コミュニティスペースを活用する 暮らしを育てる
もうひとつのリビング
大切なものを受け継いで残す
畑で作物を耕し、キッチンで自炊、疲れたら別荘でひと休み。ちょっと仕事をしなければいけないときはワークスペースでPCを開く…。リモートワークやステイホームの続く中、もうひとつの自分の居場所が持てる、そんなコミュニティースペースをご紹介したい。
「もともとここは祖父が農業をしていた場所なんです。残していくために誰かに使ってもらいたいと思い、住居だった古民家をリノベーションし、会員制の貸し農園を営むスペースとして再生しました」。
そう話すのは茅ヶ崎にある「RIVENDEL」代表の熊澤弘之さん。熊澤さんにとって大切な思い出のある場所を受け継いで、地域に役立てる、サスティナブルな挑戦でもある。
「『暮らしを育てる農園』だと考えています。別荘のような感覚で好きなときに訪れ、農業を体験したり、園内の野菜や果物を収穫したり、餅つきやしめ縄づくりなど季節毎の行事を楽しんだり。自由に使ってもらいたいですね」。
「もともとここは祖父が農業をしていた場所なんです。残していくために誰かに使ってもらいたいと思い、住居だった古民家をリノベーションし、会員制の貸し農園を営むスペースとして再生しました」。
そう話すのは茅ヶ崎にある「RIVENDEL」代表の熊澤弘之さん。熊澤さんにとって大切な思い出のある場所を受け継いで、地域に役立てる、サスティナブルな挑戦でもある。
「『暮らしを育てる農園』だと考えています。別荘のような感覚で好きなときに訪れ、農業を体験したり、園内の野菜や果物を収穫したり、餅つきやしめ縄づくりなど季節毎の行事を楽しんだり。自由に使ってもらいたいですね」。
野菜を育て、収穫する楽しみ
畑では、まず育てる作物についてのレクチャーを受ける。ここでは農薬、化学肥料を使わず栽培することが条件だ。
「産地から調べてもらって、野菜のことを知ってもらうのがスタートです。この土地でならこう育てられる、と色々試行錯誤することにワクワクできる人が向いていると思います」。
園内に成るカキやビワ、自生している野菜は収穫することも自由。納屋を改修したキッチンや、その脇にある薪釜を使って調理して、のどかな農地を眺めながら食事をとることも可能だ。
「小屋はほとんど廃屋だったのですが、建築基準に合わせて筋交いを入れ、土間にコンクリートを敷き、建具を入れてリノベーションしました。ラワンの壁面にはDIYで柿渋を塗ったのですが、これがいい色合いを出しています」。
かつて使っていた牛の荷車の脚を土台に、足場材を載せてテーブルにしたり、古材を使ってイスを作ったりもDIYで。材料はすべて納屋に眠っていたものだそうだ。
「産地から調べてもらって、野菜のことを知ってもらうのがスタートです。この土地でならこう育てられる、と色々試行錯誤することにワクワクできる人が向いていると思います」。
園内に成るカキやビワ、自生している野菜は収穫することも自由。納屋を改修したキッチンや、その脇にある薪釜を使って調理して、のどかな農地を眺めながら食事をとることも可能だ。
「小屋はほとんど廃屋だったのですが、建築基準に合わせて筋交いを入れ、土間にコンクリートを敷き、建具を入れてリノベーションしました。ラワンの壁面にはDIYで柿渋を塗ったのですが、これがいい色合いを出しています」。
かつて使っていた牛の荷車の脚を土台に、足場材を載せてテーブルにしたり、古材を使ってイスを作ったりもDIYで。材料はすべて納屋に眠っていたものだそうだ。
様々な体験型イベントも
「RIVENDEL」では毎月、「自然と暮らす」をテーマにワークショップやマーケットを開催している。
「毎月第一金曜日は農家さんの野菜やパン、タイ料理などのお店が出店するマーケット、毎月第二金曜日は赤ちゃん連れで来ていただけるベビーカフェを開催しています。その他にも色々なイベントを開いています」。
敷地の隣にオープンした麹屋「米の花」で味噌と醤油作りを体験することも。訪れる人とのつながりを感じながら、休憩したいときは古民家の軒先でゆっくりお茶をいただくこともできる。セカンドハウス、セカンドリビングとしてぜひ利用してみては。
「毎月第一金曜日は農家さんの野菜やパン、タイ料理などのお店が出店するマーケット、毎月第二金曜日は赤ちゃん連れで来ていただけるベビーカフェを開催しています。その他にも色々なイベントを開いています」。
敷地の隣にオープンした麹屋「米の花」で味噌と醤油作りを体験することも。訪れる人とのつながりを感じながら、休憩したいときは古民家の軒先でゆっくりお茶をいただくこともできる。セカンドハウス、セカンドリビングとしてぜひ利用してみては。