![自分らしいインテリアを作る 一点物のアートピースを 空間に取り入れるアイディア 自分らしいインテリアを作る 一点物のアートピースを 空間に取り入れるアイディア](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100303/200624cib-1000x600.jpg)
自分らしいインテリアを作る一点物のアートピースを
空間に取り入れるアイディア
作品の個性をインテリアに活かす
クリエイターが作品に込めた“力”を自分の部屋に取り入れる、一点物の個性を活かして自分らしいインテリアを作る……、そんな作品との対話を楽しめる部屋を作る手助けをしてくれる店がある。エッジの効いたセレクトが人気のインテリアショップ『CIBONE』が、20周年を目前に、表参道の「GYRE」地下1階に3度目の移転リニューアルしたのだ。リニューアルにあたり、クリエイターによるアートピースなどを充実させている。ECが普及してきた今だからこそ、ショップでしかできない商品展開にしたのだそう。
敷居の高いギャラリーではなく、インテリアショップでクリエイターの作品に出会うことができるのはありがたい。気になるものがあれば、実際に手に取り、自分のペースで吟味することができるからだ。
*ここで紹介した”一点物”の商品は、公開時には既に店頭にないものもあるのでご注意を。
![盛永省治/鹿児島を拠点に制作を行うウッドターナー。木が持っている個性を活かしたひとつとして同じものはないスツール。木の年輪と美しい木肌は、部屋の中で圧倒的な存在感を放つはず。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100221/200624cib-001.jpg)
盛永省治/鹿児島を拠点に制作を行うウッドターナー。木が持っている個性を活かしたひとつとして同じものはないスツール。木の年輪と美しい木肌は、部屋の中で圧倒的な存在感を放つはず。
![PIET HEIN EEK/工業廃棄物などの素材を使い、ユニークな作品を発表している。テーブルやイスなど家具の他に、ベースも制作。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100223/200624cib-002.jpg)
PIET HEIN EEK/工業廃棄物などの素材を使い、ユニークな作品を発表している。テーブルやイスなど家具の他に、ベースも制作。
![祥見知生さんセレクトによる一点ものの器たち。作家の名前などはあえて掲示せずに、ひとつひとつの器に魅力と出会いを楽しんで欲しいとのこと。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100226/200624cib-003.jpg)
祥見知生さんセレクトによる一点ものの器たち。作家の名前などはあえて掲示せずに、ひとつひとつの器に魅力と出会いを楽しんで欲しいとのこと。
![elements/丸太に入れたスリットに炭を落とし、強く息を吹き込むと炎が木に着火し溝を広げながら燃え続ける。その燃えきった丸太を木型として利用し、ガラスを流し入れて息を吹き込んで制作した作品。炎が作る有機的なフォルムを楽しめる。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100230/200624cib-004.jpg)
elements/丸太に入れたスリットに炭を落とし、強く息を吹き込むと炎が木に着火し溝を広げながら燃え続ける。その燃えきった丸太を木型として利用し、ガラスを流し入れて息を吹き込んで制作した作品。炎が作る有機的なフォルムを楽しめる。
![KENDAI/手刺繍ブランド。あえて人の手によってしか生み出せない風合いの作品を制作している。干支の刺繍はCIBONEリミテッド。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100233/200624cib-005.jpg)
KENDAI/手刺繍ブランド。あえて人の手によってしか生み出せない風合いの作品を制作している。干支の刺繍はCIBONEリミテッド。
![Job van den Berg/《CAR CLASH》は、アルミニウム板の上にトイカーを置き、高圧力でプレスしたアートワーク。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100235/200624cib-006.jpg)
Job van den Berg/《CAR CLASH》は、アルミニウム板の上にトイカーを置き、高圧力でプレスしたアートワーク。
ストーリーがあるものを持ち帰る喜び
ひとつとして同じ木目がない、自然の樹が持っている力を生かしたスツールや、手刺繍のペナント、マウスブローのガラスの作品などなど、今回『CIBONE』がセレクトしたアイテムには、制作の過程にもストーリーがあるものたちが揃う。
そういった力のあるアートピースが、広い空間にたくさん収められていて、この作品を買って帰ったらどこに飾ろうかと想像しながら店を回ると、あっという間に時間が過ぎてしまう。店内を歩けば、美術館の展示を見ているかのように楽しめるのだが、気に入ればその場で買って持ち帰ることができる事実にかなりテンションが上がるはず。
![200624cib-007](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100238/200624cib-007.jpg)
![NEW LIGHT POTTERY/奈良に拠点を置くライティングデザイナー2人が手掛ける照明ブランド。「Apollo」はマウスブローで制作したガラスグローブのペンダントライト。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100241/200624cib-008.jpg)
NEW LIGHT POTTERY/奈良に拠点を置くライティングデザイナー2人が手掛ける照明ブランド。「Apollo」はマウスブローで制作したガラスグローブのペンダントライト。
![Bokja/レバノンで2000年に誕生したブランド。世界にひとつだけの作品を発信し続けている。どこかエキゾチックな作品に惹かれる。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100245/200624cib-009-700x700.jpg)
Bokja/レバノンで2000年に誕生したブランド。世界にひとつだけの作品を発信し続けている。どこかエキゾチックな作品に惹かれる。
真似したいアイディアが豊富な空間
ひとつひとつのアイテムも素晴らしいが、さらに新生『CIBONE』には、空間作りにも真似したいアイディアがたくさん詰まっている。広い店内はゆるやかに空間が分けられていて、スキーマ建築計画、DAIKEI MILLS、ケース・リアルの三者が手掛けたデザインが楽しめる。
“デザインとコミュニケーションを軸とした「CONNECT」”のエリアが用意され、広島を拠点に活動する『叢』の植物や、インテリアプロダクトブランドの『HAY』、『BACH』が選書する書籍が並ぶ。また、国内外の様々なアーティストの作品などを展示する企画展なども行われる。
出会いはインスピレーション。自分だけの運命の“一点物”を見つけに出かけよう。
![『叢』による大型のグリーン。ハンドリフトを使って移動させることができるコンクリートの鉢がおもしろい。コウモリランが着生している植物がユニーク。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100248/200624cib-010.jpg)
『叢』による大型のグリーン。ハンドリフトを使って移動させることができるコンクリートの鉢がおもしろい。コウモリランが着生している植物がユニーク。
![ブルーのカーペットに、無垢の木を使ったユニークなフォルムの延長コードや照明、ゴールドのフレームを床面にさりげなく置くアイディア。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100251/200624cib-011.jpg)
ブルーのカーペットに、無垢の木を使ったユニークなフォルムの延長コードや照明、ゴールドのフレームを床面にさりげなく置くアイディア。
![こちらはデンマーク発のインテリアプロダクトブランド『HAY』のアイテム。部屋の一部の壁をペイントし、好きなアートを飾ってソファコーナーを作ってみたい。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100253/200624cib-012.jpg)
こちらはデンマーク発のインテリアプロダクトブランド『HAY』のアイテム。部屋の一部の壁をペイントし、好きなアートを飾ってソファコーナーを作ってみたい。
![デンマークのインテリアプロダクトブランド『HAY』のコーナーも充実。手前の美しいプリーツが印象的なテーブルランプも『HAY』のアイテム。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100256/200624cib-013.jpg)
デンマークのインテリアプロダクトブランド『HAY』のコーナーも充実。手前の美しいプリーツが印象的なテーブルランプも『HAY』のアイテム。
![スキーマ建築計画によるオレンジ色のガラスで囲われた地下へ降りていく階段が印象的。](https://img.tokosie.jp/2020/06/22100300/200624cib-014.jpg)
スキーマ建築計画によるオレンジ色のガラスで囲われた地下へ降りていく階段が印象的。
CIBONE
03-6712-5301。
渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1
Open 11:00~20:00、不定休