自宅でワインパーティー Part2女子会にはこんなメニュー
アイデアで差をつける
仕事の仲間と、学生時代の友人と。今度の週末は友達を招いてのホームパーティー。インテリアには自信があるけれど、センスのよさを印象づけるには料理にも手を抜けません。でも、失敗すれば気まずい雰囲気が流れそうだし、どんなメニューにすればよいのか迷ってしまうもの。そこで今回は、ちょっとした工夫で空間も華やいで、しかもあっと言わせるメニューを料理教室「アトリエ・グー」の林幸子先生が教えてくれます。女同士のパーティーで、自慢のインテリアを損なわず話題づくりにも一役買ってくれる料理。そんなパーティーメニューをご紹介します。
タパス・ピンチョスで変化を
特別に凝ったものではなく、なじみのあるパーティーメニューでもあっと言わせる技がある。
「切り方、盛りつけ方次第で、日頃食べ慣れているものをパーティー用に豪華にすることができます」と、グー(林幸子)先生。例えば、アボカドディップといえばワカモレ…ではなくて、キュウリを使って軍艦巻きにしてみたり、みんな知っているカプレーゼなら、トマトの選び方、チーズのカットの仕方を変えてみたり。ちょっとしたアイデアが場を盛り上げてくれる。
「タパスやピンチョスのように、ひとつずつつまめる感覚がパーティーでは重宝します。料理の腕を問わず、盛りつけのテクニック見せが、話のネタにもなってくれますよ」。
軽いのに赤ワインまでいける肉料理
女子会ではお肉料理も、軽めにアレンジしたい。重くなりがちで取り分けもしにくい煮込み料理よりも、タパス・ピンチョス風にサーブできるものなら、手がのびやすくておすすめ。
「カリカリベーコンにひと味加えて、スパイスを効かせたものなら、ワインもすすみます。グラスにさして出せば、盛りつけのテクニック見せにもなりますよ」。
あっさりとお肉をいただけるのが、牛たたき寿司。つまみ風に食べられつつ、お肉なのでタンニンのある赤ワインにも合わせられる。
「調理済みのローストビーフなどを使ってもよいと思いますが、たたきにするとよりジューシーに味わえます。酢飯を握るときはサイドを押さえつつ、上からきゅっと形を整えるのがポイントです。お肉を巻いたら、上にちょんとわさびを。ぜひ生をすりおろして添えましょう」。
塩であっさりと食べてほしいので、お皿の真ん中に藻塩を添えて完成。
会話がはずむパーティーの主役
粉ものは女子に大人気。塩味のケーキ、ケークサレはおかず代わりになるので、レシピをものにしておくとパーティーで大活躍してくれる。
「話題になったケークサレですが、スリムパウンドを使って一切れサイズに作ってみましょう。一切れが小さいので手軽につまめて、よりおしゃれに見えますよ」。
細長い型に生地を流し込み、オーブンに入れるだけ。今回はサーモンとキノコを入れてみたけれど、ブロッコリーとゆで卵、アスパラガスとチェダーチーズなど、色んな具材でアレンジが可能。色々作って小さめにカットしておけば、色んな味が楽しめて会話も弾む。