![部屋に自分で絵を描く 梁に描いたサインアートで 自分らしい空間に 部屋に自分で絵を描く 梁に描いたサインアートで 自分らしい空間に](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis.jpg)
部屋に自分で絵を描く梁に描いたサインアートで
自分らしい空間に
黒く塗った梁が空間を引き締める
神奈川県内の築25年以上のマンションでの暮らしを、DIYで楽しんでいる木佐貫 剛さんは、吉祥寺のインテリアショップに勤務中。
目を引くのが、梁の一部を黒板塗料で塗り、そこに描いたチョークアート。これはすべて剛さんが描いたものだそう。
「自分の家が持てたら、壁を黒板塗装するのが夢でした。実はインテリアの道を選ぶか、漫画家になるか、迷った時期もあったんです(笑)」と剛さん。
部屋の雰囲気を引き立たせるチョークアートを、自分の手で描く。ふたつの才能がなくては真似できない、木佐貫宅のチャームポイントになっている。
![黒板塗装した梁のウォールペイントは、漫画家になることも考えていたほどの腕の持ち主、剛さんが描いたもの。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-001.jpg)
黒板塗装した梁のウォールペイントは、漫画家になることも考えていたほどの腕の持ち主、剛さんが描いたもの。
![「ハンモックはぜひ使いたいアイテムでした。安全性を考え、フックはプロの大工さんにつけてもらいました」](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-002.jpg)
「ハンモックはぜひ使いたいアイテムでした。安全性を考え、フックはプロの大工さんにつけてもらいました」
![キッチンの梁にもサインアートを。黒板塗料はネットで探して購入し、自分で塗ったのだそう。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-003.jpg)
キッチンの梁にもサインアートを。黒板塗料はネットで探して購入し、自分で塗ったのだそう。
![黒のキャビネットは、店舗の什器として使われていたもの。「素材が鉄なので、めちゃめちゃ重いです」](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-004.jpg)
黒のキャビネットは、店舗の什器として使われていたもの。「素材が鉄なので、めちゃめちゃ重いです」
![キッチンの壁には、本を立て掛けておけるサイズの棚を取り付けた。料理本はキッチンにまとめて置いている。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-005.jpg)
キッチンの壁には、本を立て掛けておけるサイズの棚を取り付けた。料理本はキッチンにまとめて置いている。
遊びゴコロ満載のDIY
ロール状になっている海外のバスの表示板は、そのままだと長いと感じた剛さん、半分にカットして額装し、サインアートとして飾った。また、クジラのソフビを博物館の展示物のように作り変えたりと、剛さんのDIYは遊びゴコロに溢れている。
リビングスペースをゆるやかに分けている本棚は、端材で大工さんに作ってもらったもの。
「本が前後両側から取り出せるようになっています。小さい子どもが下段に入っているものをいたずらするので、自分で扉をつけました。1枚の板に蝶番を1つづつしかつけていないので、扉がグラグラして遊びも多いですが、それも味かな、と(笑)」
![壁にかかっているサインアートは、海外のバスの表示板。「そのままだとつまらなかったので、2つに分けて額装しました」奥が扉を自分でつけた本棚。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-006.jpg)
壁にかかっているサインアートは、海外のバスの表示板。「そのままだとつまらなかったので、2つに分けて額装しました」。奥が扉を自分でつけた本棚。
![「ペグボードも是非取り付けたいと思っていたアイテムでした。ホームセンターで偶然見つけてすぐに購入。自分で壁に取り付けました」](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-007.jpg)
「ペグボードも是非取り付けたいと思っていたアイテムでした。ホームセンターで偶然見つけてすぐに購入。自分で壁に取り付けました」
![「ガラスが入ったドアは作ってもらったものです。金色のドアノブをつけ、色は黒に自分で塗り、数字のステッカーを貼りました」](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-008.jpg)
「ガラスが入ったドアは作ってもらったものです。金色のドアノブをつけ、色は黒に自分で塗り、数字のステッカーを貼りました」
![沙和子さん手作りのキルティングのカバーがかかったイス。カバーを外すと学校で使うイスが現れた。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-009.jpg)
沙和子さん手作りのキルティングのカバーがかかったイス。カバーを外すと学校で使うイスが現れた。
![「ソフビに針金を刺し、標本をイメージして土台を作りました。安いソフビですが、博物館に飾られているもののような仕上がりに(笑)」](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-010.jpg)
「ソフビに針金を刺し、標本をイメージして土台を作りました。安いソフビですが、博物館に飾られているもののような仕上がりに(笑)」
床材の質感にこだわる
「改装の際は、床材に一番お金をかけました」と剛さん。艶感のあるヴィンテージのフローリングが、部屋の表情を豊かにしている。
本当は天井はコンクリート剥き出しにしたかったそうだが、天井を剥がしてみると仕上げに手がかかることがわかり、コンクリート打ち放しに近いイメージのクロスを貼った。壁も塗りにしたかったが、予算の都合で壁紙を使用。やりたいことに優先順位をつけ、うまく予算配分している。
使い込まれた味のある木の床と、黒の梁とドア、黒い鉄のキャビネット、ミリタリーアイテムを加え、インダストリアルな雰囲気に。それに、柔らかなグリーンを加え、愉快なサインアート描くことで、どこにもない、木佐貫さんらしい家になっている。
![木佐貫家は、剛さん、沙和子さん、咲くん、吹くんの4人家族。古材のフローリングの素材選びにはこだわったそう。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-011.jpg)
木佐貫家は、剛さん、沙和子さん、咲くん、吹くんの4人家族。古材のフローリングの素材選びにはこだわったそう。
![琺瑯のランプシェードは、ネットでリーズナブルなものを探した。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-012.jpg)
琺瑯のランプシェードは、ネットでリーズナブルなものを探した。
![工事現場で使われる、ワイヤーで電球をガードするタイプのもの。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-013.jpg)
工事現場で使われる、ワイヤーで電球をガードするタイプのもの。
![棚も自分で取り付けた。BOSEのスピーカーは、中古で手に入れた壁に埋め込み式のものを、あえて無造作に置いて使っている。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-014.jpg)
棚も自分で取り付けた。BOSEのスピーカーは、中古で手に入れた壁に埋め込み式のものを、あえて無造作に置いて使っている。
![窓際にコウモリランをハンギング。「環境が合っているのか、新芽がどんどん出てきてとても元気よく育ってます」](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-015.jpg)
窓際にコウモリランをハンギング。「環境が合っているのか、新芽がどんどん出てきてとても元気よく育ってます」
![ドライフラワー、切り花、鉢物を、センス良くコーディネイトしている。鉢物のカバーにミリタリーアイテムのバッグを被せるアイディアもおもしろい。](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-016.jpg)
ドライフラワー、切り花、鉢物を、センス良くコーディネイトしている。鉢物のカバーにミリタリーアイテムのバッグを被せるアイディアもおもしろい。
![スウェーデン軍のフォールディングキャビネット。「ミリタリーアイテムには心くすぐられます。ずっと欲しかったアイテムのひとつです」](https://img.tokosie.jp/2016/11/161115kis-017-528x700.jpg)