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国内外で注目を集める釡定の鉄器 テーブルに並べても美しい
南部鉄器の道具

国内外で注目を集めている南部鉄器を特集。今回は、岩手県盛岡市で明治時代より続く南部鉄器の工房「釜定」をご紹介。
3代目の宮伸穂氏は、南部鉄器職人でもあり、国際的に活躍するデザイナーでもある。フィンランド在住経験もある同氏が手がけるモダンなデザインにはファンが多く、フライパンなど調理道具は、プロからも愛用され、憧れの道具として人気を博している。また、ヨーロッパをはじめ海外でも南部鉄器への関心が高まり、鉄器ブームが起こっているそう。
きちんと手入れをすれば一生使える、モダンで美しい現代の日用品としての南部鉄器を暮らしに取り入れてみませんか。

シャロウパンとイグ鍋

シャロウパン φ215 L390 H70mm ¥8,500
シャロウパン φ215 L390 H70mm ¥8,500
イグ鍋 φ166 L245 H26mm ¥4,500
イグ鍋 φ166 L245 H26mm ¥4,500
直角に伸びた美しい持ち手は、唯一無二の美しいデザイン。
直角に伸びた美しい持ち手は、唯一無二の美しいデザイン。
幾何学的な持ち手のデザインが特徴。
幾何学的な持ち手のデザインが特徴。
パンケーキやクレープづくりに最適なシャロウパン。
高い熱伝導率のおかげで、ふっくらと焼けて、香ばしくて美しい焼き目に仕上がるため、料理研究家などプロの愛用者も多い。シャロウパンは、機能性だけでなく、無駄のない美しいフォルムも魅力のひとつ。浅型の本体から直角にまっすぐ伸びた長い持ち手が特徴で、そのモダンな造形美が調理中もキッチンに置いてある時も目を楽しませてくれる。このシャロウパンは、宮伸穂氏が美大生時代の卒業制作でデザインを完成させたものだそう。

イグ鍋は、たまごを炒るためにデザインされた鉄製の小さなフライパン。
目玉焼きは、ふんわりカリッと極上の仕上がり。焼き野菜を添えて、そのまま食卓に並べても器として映える。炒り卵は旨味を最大限に引き出してくれて、ふんわりとプロの仕上がりに。美味しくするコツは、食材を入れる前に十分に熱すること。そうする事で焦げ付きにくくなり、食材の加熱も早くなるので旨味が引き出されて美味しく仕上がる。
また、小ぶりなので、BBQやキャンプにもオススメ。
「イグ」とは、おばあちゃんが言い間違えた「エッグ」と「イッグ」から名付けられたそう。

シャロウパンやイグ鍋など、鉄製のフライパンで調理をすれば、自然に鉄分補給もできるのも嬉しいところ。
気になるお手入れ方法は、使い始めは水洗い後に熱源にかけ、食用油を塗り、煙が出る程度加熱。こうする事で油の膜をつくり、焦げ付きやさびを防いでくれる。
使い終わったら、化学洗剤は使用せず、天然のたわしやスポンジで洗い、水分を拭き取った後に、軽く熱して水気を完全に飛ばしておく。また、長期間使わない時は、軽く油をひいて湿気がなく風通しのいい場所で保管。

宮伸穂デザインの美しい器

ボウル φ185 H55mm ¥4,100
ボウル φ185 H55mm ¥4,100
緊張感のある薄いリムがモダンデザインの要。
緊張感のある薄いリムがモダンデザインの要。
繊細で力強く美しい、凛とした佇まい。
繊細で力強く美しい、凛とした佇まい。
3代目宮伸穂氏による、一切の装飾を排したモダンな器。薄く仕上げられたリムや緊張感のある美しいフォルムから、鉄の存在感が最大限に引き出された美しい鉄器。料理を盛り付けたり、果物やナッツを入れたり、花を浮かべたり、小物入れとしても、さまざまな用途で使えて、食品や植物、小物を添えることで、しっとりとした鉄の黒色がさらに際立ち、美しい空間をつくってくれる。
昔ながらの重厚な南部鉄器ではなく、釜定のモダンな鉄器は海外での人気も高く、日本の伝統工芸が世界を魅了する一端にも。中には何年待ちという人気アイテムもあるという。

魅せる栓抜き

栓抜き 左からW49 D84 H6mm ¥1,180 W38 D105 H6mm ¥1,180
栓抜き 左からW49 D84 H6mm ¥1,180 W38 D105 H6mm ¥1,180
グラフィカルな造形が目を引く鉄製の栓抜き。目に美しく手に心地よい、用の美にかなった釜定の栓抜きは、手に持った時の鉄の重厚でやさしい質感も味わえて難しい手入れも不要なので、はじめての鉄器を取り入れる方にもオススメ。
丸、三角、四角を組み合わせた幾何学模様のデザインは、栓抜きとしてはもちろん、オブジェとして部屋や壁面に飾ってもよい。モダンな黒を取り入れることで、空間を引き締めてかっこよく見せてくれる。小さなギフトとしてもオススメ。

鉄のモダンなオーナメント

オーナメント 鳥  W8O D35H180mm ¥5,200
オーナメント 鳥  W8O D35H180mm ¥5,200
堅くて重みのある鉄でつくられたモダンな鉄のオーナメント。鳥の表情や躍動感をシンプルに形にした、愛らしくも凛々しいデザイン。見る角度によりさまざまな表情を楽しめるのも魅力。木目の美しい木台が鉄の質感をさらに際立たせている。鉄のオーナメントシリーズは、鳥、魚、おたまじゃくし、風見鶏、キジなど全7種類。少しずつ買い足してコレクションしてみては?

釜定、初の書籍
「南部鉄器のある暮らし 釜定の仕事」

書籍「南部鉄器のある暮らし 釡定の仕事」¥1.800
書籍「南部鉄器のある暮らし 釡定の仕事」¥1.800
釜定の鉄器を取り扱うdesignshopの森博氏プロデュース、釜定3代目の宮伸穂氏が現代に伝える、日々の暮らしを豊かにする南部鉄器の魅力を紹介する書籍が発売。
南部鉄器が生まれた町、盛岡の風景写真から、釜定の歴史や工房の様子、商品ラインナップ、お手入れ方法をはじめ、釜定のアイテムを使ったプロによるレシピ、フィンランドの家具作家による寄稿、岩手大学名誉教授による鉄分の補給率の研究など、南部鉄器の魅力が満載。きっと南部鉄器を暮らしに取り入れたくなります。

長い歴史を誇る釜定の工房

鋳型をつくるための実型(さねがた)が並ぶ。 創業以来、土間に溜まった鋳型の原料である砂を繰り返し使ってきたという。
鋳型をつくるための実型(さねがた)が並ぶ。
創業以来、土間に溜まった鋳型の原料である砂を繰り返し使ってきたという。
流し込みは数人で行われる。1500度近くの高温で溶かした鉄を狭い注ぎ口の鋳型に注入。
流し込みは数人で行われる。1500度近くの高温で溶かした鉄を狭い注ぎ口の鋳型に注入。
装飾など細かな作業は一つ一つ手作業。また、道具類はすべて各々の手に合うように自作されている。
装飾など細かな作業は一つ一つ手作業。また、道具類はすべて各々の手に合うように自作されている。
明治時代に鉄瓶店として岩手県盛岡市に創業した南部鉄器工房「釜定」。長い歴史を持つ釜定は、南部鉄器職人でありながら国際的に活躍するデザイナーでもある3代目の宮伸穂(みや のぶほ)氏が伝統を継承しながら、新しい鉱物文化をつくり出し、現代の生活の道具としての鉄器づくりを続けている。
鉄器は、複雑で細かな工程を経てつくられ、釜定ではひとりの職人がすべての工程を手掛ける。まず、デザインから鋳型をつくり、鉄を流し固めて、加熱着色する。その間にさまざまな工程が製品ごとに多く入る。

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designshop

東京都港区南麻布2-1-17 白ビル1F

商品価格は、消費税別の本体価格です。
cooperation : UTUWA