進化する窓まわり Part.2 窓辺にインテリア性と、 木の質感をプラス

進化する窓まわり Part.2窓辺にインテリア性と、
木の質感をプラス

高機能なウッドシャッター

今回の「進化する窓まわり Part.2」では、前回に引き続き、窓まわり商品のトップクラスメーカー、『NORMAN JAPAN(ノーマンジャパン)』に伺い、木の質感が魅力のウッドシャッターとウッドブラインドの機能や、新しい提案を紹介していただいた。

ウッドシャッターは、インテリア性の高さと、心地よい天然木の質感、光と風をコントロールする機能の高さ、堅牢で耐久性があり、北米の邸宅やリゾートホテル、ヨーロッパの歴史ある教会や王室で長く愛されてきた。

その魅力は、抜群の機能性にある。ルーバーの角度を調整することで、気になる隣家からの視線を遮りながら、心地よい光だけ室内へ取り込むことができる。
天然木は断熱性に優れているので、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる。
固定されているものなので風で揺れることがなく、ルーバーの掃除もしやすい。
そして、オーダーメイドで製作するものなので、特殊な形の窓への対応の幅が広い。

特にノーマンのウッドシャッターは、堅牢で精巧な造りと品質の高さで人気を博し、現在世界一のシェアを誇っている。

連続するウッドシャッターで開口部を美しく整える。

連続するウッドシャッターで開口部を美しく整える。

ウッドシャッターの魅力は、太陽の高さに合わせて光を自由にコントロールできるところにある。

ウッドシャッターの魅力は、太陽の高さに合わせて光を自由にコントロールできるところにある。

ウッドシャッターは、写真のレール付き折れ戸タイプの他に、ヒンジ式折れ戸タイプ、開き戸タイプ、引き戸タイプ、特殊形状タイプと、5種類から選ぶことができる。

ウッドシャッターは、写真のレール付き折れ戸タイプの他に、ヒンジ式折れ戸タイプ、開き戸タイプ、引き戸タイプ、特殊形状タイプと、5種類から選ぶことができる。

特殊な形の窓でも、ピッタリ収まるウッドシャッターをオーダーメイドすることができる。耐水性に優れたウッドベリーシリーズを選べば水回りでもOK。

特殊な形の窓でも、ピッタリ収まるウッドシャッターをオーダーメイドすることができる。耐水性に優れたウッドベリーシリーズを選べば水回りでもOK。

L字型の窓にも対応。ルーバーの向きを整え、好みの明るさでメイクできる。

L字型の窓にも対応。ルーバーの向きを整え、好みの明るさでメイクできる。

ウッドシャッターはドアや間仕切りにも

ウッドシャッターは窓まわりだけでなく、室内窓や、扉などに使うのもオススメだ。
通風を確保したい場所──たとえばウォーキングクローゼットやパントリーの扉、ランドリールームや下駄箱などなど。
個室の仕切りをウッドシャッターにすれば、エアコンの台数を抑えることもできる。

ウッドシャッターは窓まわりだけでなく、引き戸にも使える。部屋と部屋の間仕切りに使えば通風を確保しながらゆるやかに空間を分ける。

ウッドシャッターは窓まわりだけでなく、引き戸にも使える。部屋と部屋の間仕切りに使えば通風を確保しながらゆるやかに空間を分ける。

ウォークインクローゼットのドアをウッドシャッターにすれば通風を確保できる。

ウォークインクローゼットのドアをウッドシャッターにすれば通風を確保できる。

温度変化が大きな窓まわりを美しく飾る

ノーマンのウッドシャッターが世界中で愛されているのには理由がある。
高級家具で使われているものと同じ柾目(まさめ)材が使われているのだ。年輪が直線となる柾目取りは手間やコストがかかるが、木材の狂いが少ない柾目材を使うことで、温度変化の大きな場所でも高い耐久性を保つことができる。

そして、細かなところまでしっかりとした設計が施されている。
イージーチルトシステムは、一枚のルーバーを動かすと全体のルーバーが動く。ウッドシャッター内部に機構が収められているので見た目もスッキリ。
パネルが180度開き(今までは90°までしか畳めなかった)、壁に沿うようにたたむことができるレール付き折戸(特許取得)。複数のウッドシャッターをまとめて寄せることが可能になった。
新機構のルーバー自動クローズ機能は、パネルを折り畳む際に、自動的にルーバーが閉じてくれるもの。
より使いやすいウッドシャッターに日々進化している。

ルーバーの可動域は指定が可能。たとえば下側は景色を楽しむペットのために開けて、上はプライバシーを守るために閉めて、と、臨機応変に羽根の角度を変えられるのが魅力。

ルーバーの可動域は指定が可能。たとえば下側は景色を楽しむペットのために開けて、上はプライバシーを守るために閉めて、と、臨機応変に羽根の角度を変えられるのが魅力。

「一枚のルーバーを動かすことで、すべてのルーバーが連動して動く機構は枠の内部に収められているので、シンプルな外観になっています」と『ノーマンジャパン』取締役の板垣祥司さん。

「一枚のルーバーを動かすことで、すべてのルーバーが連動して動く機構は枠の内部に収められているので、シンプルな外観になっています」と『ノーマンジャパン』取締役の板垣祥司さん。

ルーバーの幅も選ぶことができる。ピッチが変わると、印象も変化する。ルーバーの枚数が少ないほうが掃除はしやすくなる。

ルーバーの幅も選ぶことができる。ピッチが変わると、印象も変化する。ルーバーの枚数が少ないほうが掃除はしやすくなる。

細いスリット窓に美しく収まるウッドシャッター。サッシの窓枠も隠せる。

細いスリット窓に美しく収まるウッドシャッター。サッシの窓枠も隠せる。

強固なマグネットできっちりと閉まる。精巧な作りのなせる技。

強固なマグネットできっちりと閉まる。精巧な作りのなせる技。

豊富なカラーバリエーション。ぜひ実物をショールームで確認したい。特注カラーにも対応可能だ。

豊富なカラーバリエーション。ぜひ実物をショールームで確認したい。特注カラーにも対応可能だ。

電動でルーバーが動かせるシステム。太陽光で充電する。特に高窓には便利。

電動でルーバーが動かせるシステム。太陽光で充電する。特に高窓には便利。

憧れのウッドブラインド

自然木を使ったもうひとつの窓まわりアイテム、ウッドブラインド。ノーマンのウッドブラインドはしっかりと厳選・管理された素材と、優れた機能を持つ。光の漏れがほぼないのが特徴だ。スラットには歪みや狂いの少ない柾目材を使用している。

素材は3種類から選べる。
人気のウエスタンレッドシダー。大きいものは直径2mにまで成長する逞しい樹種。調湿効果が高く、殺菌防腐作用を持つので、窓辺で使うのには最適な素材だ。色の経年変化も楽しめる。あめ色に変わったウッドブラインドはとても美しい。
そして、原木から厳しく管理された最高品質の桐素材。木目の魅力を活かしたステインカラー15色、木質感を引き出すオスモカラー12色、ペイントカラー13色と、豊富なカラーバリエーションから選ぶことができる。
グランドウッドブラインドは、耐水・防火の性能を持った樹脂製のブラインドだ。ウッドプリントとソリッドカラーから選べる。

「ノーマンは限界まで機能性を高める挑戦を続けています。自信を持ってオススメいたします」

ウエスタンレッドシダーのウッドブラインド。塗装はオスモクリアーのコーティングのみ。美しい木目をインテリアにプラス。

ウエスタンレッドシダーのウッドブラインド。塗装はオスモクリアーのコーティングのみ。美しい木目をインテリアにプラス。

ウエスタンレッドシダーを使ったウッドブラインド。一枚一枚、表情が違う天然の木目が美しい。

ウエスタンレッドシダーを使ったウッドブラインド。一枚一枚、表情が違う天然の木目が美しい。

ノーマンのウッドブラインドはコード穴をスラットの重なりで隠す独自デザインで遮蔽性能が飛躍的に向上している。

ノーマンのウッドブラインドはコード穴をスラットの重なりで隠す独自デザインで遮蔽性能が飛躍的に向上している。

桐ウッドブラインド。部屋の雰囲気に合った色を、豊富なカラバリエーションから選べる。

桐ウッドブラインド。部屋の雰囲気に合った色を、豊富なカラバリエーションから選べる。

グランドウッドブラインドは耐水機能つき。キッチンやお風呂場の窓にも。

グランドウッドブラインドは耐水機能つき。キッチンやお風呂場の窓にも。

今年 (2023年) に、コードレスタイプのウッドブラインドがラインナップに加わった。ヒモがないので、子どもやペットがいる家にも安心。

今年(2023年)に、コードレスタイプのウッドブラインドがラインナップに加わった。ヒモがないので、子どもやペットがいる家にも安心。

ノーマンのウッドブラインドはスラット (羽根) 同士がピッタリと密閉する。「スマートプライバシー機能」を標準搭載。特にコードレスタイプは、どちらの向きに回転させてもスラットがほぼ完全に閉じる。

ノーマンのウッドブラインドはスラット (羽根) 同士がピッタリと密閉する。「スマートプライバシー機能」を標準搭載。特にコードレスタイプは、どちらの向きに回転させてもスラットがほぼ完全に閉じる。

渋谷区千駄ヶ谷にある『ノーマンジャパン』のショールーム。自由に見学できるが、商品の説明が必要な場合は要予約。大阪と、さいたまにもショールームがある。

渋谷区千駄ヶ谷にある『ノーマンジャパン』のショールーム。自由に見学できるが、商品の説明が必要な場合は要予約。大阪と、さいたまにもショールームがある。

今回ご案内いただいた『ノーマンジャパン』取締役の板垣祥司さんと、マーケティング部の山崎 亨さん。「最近はシックなグレートーンが人気です。ぜひショールームに足をお運びください」

今回ご案内いただいた『ノーマンジャパン』取締役の板垣祥司さんと、マーケティング部の山崎 亨さん。「最近はシックなグレートーンが人気です。ぜひショールームに足をお運びください」

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