こんなスツールを作りたい! Part2大事なポイントをおさえて
堅牢なスツールを組み立てる
丁寧な素地調整で表面を美しく
DIYで木製スツールをつくる企画の第2回。前回は、脚や貫(十字の部分)を準備する構造加工のところまで終了。今回は実際に組み立てて形にするところまでやってみる。
「ポイントは、組む前に行う素地調整です」とスタッフの方。仕上げに塗装をした時に、ムラをつくらないよう表面の粗さを均一にしておくことが大事だそうだ。目がざらついているところ、傷のつきやすい角のとんがり部分に、サンドペーパーをかけて面取りを行う。サンドペーパーは、最初は粗めの180番、仕上げは細かい240番を使い分ける。2回に分けて丁寧にかけていくことが美しさの秘訣だ。
「ポイントは、組む前に行う素地調整です」とスタッフの方。仕上げに塗装をした時に、ムラをつくらないよう表面の粗さを均一にしておくことが大事だそうだ。目がざらついているところ、傷のつきやすい角のとんがり部分に、サンドペーパーをかけて面取りを行う。サンドペーパーは、最初は粗めの180番、仕上げは細かい240番を使い分ける。2回に分けて丁寧にかけていくことが美しさの秘訣だ。
素材を傷めないようしっかり接合
タイトボンドをつけたら組み立てていこう。隙間が出ないようしっかりと組み立てるためには、ひとつひとつ確認をしながら行うことが大切。空いているところがある場合は、玄能でたたいてぴったりと接合させるが、この時素材を傷めないよう当て木をしてたたく。ビスを打つときはまず脚に端金をかけて、しっかり接合させてから行う。4本の脚をそれぞれ順番に。
こうして脚を組み立てたら、ダボ穴に木ダボを埋め込みライフソーで余分なはみ出しをカット。素材の表面を傷つけないように、刃を脚に沿わせるように扱おう。
こうして脚を組み立てたら、ダボ穴に木ダボを埋め込みライフソーで余分なはみ出しをカット。素材の表面を傷つけないように、刃を脚に沿わせるように扱おう。
がたつきがないかを確認、調整
組み立てたら、サンドペーパーで全体に研磨してならし、平らな面に置いてがたつきがないかどうか確認しよう。がたついている場合は、がたついていない方の2本の脚のどちらかが長いことが原因。スツールを立たせて長い方の脚の下に、ノコギリを入れて調整する。
脚と座面を接合させる際は、座面の木目に対して平行か斜めかを好みで決める。取り付ける位置は、直角の定規を使い、端からの長さをきちんと揃えて決定。Fクランプで机にしっかり固定し、インパクトドライバーでビスを打ったら完成!
脚と座面を接合させる際は、座面の木目に対して平行か斜めかを好みで決める。取り付ける位置は、直角の定規を使い、端からの長さをきちんと揃えて決定。Fクランプで机にしっかり固定し、インパクトドライバーでビスを打ったら完成!