 03-6433-5466
Cooperation
TITLES・UTUWA