アジア料理研究家のキッチンアジアを旅したら入手したい
かわいくて役立つおすすめ道具
土鍋1台あれば大活躍
台湾、香港、韓国、タイ、シンガポール、ベトナム…。アジア各国を旅してまわり、本場の家庭料理を伝えるアジア料理研究家の外処佳絵さん。料理教室を営むダイニングキッチンには、色とりどりの器や、ユニークな調理道具など、
現地で購入したキッチングッズが溢れている。
「昔は珍しいものに飛びついたのですが、お料理教室を10年くらいやってきて、使い勝手のいいもの、みんなで使えるものに興味が移っていきました。限られたスペースでも置いておきたいと思うものを揃えています」。
外処さんの日々の家庭料理を支えているのは、土鍋だという。大ぶりのものから小ぶりのものまで、たくさん揃えている。
「台湾の金物屋さんで買った大きな土鍋は、素材のエキスがよく出て、サムゲタンなどがおいしく作れます。色々な大きさのものを持っていて、普段はミニサイズをよく使っています。夫の帰りが遅いときなど、小鍋にお料理を用意しておいて、そのまま直火にかければすぐ出せるし、洗い物も減りますから(笑)」。
冬は土鍋で薬膳スープなどを作れば、カラダをポカポカと芯から温めてくれ、健康維持にも欠かせないそう。
現地で購入したキッチングッズが溢れている。
「昔は珍しいものに飛びついたのですが、お料理教室を10年くらいやってきて、使い勝手のいいもの、みんなで使えるものに興味が移っていきました。限られたスペースでも置いておきたいと思うものを揃えています」。
外処さんの日々の家庭料理を支えているのは、土鍋だという。大ぶりのものから小ぶりのものまで、たくさん揃えている。
「台湾の金物屋さんで買った大きな土鍋は、素材のエキスがよく出て、サムゲタンなどがおいしく作れます。色々な大きさのものを持っていて、普段はミニサイズをよく使っています。夫の帰りが遅いときなど、小鍋にお料理を用意しておいて、そのまま直火にかければすぐ出せるし、洗い物も減りますから(笑)」。
冬は土鍋で薬膳スープなどを作れば、カラダをポカポカと芯から温めてくれ、健康維持にも欠かせないそう。
調理器具は軽くて使いやすいものを
台北の夜市や韓国のアンティーク街、日本なら新大久保の韓国広場やソウル市場。色んなマーケットを回るのが好きだという外処さん。キッチンには、日本ではあまり見かけない調理器具がたくさん。
「東南アジアのものって、軽いものが多いと思うんです。特に包丁は扱いやすいので、女性向きだと思います」。
お気に入りはタイで買った中華包丁。刃に少し角度があるため材料をもっていかれず、お肉も切りやすいのだそう。
「パパイヤサラダ用のソムタムピーラーは、千切りに重宝しています。夏はそうめんにたっぷりキュウリの千切りを入れて頂きましたよ」。
“チョッカラ”は、アルミやステンレス、または真鍮が素材の韓国のお箸。
「納豆を頂くときなど、匂いが移らないので好きです。真鍮のものは少し重いので、取り分け用に使っています」。
韓国スプーン“スッカラ”はシチューやデザート用としてだけでなく、調理中にもよく使う。
「平たいので後ろ側でお肉などをたたいたり、錦糸玉子をのばしたりと用途が多様です」。
すぐ手に取れるように、スッカラはいつもキッチン台の上に。その容れものは、北京で食べたヨーグルトの器なのだそう。
「かわいくてつい持って帰ってきてしまいました(笑)。一輪差しなどにも使えますよ」。
「東南アジアのものって、軽いものが多いと思うんです。特に包丁は扱いやすいので、女性向きだと思います」。
お気に入りはタイで買った中華包丁。刃に少し角度があるため材料をもっていかれず、お肉も切りやすいのだそう。
「パパイヤサラダ用のソムタムピーラーは、千切りに重宝しています。夏はそうめんにたっぷりキュウリの千切りを入れて頂きましたよ」。
“チョッカラ”は、アルミやステンレス、または真鍮が素材の韓国のお箸。
「納豆を頂くときなど、匂いが移らないので好きです。真鍮のものは少し重いので、取り分け用に使っています」。
韓国スプーン“スッカラ”はシチューやデザート用としてだけでなく、調理中にもよく使う。
「平たいので後ろ側でお肉などをたたいたり、錦糸玉子をのばしたりと用途が多様です」。
すぐ手に取れるように、スッカラはいつもキッチン台の上に。その容れものは、北京で食べたヨーグルトの器なのだそう。
「かわいくてつい持って帰ってきてしまいました(笑)。一輪差しなどにも使えますよ」。
愛着のある器とともに
ダイニングのキャビネットに並ぶカラフルな器も、もちろんアジア各地でひとつひとつ買い集めてきたもの。
「最初は台湾にはまって、茶器などを揃えました。旅の印象もそうなのですが、台湾はナチュラルな雰囲気で、器なども素朴で自然です。でも色柄ものの器を選ぶなら、北京や上海が揃っていますね」。
外処さんが愛用しているのは、台湾で買ったガラスの湯のみ。
「そのまま茶葉を入れて、蓋で押さえて飲むこともできます。透明なので茶葉の色も見られて楽しめるんです。お茶以外にも、お茶請けとしてフルーツを入れたりもしています」。
台北に近い陶器の街、鶯歌(インガ)で買ってきた青磁の茶器もお気に入り。茶藝館で作家ものを見つけては買い足している。
「この秋は高雄に行くので、また色々と見つけるのが楽しみですね」。
「最初は台湾にはまって、茶器などを揃えました。旅の印象もそうなのですが、台湾はナチュラルな雰囲気で、器なども素朴で自然です。でも色柄ものの器を選ぶなら、北京や上海が揃っていますね」。
外処さんが愛用しているのは、台湾で買ったガラスの湯のみ。
「そのまま茶葉を入れて、蓋で押さえて飲むこともできます。透明なので茶葉の色も見られて楽しめるんです。お茶以外にも、お茶請けとしてフルーツを入れたりもしています」。
台北に近い陶器の街、鶯歌(インガ)で買ってきた青磁の茶器もお気に入り。茶藝館で作家ものを見つけては買い足している。
「この秋は高雄に行くので、また色々と見つけるのが楽しみですね」。