カリモクから誕生した新ブランド KARIMOKU NEW STANDARD
のコンテンポラリーな木製家具
70余年の歴史を誇る老舗家具メーカー、カリモク家具が2009年に立ち上げたKARIMOKU NEW STANDARDを特集。カリモクの高度な技術力に、国内外の気鋭デザイナーたちのアイデアが加わって生まれたコレクションは、長く使える品質の良さと、楽しく機能面も十分に考えられたデザインが特徴。今回は、オランダのデザインスタジオSCHOLTEN & BAIJINGS、スイスを拠点に活動するデザインユニットBIG-GAME、ドイツ出身のCHRISTIAN HAASによるコンテンポラリーな家具をご紹介。
《COLOUR WOOD》
樽のような脚と15角形の天板が特徴的なテーブル、カラーウッドは、グラフィカルなペイントとナチュラルな木目が融合したモダンなデザイン。雇い実接ぎ(やといさねつぎ)という日本古来の技法を応用し、台形にカットされたパーツを難しい角度で連結。また、アクセントとして施されている脚部のテープは、わざわざ溝を掘って本体と同化させている。ショルテン&バーイングスによるモダンな幾何学文様と伝統的な木工技術の融合から生まれた前衛的なサイドテーブル。
《COLOUR BIN》
小さな材の組み合わせによるカラービンは、細い幅の木をつなぎ合わせた構造から生まれる陰影のグラデーションが美しく、蓋に付いたレザーの取っ手が上品な小物入れ。ラージは、ペールグリーンに蛍光ピンクのラインがアクセントに、ミディアムは、ナチュラルな木目にホワイトのラインが心地よい。アムステルダムを拠点に活躍する新進気鋭のデザインスタジオSCHOLTEN & BAIJINGS(ショルテン&バーイングス)がデザインを担当。
《CASTOR STOOL PLUS》
注目のデザインユニット、ビッグゲームによるスタッキング可能なシンプルなスツール、キャストールスツールプラス。脚と座面の接合法にこだわり、座面裏のサポートを十字形にすることで、丈夫かつ軽量ですっきりとしたデザインを実現。上品なグレイングレー、美しい木目が楽しめるピュアオーク、ノーブルなブラック、空間のアクセントになるレモンイエローなど、カラーバリエーションも豊富。スタッキングして置いておくだけでもインテリアになるミニマルなデザイン。
《CASTOR LOW CHAIR》
キャストールローチェアは、スイスの伝統的なカフェの椅子がもつ人間工学的な特徴を受け継いだデザインで、低い座面と広い背もたれが、ゆったりとした座り心地。カリモクの高度な加工技術による背もたれや脚のジョイント部分のディティールが美しく、アームレストのひねりが特徴。国産ナラ材を主材にしたした堅牢で美しいラウンジチェア。スイスを拠点に活動する新進気鋭のデザインユニットBIG-GAME(ビッグゲーム)がデザインを担当。カリモクとの8年に渡る協働の中、カリモク独自の技術やテクノロジーを最大限に活用し、斬新なデザインを生み出している。
《SCOUT CHAIR》
深く湾曲した背もたれが特徴のスカウトチェア。いまにも歩き出しそうなチャーミングなプロポーションが目を引く斬新なデザイン。一見シンプルに見える構造は、座面と背もたれを支える革新的なフレームと、洗練された接合部によるもの。深くカーブした背もたれが肘掛椅子のような快適な座り心地を与えてくれる。ドイツ出身のCHRISTIAN HAAS(クリスチャン・ハース)がデザインを担当。
カリモクがモットーとする
「テクノロジーと職人の技の融合」
1940年創業の木製家具メーカー、カリモクは「テクノロジーと職人の技の融合」をモットーに高品質な家具をつくり続ける老舗。2009年には、新ブランドKARIMOKU NEW STANDARDが誕生。カリモク家具の80年近い歴史の中で培った職人技や感覚、ハイテクな技術と国内外の気鋭デザイナーとの協働で、高品質かつハイセンスな家具を製作。材料にはカエデ、クリ、ナラなど国産の広葉樹を使用し、森林保全や林業の活性化にも貢献。また、製作には高度な加工設備と職人の手による仕上げを融合させるカリモク独自の技やテクノロジーを最大限に活用し、家具に施される塗装も何工程にも及ぶ細かな作業が職人によって行われる。
KARIMOKU NEW STANDARD
ns-contact@karimoku.co.jp
愛知県知多郡東浦町藤江皆栄町108
商品価格は、消費税別の本体価格です。