![こんなスツールを作りたい! Part3 木目の美しさと質感を楽しむ オイルフィニッシュと座面づくり こんなスツールを作りたい! Part3 木目の美しさと質感を楽しむ オイルフィニッシュと座面づくり](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215926/181205sou.jpg)
こんなスツールを作りたい! Part3木目の美しさと質感を楽しむ
オイルフィニッシュと、座面づくり
最後の工程で愛着の1脚へ
丸スツールをDIYでつくるシリーズの3回目。前回まででスツール本体は完成した。今回は、仕上げのオイル塗装と、座面づくりをやってみる。
「オイルは最低2回塗りたいですね。1回塗ったら12時間乾燥させて、その後もう一度塗ります」。とスタッフの方。オイルが無垢の木に浸み込み、木材の美しさ、温もりをキープしてくれる。完成後も使い込むうちに取れてくるので、薄くなってきたらその都度塗布。サンドペーパーをかけ、キズやシミを処理してから塗り直そう。何度も手をかけることで、いつまでも大事にしたい愛着のある1脚になる。塗り方にはコツがあるので、手順とともに確認してほしい。
そして座面づくり。生地はお気に入りの布でもいいし、使い古した服やジーンズでも。好みの1枚を用意して、最後のプロセスへ。
「オイルは最低2回塗りたいですね。1回塗ったら12時間乾燥させて、その後もう一度塗ります」。とスタッフの方。オイルが無垢の木に浸み込み、木材の美しさ、温もりをキープしてくれる。完成後も使い込むうちに取れてくるので、薄くなってきたらその都度塗布。サンドペーパーをかけ、キズやシミを処理してから塗り直そう。何度も手をかけることで、いつまでも大事にしたい愛着のある1脚になる。塗り方にはコツがあるので、手順とともに確認してほしい。
そして座面づくり。生地はお気に入りの布でもいいし、使い古した服やジーンズでも。好みの1枚を用意して、最後のプロセスへ。
![オイルには色々な種類があるが、今回は手に入りやすい「ワトコオイル」を使用。植物油を主体とした塗料で、風合い豊かに仕上がる。刷毛とマスキングテープも用意。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215846/181205sou-001.jpg)
オイルには色々な種類があるが、今回は手に入りやすい「ワトコオイル」を使用。植物油を主体とした塗料で、風合い豊かに仕上がる。刷毛とマスキングテープも用意。
![あちこち塗っていくと失敗するので、最初に塗る場所をシミュレーションしてから取りかかろう。裏側などわかりにくいところから塗るのがおすすめ。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215848/181205sou-002.jpg)
あちこち塗っていくと失敗するので、最初に塗る場所をシミュレーションしてから取りかかろう。裏側などわかりにくいところから塗るのがおすすめ。
![オイルは塗ったところからすぐ浸み込んでいく。時間差があるとムラができるので、なるべく素早くさっと塗るのが大事。垂れたところは放っておくとシミになるので、すぐに対応しよう。下から上へ刷毛を動かして処理する。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215850/181205sou-003.jpg)
オイルは塗ったところからすぐ浸み込んでいく。時間差があるとムラができるので、なるべく素早くさっと塗るのが大事。垂れたところは放っておくとシミになるので、すぐに対応しよう。下から上へ刷毛を動かして処理する。
![オイルは一定量浸み込むとそれ以上は浸み込まない。そこで塗り始めの時間から10〜15分経ったところで、ウエスを使って吸い込みきらなかったオイルを拭き取る。最初に塗ったところから順番に。手で触ると指の跡がつくので、両手でウエスを持って行うこと。拭き取りが甘いとベタつきの原因になるのでしっかり拭き取りたい。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215852/181205sou-004.jpg)
オイルは一定量浸み込むとそれ以上は浸み込まない。そこで塗り始めの時間から10〜15分経ったところで、ウエスを使って吸い込みきらなかったオイルを拭き取る。最初に塗ったところから順番に。手で触ると指の跡がつくので、両手でウエスを持って行うこと。拭き取りが甘いとベタつきの原因になるのでしっかり拭き取りたい。
![1回目を塗ったら12時間は乾燥させて2回目を塗る。ワークショップの場合は、家に持ち帰ってから塗るためのオイル、ウエス、サンドペーパーが渡される。乾く段階で毛羽立ってくるので、400番のペーパーでサンドをかけてからオイル塗装。あまりゴシゴシとかけないのがコツ。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215854/181205sou-005.jpg)
1回目を塗ったら12時間は乾燥させて2回目を塗る。ワークショップの場合は、家に持ち帰ってから塗るためのオイル、ウエス、サンドペーパーが渡される。乾く段階で毛羽立ってくるので、400番のペーパーでサンドをかけてからオイル塗装。あまりゴシゴシとかけないのがコツ。
布の張り具合がカギ
1回目のオイルを乾燥させているときに、座面をつくりたい。ワークショップではクッションが用意されているので、これを布で包み、専用のホチキスで留めていく。布はなんでもいいが厚めの方がおすすめだそう。
「難しいのは、布の引っぱり具合で凹凸が変わってしまうことです。常に同じテンションで、上下左右に引っぱり合いながら留めていくことが大事です」。
ホチキスは1カ所とめたら、対角線上の反対側をもう1カ所。次はその間90度のところを左右留めていく。布のたるみが気になるが、あまり引っぱりすぎても柄がゆがんでしまうのがコツのいるところ。常にバランスを意識して行っていきたい。
出来上がったら、12時間後にオイルを再度塗布していよいよフィニッシュ。
「難しいのは、布の引っぱり具合で凹凸が変わってしまうことです。常に同じテンションで、上下左右に引っぱり合いながら留めていくことが大事です」。
ホチキスは1カ所とめたら、対角線上の反対側をもう1カ所。次はその間90度のところを左右留めていく。布のたるみが気になるが、あまり引っぱりすぎても柄がゆがんでしまうのがコツのいるところ。常にバランスを意識して行っていきたい。
出来上がったら、12時間後にオイルを再度塗布していよいよフィニッシュ。
![布をとめるホチキス、ステープルを用意。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215857/181205sou-006.jpg)
布をとめるホチキス、ステープルを用意。
![クッションのサイズに合わせて布をカットしておく。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215900/181205sou-007.jpg)
クッションのサイズに合わせて布をカットしておく。
![最初に、柄を出したい位置を合わせてクッション全体を布で包むようにする。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215903/181205sou-008.jpg)
最初に、柄を出したい位置を合わせてクッション全体を布で包むようにする。
![まずステープルで1カ所を留める。次は対角線上の反対側を1カ所留める。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215906/181205sou-009.jpg)
まずステープルで1カ所を留める。次は対角線上の反対側を1カ所留める。
![上下を留めたら次は左右…、というように、対角を意識しながら8カ所留め、さらにその間を8カ所、計16カ所を留める。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215909/181205sou-010.jpg)
上下を留めたら次は左右…、というように、対角を意識しながら8カ所留め、さらにその間を8カ所、計16カ所を留める。
![留めたところの間の布を開いて、シワがでないようできるだけきれいにたたみ、その間の布をまんべんなく留める。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215911/181205sou-011.jpg)
留めたところの間の布を開いて、シワがでないようできるだけきれいにたたみ、その間の布をまんべんなく留める。
![余分な布をハサミでカットする。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215913/181205sou-015.jpg)
余分な布をハサミでカットする。
![このくらい美しく仕上げたい。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215915/181205sou-016.jpg)
このくらい美しく仕上げたい。
![座面を載せて、丸スツールが最終完成!](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215917/181205sou-017.jpg)
座面を載せて、丸スツールが最終完成!
![牛革のキャンプスツールもワークショップで制作したもの。折り畳んで携帯できるのでアウトドアで活躍しそう。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215920/181205sou-018.jpg)
牛革のキャンプスツールもワークショップで制作したもの。折り畳んで携帯できるのでアウトドアで活躍しそう。
![木工教室の場合、最初にマスづくりで基礎を学び、次にスツール、小抽出しと進んで箱物家具の基本がマスターできる。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215923/181205sou-019.jpg)
木工教室の場合、最初にマスづくりで基礎を学び、次にスツール、小抽出しと進んで箱物家具の基本がマスターできる。
![「WOODWORK CENTER」は、オーダーメイド家具の設計・製造を行う「相談家具屋」が運営。木工教室、ワークショップなどを通して木工DIYライフをサポートしてくれる。不定期で作品展、イベントなども開催。](https://img.tokosie.jp/2018/11/02215925/181205sou-020.jpg)