hanauta#のグリーンあしらいPart1 涼を誘う香り
ハーブのリースをつくる
香りに癒され、無心になれる時間
清涼感あふれる香りと瑞々しさ。そばにあるだけで、夏の厳しい暑さを一時忘れさせてくれるハーブ。植物の魅力を伝える「hanauta#」の花雑家・花療法士、水野久美さんは、ハーブを使ったリースづくりを提案されている。
「これまで植物にまつわる教室を開いてきましたが、“香りを浴びたい”という生徒さんで、ハーブのリースづくりはいつも人気でした。無心になって編んでいると、立ち昇る香りで身も心も浄化されてくる気がします」。
今回は、季節のハーブでリースづくりを体験。その方法とポイントを教えていただいた。香りに包まれながらつくり上げたリースは、3日間くらいは生の状態で活き活きとした色彩と香りを楽しみ、後は自然にドライになっていくのを愛でる。秋口には季節に似合うシャビーな雰囲気に変わるのもまた楽しみだ。植物のパワーを感じながらトライしたい。
「これまで植物にまつわる教室を開いてきましたが、“香りを浴びたい”という生徒さんで、ハーブのリースづくりはいつも人気でした。無心になって編んでいると、立ち昇る香りで身も心も浄化されてくる気がします」。
今回は、季節のハーブでリースづくりを体験。その方法とポイントを教えていただいた。香りに包まれながらつくり上げたリースは、3日間くらいは生の状態で活き活きとした色彩と香りを楽しみ、後は自然にドライになっていくのを愛でる。秋口には季節に似合うシャビーな雰囲気に変わるのもまた楽しみだ。植物のパワーを感じながらトライしたい。
自分の感覚で自由にアレンジを
「リースづくりの際、必ずお伝えしているのは、頭で考えず直感に従って手を動かしていく、ということです。お手本などは気にせず、心の赴くまま、自由につくっていってほしいですね」。
今回のハーブは、ユーカリ、ローズマリー、ゼラニウム、オレガノ、タイム。赤ヅルで輪をつくり、ラフィアで絡めていく。
「土に還る素材だけを使うようにしています。ハーブのリースは種類が少ないと単調になるので、5〜6種類は用意するといいですね。シルバーグリーンやライト系など、色々なテイストがあると奥行きが出ます。さまざまに織り交ぜて、草原のような雰囲気にしたいです」。
まずは赤ヅルをぐるぐると巻いていき、がっしりと絡めて、軸となる輪をつくる。しっかり握手をするように頑丈につくるのがポイント。ラフィアを片結びしたら、ハーブの材料をカットして準備。
「ユーカリなどボリュームのあるハーブから、ラフィアで巻き絡めていきます。他の種類と一緒に、2本まとめて巻いていってもいいです。葉の広いハーブを輪に沿わせるように低めの位置に入れると、ラフィアを隠すことができるので、ゼラニウムなどの幅広の葉を用意するといいですね」。
今回のハーブは、ユーカリ、ローズマリー、ゼラニウム、オレガノ、タイム。赤ヅルで輪をつくり、ラフィアで絡めていく。
「土に還る素材だけを使うようにしています。ハーブのリースは種類が少ないと単調になるので、5〜6種類は用意するといいですね。シルバーグリーンやライト系など、色々なテイストがあると奥行きが出ます。さまざまに織り交ぜて、草原のような雰囲気にしたいです」。
まずは赤ヅルをぐるぐると巻いていき、がっしりと絡めて、軸となる輪をつくる。しっかり握手をするように頑丈につくるのがポイント。ラフィアを片結びしたら、ハーブの材料をカットして準備。
「ユーカリなどボリュームのあるハーブから、ラフィアで巻き絡めていきます。他の種類と一緒に、2本まとめて巻いていってもいいです。葉の広いハーブを輪に沿わせるように低めの位置に入れると、ラフィアを隠すことができるので、ゼラニウムなどの幅広の葉を用意するといいですね」。
左右のバランスを整えて完成
ひたすら材料を巻き続けていく際、どのように種類を組み合わせてアレンジするかが、悩むところだ。
「ハーブは細かくて主張が強くないので、あまりグルーピングせずミックスさせるのがいいと思います。色々な素材を重ねて層のような厚みを出すことを意識するといいです。後は自分の感覚で進め、全体に巻いてしまってもいいし、途中で輪を残してもいいです」。
今回は、赤ヅルの輪を少し残して見せて三日月型に。最後のところは、葉が下向きになるように、それまでと逆向きに置いて左右のバランスを取りつつ、ラフィアを隠す。これで瑞々しく爽やかなリースが完成。
「生のときは立てかけず、吊るしておくようにします。時々向きを変えてあげると、ドライになったときの形が整います」。
魔を払うともいわれる香りに、あたりが浄化されるかのよう。夏のインテリアにふさわしい、草原のような清々しいリースが誕生した。
「ハーブは細かくて主張が強くないので、あまりグルーピングせずミックスさせるのがいいと思います。色々な素材を重ねて層のような厚みを出すことを意識するといいです。後は自分の感覚で進め、全体に巻いてしまってもいいし、途中で輪を残してもいいです」。
今回は、赤ヅルの輪を少し残して見せて三日月型に。最後のところは、葉が下向きになるように、それまでと逆向きに置いて左右のバランスを取りつつ、ラフィアを隠す。これで瑞々しく爽やかなリースが完成。
「生のときは立てかけず、吊るしておくようにします。時々向きを変えてあげると、ドライになったときの形が整います」。
魔を払うともいわれる香りに、あたりが浄化されるかのよう。夏のインテリアにふさわしい、草原のような清々しいリースが誕生した。