ToKoSie ー トコシエ

空間の高低差を楽しむ部屋に段差を作りたい。
念願をリノベで実現

壁には大きなレタリングを

目黒区内の人気エリアに建つ集合住宅。リノベーションをする際、井澤卓さんにはぜひやりたいことがあったのだそう。

「床に段差をつけたいという抑えきれない衝動がありました(笑)。そのデザインの希望を施工会社に伝えながらリノベーションを進めていきました」

1LDKだった間取りは壁を抜いてワンルームに。そして念願の段差を作り、高い場所をベッドルームとした。
この段差が空間にリズミカルな変化をつけ、フラットなワンルームにはない物語性を感じさせる。ベッドを置いた一角の壁には、井澤さんが大きなレタリングを描いた。

高低差をつけたベッドの下には、引き出し式の大型の収納スペースを作った。
「それでも収納スペースが足りないので、どう改善するかが目下の懸案事項です」

壁には井澤さんが描いた大胆なサインペインティング。オルテガパターンのクッションやベッドカバーとの相性も抜群。
壁には井澤さんが描いた大胆なサインペインティング。オルテガパターンのクッションやベッドカバーとの相性も抜群。
「green and black smithのウッドバーニング、レターボーイ、ナイジェルグラフ、MASAKI NAKAMURA、そして僕の作品を飾っています」
「green and black smithのウッドバーニング、レターボーイ、ナイジェルグラフ、MASAKI NAKAMURA、そして僕の作品を飾っています」
ベッドは階段を2段上がった場所に置かれている。床下は引き出し式の収納庫になっている。左の写真+サインペインティング作品は井澤さんが制作したもの。
ベッドは階段を2段上がった場所に置かれている。床下は引き出し式の収納庫になっている。左の写真+サインペインティング作品は井澤さんが制作したもの。

好きなアーティストを知ってもらいたい

ベッドのある場所の白い壁には井澤さん自身がレタリングを施し、リビングには井澤さんのチョークアートもフレームに収めて飾られている。

リビングの壁に飾っているものは、自身のアートや、気に入っている作品、訪ねてきた客人に紹介したいアーティストのものなどをチョイスしているそう。

「来客が多い家なのですが、客人に楽しんで欲しい、好きなアーティストを知ってもらいたいという気持ちもあって、アートを積極的に飾っています」

パレットに色を塗って重ね、ガラスの天板を置いてローテーブルをDIY。
パレットに色を塗って重ね、ガラスの天板を置いてローテーブルをDIY。
「ソファーベッドはニトリで買いました。これがかなり優秀で、ベッドとしても使ってもとても寝やすいんです」
「ソファーベッドはニトリで買いました。これがかなり優秀で、ベッドとしても使ってもとても寝やすいんです」
「知人の工房にあった天板を譲ってもらい、テーブルを作りました」。イスはジャン・プルーヴェのスタンダードチェア。
「知人の工房にあった天板を譲ってもらい、テーブルを作りました」。イスはジャン・プルーヴェのスタンダードチェア。
無印良品とサンワカンパニーのコラボキッチン。清潔感のあるステンレスの素材感と白のタイルの組み合わせ。
無印良品とサンワカンパニーのコラボキッチン。清潔感のあるステンレスの素材感と白のタイルの組み合わせ。

広々としたルーフバルコニーを活用

気持ちの良い広々としたルーフバルコニーにはウッドデッキを敷き、周囲の目が気にならないよう、高めに目隠し用の板を渡した。
リビングではテーブルとした輸送用のパレットが、バルコニーではベンチとして活躍している。
 
「リビングの壁はうすいグレーに、天井はうすいクリーム色。床は念願のヘリンボーンに貼りました。段差を上がるために階段を作ったのですが、普段ほとんど使っていません。実際に住んでみなければわからなかったことのひとつです(笑)。それでも、自分でデザインしてリノベーションができたので、とても満足しています」
パレットに白いクッションを置いてベンチに。好きな場所に簡単に動かせるのもパレットベンチの良さ。
パレットに白いクッションを置いてベンチに。好きな場所に簡単に動かせるのもパレットベンチの良さ。
広々としたルーフバルコニーにはウッドデッキを張った。
広々としたルーフバルコニーにはウッドデッキを張った。
洗面台の下の天板はあえて木目のものをチョイス。
洗面台の下の天板はあえて木目のものをチョイス。
「せっかくのリノベーションなので風呂場も一から作りたかったのですが、予算の関係でユニットバスにしました。このパナソニックのものは木目が気に入っています」
「せっかくのリノベーションなので風呂場も一から作りたかったのですが、予算の関係でユニットバスにしました。このパナソニックのものは木目が気に入っています」