身体に優しいワークチェアインテリアにすっと馴染む
リモートワーク用の椅子を探す
ホームオフィス用の需要が急拡大
緊急事態下、自宅のダイニングテーブルやダイニングチェアで長時間仕事をしてみて、ワークチェアの機能の重要性をあらためて感じた人も多いのではないだろうか。
ただ、家に置くとなると、武骨なオフィスチェアは馴染みにくい。
住まいのインテリアに違和感なく溶け込み、かつ長時間使っていても疲れにくい椅子を、Kagg.jpにご紹介いただいた。
併せて、椅子の機能を充分に引き出すセッティング方法も聞いた。
Kagg.jpは、オフィスの移転の際などに家具を仕入れて販売するサービスを行っている。2015年の事業のスタート時は法人の顧客がほとんどだったが、コロナ禍でテレワークが進むと共に個人ユーザーが急増したそうだ。
Kagg.jpが扱うメーカーは現在43社、国内最大級の豊富なラインナップを誇る。
わかりやすく作られたサイトから家具を注文すると、直接メーカーから配送される。店舗代や倉庫代がかからないため、リーズナブルな価格で家具を購入することができるしくみだ。
今回は、特にテレワーク用に人気の高いチェアを、4脚ご紹介いただいた。
リビングに馴染みやすい色とデザイン
背もたれが低いので圧迫感がない。ダイニングテーブルを囲むイスとして使っても、すっきりと馴染んでくれる。
ワークチェアには欠かせない長時間座っていても身体を疲れにくくする構造は、外から見えにくいデザインになっている。
座っている人の姿勢に合わせ、背もたれと座面が動き、肘掛けの右側のダイヤルを回転させると座ったままで座面の高さが変えられる。
背中美人の高機能チェア
背もたれが低いほうが椅子の圧迫感は小さいが、背中と腰をしっかりとホールドする機能が高いチェアのほうが仕事環境は向上する。
美しい網目の背もたれのデザインが印象的な『SAYL Chair(セイルチェア)』は、ワークチェアの名品『アーロンチェア』を世に送り出したアメリカのハーマンミラー社製。
場所によって網目の太さや張力を変えることで、身体をしっかりとサポートする。
優しい印象、かつ機能はしっかり
樹脂部分のパーツの色は薄いグレー。コンクリート現しのモダンなインテリアはもちろん、ウッディな家具にもよく似合う。
なにより、疲れを軽減するための機能が豊富なのが人気の秘密になっている。 肩をねじる動きに追随するフレーム、アームレストは4種類の動きで手元で資料を読む際の動きもサポート、背もたれは最大20°まで倒れ、シートの奥行きも調節可能だ。
体格に合わせた調整方法を知る
実際に座ってみたのは、Kagg.jpで人気の高いオカムラの『Sylphy(シルフィー)』。ワークチェアに必要な機能をしっかりと備えながら価格はリーズナブル。豊富なカラーバリエーションから選べるのも嬉しい。
デスクの高さに合わせて座面を上げると脚が浮いてしまったり、実際にPCで作業すると首が前傾して疲れやすくなる。そんな時にサポートしてくれる卓上傾斜台やフットクッションなどの小物もKagg.jpで扱っている。
「デスクも電動デスクなら高さを変えられます。身体のサイズに合った高さに調整すれば、より仕事環境が向上します。また、立って仕事をする時間を作れば同じ姿勢をとることから来る身体の負担は減りますし、気分転換になるので作業効率が上がるかもしれません」と澤木さん。
チェアと同時にデスクも変えて、テレワーク環境を劇的に改善させるのもアリかも。