進化する窓まわり Part.2窓辺にインテリア性と、
木の質感をプラス
高機能なウッドシャッター
今回の「進化する窓まわり Part.2」では、前回に引き続き、窓まわり商品のトップクラスメーカー、『NORMAN JAPAN(ノーマンジャパン)』に伺い、木の質感が魅力のウッドシャッターとウッドブラインドの機能や、新しい提案を紹介していただいた。
ウッドシャッターは、インテリア性の高さと、心地よい天然木の質感、光と風をコントロールする機能の高さ、堅牢で耐久性があり、北米の邸宅やリゾートホテル、ヨーロッパの歴史ある教会や王室で長く愛されてきた。
その魅力は、抜群の機能性にある。ルーバーの角度を調整することで、気になる隣家からの視線を遮りながら、心地よい光だけ室内へ取り込むことができる。
天然木は断熱性に優れているので、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる。
固定されているものなので風で揺れることがなく、ルーバーの掃除もしやすい。
そして、オーダーメイドで製作するものなので、特殊な形の窓への対応の幅が広い。
特にノーマンのウッドシャッターは、堅牢で精巧な造りと品質の高さで人気を博し、現在世界一のシェアを誇っている。
ウッドシャッターはドアや間仕切りにも
ウッドシャッターは窓まわりだけでなく、室内窓や、扉などに使うのもオススメだ。
通風を確保したい場所──たとえばウォーキングクローゼットやパントリーの扉、ランドリールームや下駄箱などなど。
個室の仕切りをウッドシャッターにすれば、エアコンの台数を抑えることもできる。
温度変化が大きな窓まわりを美しく飾る
ノーマンのウッドシャッターが世界中で愛されているのには理由がある。
高級家具で使われているものと同じ柾目(まさめ)材が使われているのだ。年輪が直線となる柾目取りは手間やコストがかかるが、木材の狂いが少ない柾目材を使うことで、温度変化の大きな場所でも高い耐久性を保つことができる。
そして、細かなところまでしっかりとした設計が施されている。
イージーチルトシステムは、一枚のルーバーを動かすと全体のルーバーが動く。ウッドシャッター内部に機構が収められているので見た目もスッキリ。
パネルが180度開き(今までは90°までしか畳めなかった)、壁に沿うようにたたむことができるレール付き折戸(特許取得)。複数のウッドシャッターをまとめて寄せることが可能になった。
新機構のルーバー自動クローズ機能は、パネルを折り畳む際に、自動的にルーバーが閉じてくれるもの。
より使いやすいウッドシャッターに日々進化している。
憧れのウッドブラインド
自然木を使ったもうひとつの窓まわりアイテム、ウッドブラインド。ノーマンのウッドブラインドはしっかりと厳選・管理された素材と、優れた機能を持つ。光の漏れがほぼないのが特徴だ。スラットには歪みや狂いの少ない柾目材を使用している。
素材は3種類から選べる。
人気のウエスタンレッドシダー。大きいものは直径2mにまで成長する逞しい樹種。調湿効果が高く、殺菌防腐作用を持つので、窓辺で使うのには最適な素材だ。色の経年変化も楽しめる。あめ色に変わったウッドブラインドはとても美しい。
そして、原木から厳しく管理された最高品質の桐素材。木目の魅力を活かしたステインカラー15色、木質感を引き出すオスモカラー12色、ペイントカラー13色と、豊富なカラーバリエーションから選ぶことができる。
グランドウッドブラインドは、耐水・防火の性能を持った樹脂製のブラインドだ。ウッドプリントとソリッドカラーから選べる。
「ノーマンは限界まで機能性を高める挑戦を続けています。自信を持ってオススメいたします」