機能性壁紙を使いこなす壁紙が「仕事をする壁」を作る
壁紙を使えば、
壁に機能を持たせることができる
谷尻誠+吉田愛率いる大人気の建築事務所『SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd.』。海運倉庫を改修した『ONOMICHI U2』、東京事務所に『社食堂』を作り、新規事業『絶景不動産』を始めるなど、彼らのユニークな活動から目が離せない。その『SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd.』と『サンゲツ』が壁紙でコラボレートしたのが〈INNOVATIVE WALL〉シリーズだ。
方眼用紙のような壁紙、〈Graph Paper〉は、ひとマスが1センチ、太線内が10センチの測れる壁紙だ。壁を方眼紙のノートに見立てて、付箋やメモなどをガシガシと貼ることのできる働く壁だ。
もうひとつが壁紙で黒板を作ることができる〈Blackboard〉。家族の伝言板として使うもよし、渾身のチョークアートでカッコよく仕上げるのもいい。
壁材を決める時、壁紙か漆喰かペンキ塗りかで迷うと思うけれど、壁紙ならではの機能を使って、攻めの壁、仕事してくれる壁を作ってみてはいかがだろう。
適材適所の壁紙で、
働き者の壁になる
便利な機能がある壁紙は年々進化を遂げている。
汚れにくい、汚れを落としやすい、ひっかき傷に強い、消臭機能や抗菌技術も充実している。抗アレル機能を持つ壁紙や、湿度を調整する機能に優れた珪藻土が使われたものも開発されている。
寝室やペットがいる部屋、子ども部屋、モノをよく出し入れする場所など、場所に合わせて機能性壁紙を賢く使い分けたい。
ピンを刺しやすいコルクの壁材や、マグネットが使えるようになる下地材などを上手く使えば、アイディア次第で働き者の壁になるはずだ。
機能性壁紙をショールームでチェック
『サンゲツ品川ショールーム』には、壁装材のサンプルが収められた棚がある。ここからサンプルを取り出して、自由に比較検討することができる。小さなチップではイメージが掴みにくいけれど、大きなサンプルならできあがりを想像しやすい。印刷カタログではわからない質感も掴める。
「壁紙の機能は毎年進化を遂げています。ショールームに足を運んでいただければ、専任スタッフが最適な商品の特長やコーディネートをご提案致します。ぜひご来場ください」と、『サンゲツ』インテリア事業本部の小椋淑恵さん。
実際に壁紙のサンプルを手にとって、素材感などを確かめることができる。気になる商品はサンプルを分けてもらうことも可能。リアルサイズのコーディネイト空間が提案されているので、実際の壁紙のコーディネイトがイメージできるはず。専任のスタッフにしっかり相談したい時は予約してから訪ねたい。
東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー4F