ASTIER de VILLATTEの香りパフュームキャンドルを灯して
香りの世界旅行へ
世界を旅しているかのような気分にさせてくれるアスティエ・ド・ヴィラットの美しい香りのコレクションを特集。世界中の魅惑的な都市の名前を冠したパフュームキャンドルとインセンスは、その土地の独特の香りとストーリーが楽しめる。
アスティエ・ド・ヴィラットのデザイナーのイヴァン・ペリコリとブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットが、世界的に高名な調香師フランソワーズ・キャロンに出会ったことから香りのプロジェクトがスタートした。
ようこそ!バルテュスのアトリエへ
この秋、画家バルテュスのアトリエにインスパイアされた新作「ATELIER DE BALTHUS (アトリエ・ド・バルテュス)」が登場した。ドロム・フレグランスの調香師アレクサンドラ・モネの協力を得て開発した香りは、スペイン産テレピンオイルに、タバコとシダーを調合したスモーキーで蜜のように甘いノートが漂う。
今回は、幼少の頃からバルテュス家と親交があり、いま一番のお気に入りが「アトリエ・ド・バルテュス」という、ブノワさんに新作への想いを伺った。
「自分は画家と一緒に過ごしながら大きくなりました。画家のアトリエは自宅にあり、父が絵を描いていました。アトリエには、モンテヴェルディのオペラやペルゴレージのスターバト・マーテルなどの素晴らしいクラシックが流れ、すっかり酔いしれていました。その後、自分で絵を描くようになりますが、近年はあまりその時間が無く、それを寂しく感じることがありますが、キャンドル アトリエ・ド・バルテュスが、絵を描くあの無垢で穏やかな雰囲気を思い出させてくれます。まるでプルーストのマドレーヌのようです!」
冬の夜、キャンドルをひとつ灯して、画家のアトリエを体感してみては。
香りの世界旅行
「世界各国の神秘的な場所が放つ、つかの間の香り」をテーマにつくられたアスティエ・ド・ヴィラットのパフュームキャンドル。フランスやイタリア、イギリス、アメリカ、日本をはじめ、インド、チベット、モンゴル、イスラエルなど、さまざまな土地のもつ匂いを捉えたコレクションは、キャンドルを灯せば、自分の部屋にいながら、いつでも世界を旅しているかのような気分に。
「オペラ」は、蜜蝋で磨き上げられた大ホールの板張りの床を思わせる豪華絢爛な香り。「デリー」は、インドの旧市街の中心に飛び込んだスパイシーな香り。「グラン・シャレ」は、画家バルテュスが終の住まいとした場所で、節子夫人とのコラボレーションにより誕生。「ヤクシマ」は、濃厚に香る苔の匂いと、鬱蒼と茂る植物の大地の香りなど、イヴァンとブノワの思い出の町や、焦がれ続けている未踏の地を美しい香りで表現。
100%ナチュラルなワックスを用いて、熟練職人がつくりあげたキャンドルは、火を灯していなくても、香りを十分に味わうことができる。
グラス容器は、イタリア トスカーナの職人によって吹きガラスで製作され、使用後はカップや花瓶として使っても。また、より豪華なバージョンとして、アスティエ・ド・ヴィラットのパリのアトリエで、一つ一つ手作りでつくられた白い陶器のコレクションも展開。
クリスマスの準備
城壁に囲まれた神の都市エルサレムは、キリストが眠る聖墳墓教会や芳香に満ちた巡礼地を彷彿させる。教会で螺旋状に広がるお香の芳香には、ウードやヒマラヤスギの木、ナツメグ、ガルバナムやイトスギの香りで調和する。華やかさだけでないミステリアスな香りで、本場のクリスマスを楽しんでみては。
また、H.P.DECOでは、毎年恒例となったアスティエ・ド・ヴィラットのクリスマス展を開催中。イヴァンとブノワが世界中からセレクトした遊び心溢れるオーナメントは、動植物、パリ、音楽、海、食べ物、アペリティフなど、ユニークな世界を展開。ツリーに飾ってもよし、キャンドルの横に並べるだけでも、個性的で楽しいクリスマスに。
繊細に香りながら、
螺旋を描くインセンス
アスティエ・ド・ヴィラットと世界的に高名な調香師フランソワーズ・キャロンによるインセンスシリーズ。1000年の歴史を持つ日本の淡路島の伝統技術による香は、自然素材のみを使用し、生地を長時間に渡り圧縮、加工し、その中に香りきちんと浸透させるために2週間寝かせるといった、手間のかかる製法でつくられているそう。
日本の熟練職人によって一つ一つ丁寧につくられたインセンスは、繊細で豊かな香りを空間に浸透させ、何時間ものあいだ浮遊し続け、香りの痕跡を残していく。
香りのそれぞれの場所をイメージしたラベルデザインは、コレクターズアイテムとしても人気。そして、アスティエ・ド・ヴィラットらしい陶器製のユニークなインセンスホルダーは、アートとしても楽しめる。
バルテュスの愛猫「MITSOU」
2014年に、アスティエ・ド・ヴィラットとバルテュスの妻であり、アーティストでもある節子夫人との初コラボで発表されたセツコ・コレクションの猫のインセンスホルダーは、バルテュスの飼い猫ミツをモチーフにデザインされたもの。その愛らしい表情や、猫の口から煙が立ち上るシュールな仕様から、愛猫家たちを瞬く間に魅了し、ファッションやデザイン業界の猫好きの間で話題に。
そして、1921年にバルテュス一家と親交のあった詩人のライナー・マリア・リルケの支援により出版された「MITSOU」が、この度、アスティエ・ド・ヴィラットから復刻された。
バルテュスと同じく猫好きのイヴァンとブノワは、昔からの愛読書であった「MITSOU」の発行を決意し、アスティエ・ド・ヴィラットが所有するフランスで唯一残る活版工房でオリジナルに忠実に製作。活版印刷特有のレリーフ模様やインクのコントラストが美しく、触れた瞬間に心地よい感動を与えてくれる。
バルテュスを彷彿させる「アトリエ・ド・バルテュス」や「グラン・シャレ」の香りとともに、時を超越した美しい作品「MITSOU」を楽しんでみては。
Astier de Villatte/H.P.DECO
03-3406-0313
東京都渋谷区神宮前 5-2-11
商品価格は、消費税別の本体価格です。