![自由に間取りを変えられる家 子どもの成長に合わせ ロフトを動かし個室を作る 自由に間取りを変えられる家 子どもの成長に合わせ ロフトを動かし個室を作る](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075549/170821tsu.jpg)
自由に間取りを変えられる家子どもの成長に合わせ
ロフトを動かし個室を作る
子どもがのびのびと育つ空間
子どもたちがのびのびと暮らせる家を作りたいと、日当たりと風通しが抜群の、眺めの良いマンションを購入した築地さん一家。世田谷区から、美耶子さんの実家により近い江東区に引っ越した。
「兄が『リビタ』でリノベーションをしてカッコいい家を作っていたので、僕らもお願いするならリビタと決めていました」
なるべく広いリビングを確保するために、移動させることができる箱型ロフトを作った。
「68㎡と、家族4人で暮らすにはけして広くない大きさなので、子どもが小さいうちはワンルームのように使いたいと考えました。今は箱型ロフトを間仕切りにしていますが、移動させて独立した空間を作ることもできます。娘二人なので、もしかすると個室は必要ないかもしれませんし、成長した娘たちの意見を聞いてみなければ、どんな間取りが最適なのかわかりません(笑)」
臨機応変に間取りを変えられる箱型ロフトがきっと役に立つはずだ。
![右側が家族の成長に合わせて動かすことができる箱型ロフト。黒板塗料をセルフペイント。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075526/170821tsu-001.jpg)
右側が家族の成長に合わせて動かすことができる箱型ロフト。黒板塗料をセルフペイント。
![上が畳のスペースになっていて、ご両親が泊まりに来た時に客室として使っているそう。下は衣装の収納スペースとして使っている。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075527/170821tsu-002.jpg)
上が畳のスペースになっていて、ご両親が泊まりに来た時に客室として使っているそう。下は衣装の収納スペースとして使っている。
![「いずれロフトをバルコニー側に移動させて、娘たちの個室を作るかもしれません。独立して不要になったら撤去も簡単です」](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075529/170821tsu-003.jpg)
「いずれロフトをバルコニー側に移動させて、娘たちの個室を作るかもしれません。独立して不要になったら撤去も簡単です」
家族が集まるダイニングテーブル
シンクを一体化させた大きなダイニングテーブルに、ゆったりとくつろげるソファを置いて、広々としたリビングを作った。将来的に箱型ロフトをベランダ側に動かしても、明るいリビングが確保できる。
「前の家でも使っていたお気に入りの『GORGE’S FURNITURE』のソファを、ダイニングのチェアにしました」
キッチンの壁面は、「武骨な感じにしたい」と、古いレンガのようなテクスチャーのブリックタイルを貼った。
![シンクと一体になった大きなダイニングテーブルがリビングの主役になっている。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075531/170821tsu-004.jpg)
シンクと一体になった大きなダイニングテーブルがリビングの主役になっている。
![リビング側とシンク側の床に段差をつけることで、ダイニングテーブルが洗い物にもちょうどよい高さになる。キッチンの扉は『IKEA』のもの。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075533/170821tsu-005.jpg)
リビング側とシンク側の床に段差をつけることで、ダイニングテーブルが洗い物にもちょうどよい高さになる。キッチンの扉は『IKEA』のもの。
![洗濯機や洗面台などを片側に集めることで、動線の無駄を省き、広い空間を確保している。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075535/170821tsu-006.jpg)
洗濯機や洗面台などを片側に集めることで、動線の無駄を省き、広い空間を確保している。
![キッチンのモルタルのカウンターにはカラーバー(映像システムの基準信号)が。「映像関係の仕事をしているので、家のどこかに埋め込みたかったんです」と亮佑さん。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075537/170821tsu-007.jpg)
キッチンのモルタルのカウンターにはカラーバー(映像システムの基準信号)が。「映像関係の仕事をしているので、家のどこかに埋め込みたかったんです」と亮佑さん。
![「最初はダブルボウルにしようと思ったのですが、場所もとるし掃除も大変なので、大きな洗面台をひとつにして蛇口を2つつけました。朝の渋滞も解消され、大正解でした」](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075539/170821tsu-008.jpg)
「最初はダブルボウルにしようと思ったのですが、場所もとるし掃除も大変なので、大きな洗面台をひとつにして蛇口を2つつけました。朝の渋滞も解消され、大正解でした」
![解放感溢れるバスルーム。「冬は寒いので、扉をつけるリフォームを計画中です」](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075541/170821tsu-009.jpg)
解放感溢れるバスルーム。「冬は寒いので、扉をつけるリフォームを計画中です」
天井と壁はセルフペイント
壁と天井、箱型ロフトの黒板塗料、ダイニングテーブルの下など、かなりの面積を家族総出でセルフペイントしたそうだ。手作業ならではの刷毛ムラが、部屋に奥行き感と暖かい印象を残している。
塗料は『ポーターズペイント』をチョイス。
「『ポーターズペイント』の社長さんのお宅に伺って、実際に色を見せていただいて決めました」
リノベーションの竣工年が2013年。当時3歳だった那由ちゃんは1年生に。最近になってベッドの配置を変え、ひとりで寝る練習を始めたのだそう。
子どもの成長に合わせてフレキシブルに間取りを変えられる築地家。これからどんなふうに変わっていくのか、とても楽しみだ。
![壁や天井はセルフペイント。5人がかりで丸4日間かかったそうだ。刷毛ムラがいい味を出している。照明のダクトレールが気持ちよくまっすぐに伸びる。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075542/170821tsu-010-700x467.jpg)
壁や天井はセルフペイント。5人がかりで丸4日間かかったそうだ。刷毛ムラがいい味を出している。照明のダクトレールが気持ちよくまっすぐに伸びる。
![カリモクチェアの横にはオモチャを入れた棚。棚板はテレビ台として使われている。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075544/170821tsu-011-700x467.jpg)
カリモクチェアの横にはオモチャを入れた棚。棚板はテレビ台として使われている。
![窓に面した亮佑さんのワークスペース。長女の那由ちゃんが隣で勉強することも。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075546/170821tsu-012.jpg)
窓に面した亮佑さんのワークスペース。長女の那由ちゃんが隣で勉強することも。
![北側は間取りを変え、玄関の脇に土間のシューズクローゼット兼収納スペースを作った。](https://img.tokosie.jp/2017/08/18075548/170821tsu-013.jpg)