DIYで模様替えPart2 様々なテクスチャーを楽しむ
ウォールペイント上級編
バリエーション豊かな特殊塗装
自分で何度でも壁の色を塗り替えて、自由に部屋の模様替えを楽しみたい。前回はウォールペイントを行うときに大切な養生のやり方と、基本的な塗り方を、ベンジャミンムーア湘南ショールームでレクチャーしてもらった。
今回はその上級編。スポンジや刷毛、Tシャツなどの生地、または専用コームなどを使って、ランダムな模様や網目のような柄、木目やタイル調など、色々なテクスチャーを表現することができる特殊塗装をご紹介する。
均一に塗るだけでも部屋の雰囲気を変えて楽しむことができるけれど、次はよりオリジナリティ豊かに、ウォールペイントを楽しむ方法にトライしてみては。
スポンジングに挑戦してみる
数ある特殊ペイントの中で、いちばん入りやすいのが「スポンジング」だそうだ。スポンジを使って色を載せていく方法だが、カラーセレクトや模様の入れ方など好きなように調整できて、表現は無限大。上から何度も塗り重ねられるベンジャミンムーアなので、失敗を恐れず自由に楽しんでみよう。
スポンジは食器用などでもいいが、自然な凹凸のある海綿がおすすめだそう。特殊塗装は、塗料が乾燥する前に手を加えていく必要があるので、乾燥を遅らせるグレイズを塗料に混ぜるところからスタートする。壁は下地を塗っていてもいいし、クロスの上からでもOK。自分のアレンジを楽しんでみよう。
さらに変化を加えてみる
ベーシックなスポンジングが完成したら、次は少し変化を楽しんでみよう。同じスポンジングでも、手をひねりながら色を載せていくと、微妙に違った模様を楽しむことができる。さらに、霧吹きで壁を濡らして、その上からスポンジングを繰り返す。うっすらとぼやけた感じに仕上がって、絵画のような繊細な雰囲気に。3600色の豊富なカラーと、自分のアイデアで色んな壁に挑戦してみよう。