オリエンタルな空間を作る ヴィンテージマンションを
コロニアル風に住まう

コロニアルな空間を作るヴィンテージマンションを
オリエンタルに住まう

アンティーク家具が似合う静謐な家

千駄ヶ谷にあるビストロ『コンカ』、レストラン『サルーズキッチンマーケット』、カフェ&デリ『ティグテリア』の3店舗を経営するオサキ カオルさんが、7年前に最初のお店を開業した際に内装を頼んだのが『DEN PLUS EGG』だった。

「『DEN PLUS EGG』が手がけた芦屋のお店がとても素敵だったので連絡してみました」。
『DEN PLUS EGG』とオサキさんのお付き合いはお店作りからスタートし、そして4年前にここオサキさんの家のリノベーション、ついには『SALUTS』のビルにテナントとして入ってもらうまでに。
「センスが抜群ですし、施工がとても丁寧です。たとえば巾木を使わずに壁と床の継ぎ目を美しく仕上げ、スイッチやドアノブなどの小物もこだわってチョイスし、きれいにつけてくださいます」
丁寧に施工された静謐な空間に、アンティーク家具がよく似合う。
 

オサキさんの住まいは築約50年のヴィンテージマンション。
「お店が千駄ヶ谷なので、家を近くで探していたところ、友人に物件情報を教えてもらったのがここでした。
リノベ済み物件として売り出されていたのですが、リノベ工事はストップしてもらい、スケルトン状態で購入できたので、タイミングが良かったと思います」

アンティークのソファは『DEN PLUS EGG』で購入。「ピンクの花柄のクッションは北京に住んでいたときに買ったお気に入りです」。重ねて敷いたラグは季節ごとに替えて楽しんでいる。

アンティークのソファは『DEN PLUS EGG』で購入。「ピンクの花柄のクッションは北京に住んでいたときに買ったお気に入りです」。重ねて敷いたラグは季節ごとに替えて楽しんでいる。

スチールの棚はロンドンの大学で使われていたアンティーク。棚の上の真空管アンプと『sonihouse』の木製スピーカーで柔らかなサウンドを堪能。ワインセラーにはナチュールワインをストックしている。

スチールの棚はロンドンの大学で使われていたアンティーク。棚の上の真空管アンプと『sonihouse』の木製スピーカーで柔らかなサウンドを堪能。ワインセラーにはナチュールワインをストックしている。

コーナーの窓のカーテンは、カーテンBOXは使わずに天井から下げている。カーテンレールにかけた刺繍の入ったタペストリーはイギリスのキルステン・ヘクターマンのもの。窓際にはキャットタワーを設置。「最近保護猫を飼い始めました」。

コーナーの窓のカーテンは、カーテンBOXは使わずに天井から下げている。カーテンレールにかけた刺繍の入ったタペストリーはイギリスのキルステン・ヘクターマンのもの。窓際にはキャットタワーを設置。「最近保護猫を飼い始めました」。

リビングの一角の仕事スペース。「最初はガラスの壁を立ててこの辺りに書斎を作ったのですが、空調が効かないのが気になり、撤去するリフォームをしました」

リビングの一角の仕事スペース。「最初はガラスの壁を立ててこの辺りに書斎を作ったのですが、空調が効かないのが気になり、撤去するリフォームをしました」

「書斎は撤去したのですが、代わりに小さな納戸を作り、書類などはここに入れることにしました。納戸の格子の小窓は、リビングの出入り口のガラスの扉のデザインに合うように作ってあります。さすが『DEN PLUS EGG』と唸らせるセンスの良さです」

「書斎は撤去したのですが、代わりに小さな納戸を作り、書類などはここに入れることにしました。納戸の格子の小窓は、リビングの出入り口のガラスの扉のデザインに合うように作ってあります。さすが『DEN PLUS EGG』と唸らせるセンスの良さです」

リビングの扉近くに小さな扉が! 「アンティークの扉で作った秘密の開き戸です。デッドスペースをうまく有効活用して作ってくださいました」

リビングの扉近くに小さな扉が! 「アンティークの扉で作った秘密の開き戸です。デッドスペースをうまく有効活用して作ってくださいました」

アンティークとシノワズリ

和と洋の両方の要素がMIXしたオリエンタルなものが好きというオサキさん。北京に住んでいたことに買ったシノワズリのクッションやラグなどのインテリア小物と、ヨーロッパのアンティーク家具が混じり合う空間はコロニアル感が漂う。
『DEN PLUS EGG』はアンティークの家具も扱っています。私もこの家のためにたくさんの家具を購入しました。棚やテーブルの他、照明器具や食器もあります。
空間に合う絶妙なサイズの家具、たとえば大きすぎず小さすぎないダイニングテーブルなどが見つかります」
ダイニングの壁はモルタルに。アンティークの食器棚やダイニングテーブルは『DEN PLUS EGG』で。

ダイニングの壁はモルタルに。アンティークの食器棚やダイニングテーブルは『DEN PLUS EGG』で。

「右のロイヤルドルトンの貴重なアンティークの食器は『DEN PLUS EGG』で購入しました。社長のお母様と私とで半分半分にしました (笑) 」

「右のロイヤルドルトンの貴重なアンティークの食器は『DEN PLUS EGG』で購入しました。社長のお母様と私とで半分半分にしました(笑)」

ステンレス素材のキッチンはオーダー。ツヤ感のある白いタイルで明るいキッチンに。

ステンレス素材のキッチンはオーダー。ツヤ感のある白いタイルで明るいキッチンに。

床はパーケットに。「ヘリンボーンの案もありましたが、パーケットを選び、飽きのこない濃いめの色に仕上げていただきました」。キッチンの手前のアンティークの棚には食器を収納。料理の際には作業台にもなる。

床はパーケットに。「ヘリンボーンの案もありましたが、パーケットを選び、飽きのこない濃いめの色に仕上げていただきました」。キッチンの手前のアンティークの棚には食器を収納。料理の際には作業台にもなる。

タオルを入れた棚は医療用のキャビネット。「もともとグリーンでしたが白に塗りました。アンティークのラタンのチェアは歯磨き中に座ったり、脱いだ服を置いたりと重宝しています」

タオルを入れた棚は医療用のキャビネット。「もともとグリーンでしたが白に塗りました。アンティークのラタンのチェアは歯磨き中に座ったり、脱いだ服を置いたりと重宝しています」

洗面台はKOHLER。鏡はアンティーク。

洗面台はKOHLER。鏡はアンティーク。

いつかは戸建てを建ててみたい

バスルームは白いタイルを使いホテルライクな空間に。
「バスルームには医療用のキャビネットを置きました。この中にタオルなどをストックするのが念願でした。立ち仕事なので家ではなるべく座っていたくて、アンティークのラタンのチェアも置いています。歯磨きやドライヤーする時はここに座っています」。
 

そして寝室とリビング、廊下は同じパーケット張りのフローリングを使い、空間を連続させている。
「リビング側と寝室側に対の銅の格子がはまった2枚のガラスの扉は、リノベーションを始めるタイミングで見つかった、我が家をイメージするスパイスになっています。
この家のリノベーションがことのほか楽しかったので、いつかは戸建てを建てたいと妄想しています」

天井からのたっぷりとしたドレープのリネンのカーテン越しの光が心地よい。寝室なので遮光カーテンと併用している。

天井からのたっぷりとしたドレープのリネンのカーテン越しの光が心地よい。寝室なので遮光カーテンと併用している。

アンティークの書類ケースは『DEN PLUS EGG』で。「このラグは夏バージョンです。冬はふかふかのものに替えます」

アンティークの書類ケースは『DEN PLUS EGG』で。「このラグは夏バージョンです。冬はふかふかのものに替えます」

寝室とリビングの間の2枚のイギリスのアンティークのガラス扉はもともと開き戸だったもの。「扉の上部のTO FIRE EXITの表示が素敵だったのでそのまま残しました」

寝室とリビングの間の2枚のイギリスのアンティークのガラス扉はもともと開き戸だったもの。「扉の上部のTO FIRE EXITの表示が素敵だったのでそのまま残しました」

正面がベッドルーム。右側の黒のシックな2つの扉が洗面所とトイレ。

正面がベッドルーム。右側の黒のシックな2つの扉が洗面所とトイレ。

トイレの把手はアンティークをチョイス。

トイレの把手はアンティークをチョイス。

陶器のアンティークのスイッチ。ひとつひとつのスイッチやプラグにもこだわりが。

陶器のアンティークのスイッチ。ひとつひとつのスイッチやプラグにもこだわりが。

こちらはひねるタイプのスイッチ。ライトのON/OFFが楽しくなる。

こちらはひねるタイプのスイッチ。ライトのON/OFFが楽しくなる。

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