「IDÉE SHOP Jiyugaoka」が指南空間に生命を吹き込む
インテリアとしてのアート
グリッドを意識してバラバラに飾る
空間を美しく彩るだけでなく、活き活きとした雰囲気で満たしてくれるアート。「IDÉE SHOP Jiyugaoka」では、国内外のアートやオブジェを数々集め、住空間の中で活用する方法を提案している。アートというと敷居が高く、お気に入りを見つけて購入しても、どう飾ったらいいか分からないという人も多いはず。そこで、イデースタッフに、インテリアへの効果的な取り入れ方を教えてもらった。
「店舗では色々な大きさ、形のアート作品を複数点、ランダムに壁にかけて見せています。額縁のサイズはバラバラでも構いません。複数をモザイク状にかけることで、動きが出ると思います」。
そう語るのは、3階のギャラリースペースなど、自由が丘店のディスプレイや書籍のセレクトを担当されている森本直樹さん。
「まず壁を四角いキャンパスと考えます。ここにきっちりと揃えるように飾ると、動きが感じられず面白くなくなってしまいます。上下には余白があってもいいので、グリッド(格子)をイメージして組み合わせてみるといいと思います」。
1点のみ飾るよりも、複数を用意して飾ると組み合わせる楽しさも味わえる。その際、同じアーティストのもので統一しなくてもOK。
「服でいうと、同じブランドで全身を揃えるとかっこよくないですよね(笑)。アーティストも、時代背景、作風などもバラバラでいいです。ただし色や雰囲気を寄せることは考えつつ、自由に選んで飾ってみてください」。
作品のモチーフに着目する
色々な作品、大きさの額を自由に組み合わせてアレンジを楽しむ一方で、連作ものを飾るという手もある。
「例えば、『ペンペン草』という作品では、大きさの違う3枚の銅版画を、下のラインで揃えて飾っています。そうすることで、地面から草が自然に生えている感じを表現することができます」。
街並みを描いた2枚の作品では、作品の中に描かれているビルの高さを揃えて並べることで、街の広がりを感じさせるようにディスプレイ。
「どちらもフレームで揃えることを考えていません。作品に描かれているもので揃えるというのもひとつの方法です」。
逆に同じ柄が描かれていたら、シンプルに並べて幾何学模様のように見せてはどうだろう。フレームではなく、モチーフに着目して飾ってみるのもひとつの方法だ。
「例えば、『ペンペン草』という作品では、大きさの違う3枚の銅版画を、下のラインで揃えて飾っています。そうすることで、地面から草が自然に生えている感じを表現することができます」。
街並みを描いた2枚の作品では、作品の中に描かれているビルの高さを揃えて並べることで、街の広がりを感じさせるようにディスプレイ。
「どちらもフレームで揃えることを考えていません。作品に描かれているもので揃えるというのもひとつの方法です」。
逆に同じ柄が描かれていたら、シンプルに並べて幾何学模様のように見せてはどうだろう。フレームではなく、モチーフに着目して飾ってみるのもひとつの方法だ。
スペースを有効的に活用する
額装だけでなく、オブジェもアートとしてインテリアに取り入れたい。どんなスペースを活用したらよいかを伺った。
「飾る場所に困るなら、本棚がおすすめです。お気に入りの洋書などを1冊、表紙を見せて本棚に置き、オブジェと合わせて飾るといいと思います」。
本棚の一角をアートコーナーに。その時、収納するための本は本棚の下の方に、飾る場所は視線の高さに設けるのが効果的。
「窓辺には、入ってくる光を活かせるガラスのオブジェがおすすめです。ガラスを通して室内に差し込む光の具合が、様々に変わるのを楽しむことができます」。
目に触れやすいキャビネットの上も、お気に入りの作家のアートを手に入れて、ディスプレイを楽しみたい。ただ、ひとつ置いても何か決まらない、というときは…。
「同じモチーフで、色や形の違う大小のオブジェで揃える手もあります。色々と試行錯誤してみて、様々な組み合わせを楽しんでほしいですね」。
「飾る場所に困るなら、本棚がおすすめです。お気に入りの洋書などを1冊、表紙を見せて本棚に置き、オブジェと合わせて飾るといいと思います」。
本棚の一角をアートコーナーに。その時、収納するための本は本棚の下の方に、飾る場所は視線の高さに設けるのが効果的。
「窓辺には、入ってくる光を活かせるガラスのオブジェがおすすめです。ガラスを通して室内に差し込む光の具合が、様々に変わるのを楽しむことができます」。
目に触れやすいキャビネットの上も、お気に入りの作家のアートを手に入れて、ディスプレイを楽しみたい。ただ、ひとつ置いても何か決まらない、というときは…。
「同じモチーフで、色や形の違う大小のオブジェで揃える手もあります。色々と試行錯誤してみて、様々な組み合わせを楽しんでほしいですね」。