マーガレット・ハウエルが復刻英国で最も親しまれている
アーコールの名作チェア
英国を代表するの老舗家具メーカー、アーコールを特集。優雅な曲線と職人の技術により製作されるウィンザーチェアは、その機能性と普遍的な美しさから多くの人々を魅了し続けるアーコールのシンボル的存在。英国のスクールチェアとしても知られて、英国国内で最も親しまれているスタッキングチェアや、独特な美しいフォルムのバタフライチェアは、マーガレット・ハウエルの熱意で復刻されたことで話題に。
堅牢で普遍的な美しさを持つアーコールのチェアは、メンテナスしながら長く付き合ってく一生モノで、これこそが英国スタイル。
Stacking Chair
1957年、アーコールの創業者、ルシアン・アーコラーニによってデザインされたスタッキングチェア。英国の伝統的なウィンザーチェアの生産に成功したアーコーラーニは、そのデザイン性に変化を加えようと、シンプルで機能性のあるスタッキングチェアを製作した。美しい木目のニレ材でつくられたスタッキングチェアは、堅牢で軽量、垂直に積み重ねることもできる。また、座面は座り心地を重視するためにお尻の形状に合わせて彫り込みがあり、長時間座っていても疲れない。
その使いやすさと美しいフォルムに加え、スタッキングできることから、スクールチェアとして使われるなどして、イギリスを代表するチェアの一つとなった。
しかし、スクールチェアとして多く生産されたものの、イギリス国内では一般家庭用としては根付かず、一時生産中止に。その一方で機能的でデザイン性が高いと評価されて、ビンテージ品が出回り、世界中の多くの人を魅了した。
そして、2004年、スタッキングチェアに小さい頃から親しみを感じて、その機能性を評価したファッションデザイナー、マーガレット・ハウエルがERCOL社とのコラボレーションの中で復刻にこぎつけ、イギリスの名作チェアが復活した。
その使いやすさと美しいフォルムに加え、スタッキングできることから、スクールチェアとして使われるなどして、イギリスを代表するチェアの一つとなった。
しかし、スクールチェアとして多く生産されたものの、イギリス国内では一般家庭用としては根付かず、一時生産中止に。その一方で機能的でデザイン性が高いと評価されて、ビンテージ品が出回り、世界中の多くの人を魅了した。
そして、2004年、スタッキングチェアに小さい頃から親しみを感じて、その機能性を評価したファッションデザイナー、マーガレット・ハウエルがERCOL社とのコラボレーションの中で復刻にこぎつけ、イギリスの名作チェアが復活した。
Butterfly Chair
1958年にアーコラーニ氏によってデザインされたバタフライチェアは、イギリスの伝統的なウィンザーチェアのフレームに、緩やかな湾曲を施したニレ材の背もたれと座面を取り付けたダイニングチェア。
バタフライチェアの名の通り、蝶の羽のような美しいフォルムは、座り心地を重視してデザインされたもの。見る角度により、さまざまな表情見せるチェアは、正面だけでなく個性的なバックスタイルも魅力的で、背もたれを接合するポッチが可愛らしいアクセントに。また、ブラックやピンクなど脚の色が変わることで、背と座の美しいフォルムがさらに際立つ。
多くの人を魅了し、北欧家具をはじめデザイン界に大きな影響を与えた名作は、1970年代初頭まで生産された後に一時生産中止に、そして、スタッキングチェアと同じくマーガレット・ハウエルの熱意で復刻。
バタフライチェアの名の通り、蝶の羽のような美しいフォルムは、座り心地を重視してデザインされたもの。見る角度により、さまざまな表情見せるチェアは、正面だけでなく個性的なバックスタイルも魅力的で、背もたれを接合するポッチが可愛らしいアクセントに。また、ブラックやピンクなど脚の色が変わることで、背と座の美しいフォルムがさらに際立つ。
多くの人を魅了し、北欧家具をはじめデザイン界に大きな影響を与えた名作は、1970年代初頭まで生産された後に一時生産中止に、そして、スタッキングチェアと同じくマーガレット・ハウエルの熱意で復刻。
マーガレット・ハウエルと復刻
世界中で多くの人を魅了してきたアーコールのスタッキングチェアとバタフライチェアは、誕生から十数年で、一時生産中止に。後に、英国人のファッションデザイナー、マーガレット・ハウエルが、自宅にあったスタッキングチェアを始め、英国の馴染の家具となって一時期飽きられてしまったアーコール家具のデザイン性、耐久性に魅了され、今一度本来の英国らしいモノへの愛着とその素晴らしさを世に広めようと尽力し、2004年にアーコール社の現社長との協働で復刻させた。
Windsor Chair
イギリスの伝統的なウィンザーチェアを原型に製作されたアーコールを代表する名作。1920年、当時まだ若手の家具デザイナーだったルシアン・アーコラーニが、スチームで湾曲させるウィンザーチェアの製造技術を完成させ、大量生産に成功。アーコール社の代名詞とまで言わしめるまで成長させ、今なお多くの人を魅了し続けている。
硬く厚い座板に、脚や背もたれを形成する部材を直接差し込んでつくられるウィンザーチェアは、丈夫で実用的。曲木による優雅な曲線のフォルム、均一に並ぶスポーク、伝統的な蟻継ぎや楔によるディティールなど、伝統的なクラフト技術による独特な美しさも持つ。
硬く厚い座板に、脚や背もたれを形成する部材を直接差し込んでつくられるウィンザーチェアは、丈夫で実用的。曲木による優雅な曲線のフォルム、均一に並ぶスポーク、伝統的な蟻継ぎや楔によるディティールなど、伝統的なクラフト技術による独特な美しさも持つ。
Bar Stool
ウィンザーチェアをベースにつくられたアーコールの新作バースツール。無垢材を活かした堅牢なスツールは、座面に脚を直接差し込んで仕上げるウインザーチェアの伝統的な技法を踏襲。アーコールの特徴である座面の掘り込みを採用、熟練の職人がお尻の形状に合わせて掘り込みを施しているため、座り心地がよく、背もたれのないスツールに長時間座っても疲れにくい。
ディテールにクラフトマンシップが映えるシンプルなデザインが美しく、使い込むほどに風合いが増し、経年変化を楽しめるのも魅力。キッチンカウンターはもちろんのこと、リビングやダイニングで、スタッキングチェアやウインザーチェアと並べてもいい。また、ナチュラルな家具、ヴィンテージのラグ、ステンレスのクールな空間、無機質でインダストリアルな空間など、さまざまなシーンにフィットする。
ディテールにクラフトマンシップが映えるシンプルなデザインが美しく、使い込むほどに風合いが増し、経年変化を楽しめるのも魅力。キッチンカウンターはもちろんのこと、リビングやダイニングで、スタッキングチェアやウインザーチェアと並べてもいい。また、ナチュラルな家具、ヴィンテージのラグ、ステンレスのクールな空間、無機質でインダストリアルな空間など、さまざまなシーンにフィットする。
1920年、ウィンザーチェア発祥の地で創業
アーコール社の創業者であるルシアン・アーコラーニ氏は、1888年にイタリアで生まれ、1890年代にイギリスに渡り家具デザインを学び、1920年、若干32歳の時にイギリス ハイ ウィルコムにアーコール社(ercol)を設立した。戦後の好景気で高まった需要に応えるため、スチームで湾曲させるウィンザーチェアの製造技術を完成させ、その技術を発展させニレ材を自由自在に変形させることも実現した。当時、ニレ材は美しい木目を持っているものの、その加工の難しさから、家具の部材には採用されなかったため、彼の功績は多くの人から称賛された。
そして、アーコラーニは家具デザイナーとしても新しいデザインを追求し、イギリスの伝統的なウィンザー様式を守りつつ、新たなウィンザーのデザインと普遍的なモダンデザインに挑戦した。アーコールの家具は、オーク、アッシュ、ニレ、ブナの堅牢な木材を使用し、近代的なコンピューター制御された機械と、伝統的な蟻継ぎや楔による繊細な職人技の手作業を合わせて製作している。
そして、アーコラーニは家具デザイナーとしても新しいデザインを追求し、イギリスの伝統的なウィンザー様式を守りつつ、新たなウィンザーのデザインと普遍的なモダンデザインに挑戦した。アーコールの家具は、オーク、アッシュ、ニレ、ブナの堅牢な木材を使用し、近代的なコンピューター制御された機械と、伝統的な蟻継ぎや楔による繊細な職人技の手作業を合わせて製作している。
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