Soilのフードコンテナ珪藻土と左官から生まれた
呼吸する土のプロダクト
保湿・吸水性に優れる珪藻土を用いてつくられたsoilのプロダクトから、キッチン用のフードコンテナや調湿剤を特集。左官職人による機能美が凝縮された名品をご紹介。
土の力を優先したミニマルなフォルム
Soilは「珪藻土や左官という技術を、もっと人の生活に取り入れられないだろうか。」という考えから誕生。どんな生活にもしっくりと馴染み、丈夫で使いやすく、何よりも土の力が充分に発揮されることを重視された。そのコンセプトにいちばんふさわしいカタチとして、一切の装飾を排したベーシックなデザインになったという。
乾燥を必要とする調味料や食材の保存に
塩やスパイスなど、乾燥を必要とする調味料や食材の保存にぴったりな吸湿性の高い自然素材、珪藻土でつくられたフードコンテナ。古くから壁材として使われている珪藻土には、湿度を調整する特性がある。最適な湿度を保つことにより、ニンニクや生姜などは瑞々しく長持ちし、塩はサラサラの状態で保存することができる。また、珪藻土独特のやさしい風合いが、無機質になりがちなキッチン周りを雰囲気のある空間を演出してくる。
Mサイズはショートパスタやナッツ類に、Sサイズには、塩や、ハーブスパイスの保存に最適。ガラスコンテナは、蓋が珪藻土なので上部から調湿し、ガラスの本体は、中に入っているモノが見やすい。簡単に洗うことができるので、ドライフルーツやクッキーなどの食材にも。2タイプ、2サイズ、3色展開。各サイズ、高さが揃えられているので、サークルとスクエアを一緒に並べることも。
調味料やお茶の乾燥を保つ調湿剤
調味料や食材の乾燥を保つ珪藻土の乾燥剤。ブロックを割って使用する板チョコ型の発想でデザインされたドライングブロックは、用途に応じて使い分けができる3サイズ展開。調味料だけでなく、豆類や乾物、お菓子など、あらゆる食材に使える。ミニサイズは、小さな瓶やボトルなど、口径の小さな容器にも対応。ラージサイズは、米びつなど、大きな容器に向く。使用後は水洗いし、効果が弱くなったと感じたら天日干をして乾燥させれば、再利用できる。珪藻土でつくられた茶さじは、乾燥剤としての機能もあわせ持つ。ドライングエッグは、珪藻土に炭を混ぜたユニークな調湿脱臭剤で、冷蔵庫などのニオイがこもる場所で大活躍。エッグホルダーにタマゴを一緒にさり気なく並べたり、底面が平らなので自立して置くこともできる。
テーブルに珪藻土のやさしい風合いを
無駄な装飾が削がれ、土の素材と機能美が際立つコースター。多孔質によって水分を瞬時に吸収する珪藻土は、グラスについた水滴を吸収し、コースターがグラスに張り付くことなく快適に使える。しっとりとしたホワイトと炭をまぜたノスタルジックなブラックは、モダンなテーブルセッティングに。ナチュラルな空間には、やさしい風合いのピンクやグリーンがおすすめ。吸水力が落ちた場合は、紙ヤスリなどでうすくこすると回復する。
アクセサリートレーとしてつくられている手のひらサイズの皿は、ナッツやクッキー、最中や落雁、テーブルソルトなど、豆皿としてテーブルで使ってもお洒落。和洋どちらにも合うミニマルなデザインも魅力。ただし、油分の染み込みや汚れは洗っても落ちないので気をつけて。
珪藻土と左官の技術
江戸時代より富山で左官業を営み、1917年に金沢で創立したイスルギが手がけるSoilは、代々継承されてきた高い左官技術と珪藻土を用いて、全ての工程を職人の手作業でひとつひとつ丁寧につくられる。珪藻土は、植物性プランクトン類が堆積物となり形成された地層から採取されたもので、多孔質構造のため、微細な孔が無数にあいているので、吸水性や保湿性に優れ、消臭性や調湿性にも富む。各地の風土によって、さまざまな色をおびているのも特徴。Soilでは、秋田県産や石川県産の珪藻土が厳選され、土の自然な色合いをそのまま製品に生かして制作している。
soil
076-247-03
石川県金沢市神田1-31-1
KONCENT
03-3862-6017
東京都台東区蔵前2-4-5
商品価格は、消費税別の本体価格です。