
色のパワーをインテリアに生かす Part3世代別、目的別の
効果的な色の使い方
子ども部屋、シニアの部屋に使いたい色とは?
インテリアと色の関係について知るシリーズの第3回目は、それぞれの色が持つパワーを意識しながらインテリアに生かす方法を、カラースペシャリストの志村香織さんに伺った。
「前回は、リビングや寝室、スタディルームなど、部屋の使用目的に合った色をご紹介しました。
今回は、子どもやシニアといった世代別の上手な色の取り入れ方、また、恋愛運を上げたい、仕事に集中したいというように、インテリアの色でライフスタイルの質を向上させたい時に選びたい色についてお話したいと思います」
恋愛運を高める“ピンク”
「ピンクは女性性を象徴するカラー。女子力を高めて恋愛運を引き寄せたいときにおすすめです。ありのままの自分を受け容れて、その人本来の美しさが内側から開花するよう働きかけてくれます」
とはいえ、女のコっぽすぎるピンクの部屋にするのは苦手だと思う方も多いかもしれない。
「色彩の世界は、人間の感覚と深く結びついているものです。大切なのは、自分が直感的にピンとくる色を暮らしに取り入れること。ピンクにもいろいろなトーンがありますから、その中から”自分らしいピンク”を見つける楽しみを味わってみては?」
愛らしいピンク、ビビッドなピンク、グレイッシュなピンク……、いろんなピンクから好きなものを選んで取り入れてみたい。

“色のパワーをインテリアに生かす”の1回目から、今回の3回目まで、美しい色使いで知られるフランスのインテリアブランド『Roche Bobois』に取材協力をお願いした。このソファは 『Roche Bobois』を代表する人気ソファ「Mah Jong」。好きな柄や色の95cm角のシートを自由に組み合わせて使うことができる。

甘すぎないピンクは大人っぽく使える。「小物ならば、気軽に色をインテリアに取り入れることができますね」
子ども部屋には“ビビッドな色”を
知的好奇心を刺激する原色は、子どもたちの心身を健康にし、健やかな成長を促してくれるはずだ。

カラフルな半透明のプレートを組み合わせた照明器具。プレートの重なりで色が変化する様も面白い。

ビビッドなイエローのアームチェア。コロンとした形もかわいい。
シニアこそ“赤”や“オレンジ”で元気に
「エネルギーに満ちた色のインテリアに囲まれて、いつまでも若々しく生活をエンジョイしてしてほしいです」
ちなみに赤は、自己主張やリーダーシップを表す色。政治家が好んで赤いネクタイをするのには意味があるのだ。

明るく風通しのいいリビングに、赤やオレンジの家具をアレンジ。いつまでも活動的なシニアでいたい。

赤のダイニングで、パワーを充電。
“モノトーン”で緊張感をキープ
「黒は信念を貫く色、強さを意味する色でもあります。フォーマルなムードや高級感を演出してくれる色なので、いつでもきちんとしていたい人に向いています」

都会的なモノトーンの部屋は、いつでも緊張感を持っていたい人に向いている。
腰を落ち着けてくつろぎたいなら“茶色”
同じ茶色でも、ダークになるほど緊張感が出てくる。反対に、明るく、ベージュに近い茶色になるほど、温かさを感じるインテリアになる。

落ち着きの中にも華やかさが感じられる茶系の花柄のソファを使ったインテリア・コーディネイト。

白いチューブのロッキングチェアに茶色のクッションを効かせると、腰を落ち着けて本を読みたい場所になる。

インテリアへの色の取り入れ方を伺った志村香織さんは、編集者、フリーライターとして数々の雑誌に寄稿している色のスペシャリスト。オーラソーマのサロン「drop’dee」を主宰している。
