今年の暮らしに寄り添う草花 Part1身近な植物や生活雑貨で
四季を彩る1年に
新しい1年。今年は花とともに暮らし、彩りのある毎日を楽しみたい。豪華で希少なお花ではなく草花のようなものでも、ベランダで育てるハーブのようなものでも、ちょっとあるだけで部屋の中に春の息吹きを吹き込んでくれる。
そこで、早春ならではの植物を使ったアレンジを、プランツスタイリストの井出綾さんに教えてもらった。手に入りやすいこの時期の植物を部屋の片隅に置いて、季節感を楽しんでみては。普段使いの器とともにご紹介する。
そこで、早春ならではの植物を使ったアレンジを、プランツスタイリストの井出綾さんに教えてもらった。手に入りやすいこの時期の植物を部屋の片隅に置いて、季節感を楽しんでみては。普段使いの器とともにご紹介する。
基本の活け方を押さえておく
どんな植物を活けるにしても、活け方のポイントはひとつ。
「下地、底辺をつくることが何より大事です」と井出さん。
初めに4本を用いて、器の中で茎がクロスして×をつくるように、対角を意識して活ける。
「クロスしたところをおヘソと考えて、ここを中心にあとは放射状に活けていきます。ひとつだけ注意したいのは、前側に活けるのに後ろに向いているお花を選ぶのはNG。前は前向きのお花がいいですね」。
最初の4本をクロスさせてしっかり土台を作ったら、後はいかに立体感を出していくかがカギになる。
「下地、底辺をつくることが何より大事です」と井出さん。
初めに4本を用いて、器の中で茎がクロスして×をつくるように、対角を意識して活ける。
「クロスしたところをおヘソと考えて、ここを中心にあとは放射状に活けていきます。ひとつだけ注意したいのは、前側に活けるのに後ろに向いているお花を選ぶのはNG。前は前向きのお花がいいですね」。
最初の4本をクロスさせてしっかり土台を作ったら、後はいかに立体感を出していくかがカギになる。
春の球根で季節を楽しむ
「球根ものが出回ってきたら、春がくるな、という感じですね」。
早春のメインの花といえば、チューリップ、ヒヤシンス、水仙などの球根もの。1月に手に入りやすく、季節感を味わうのにもおすすめの植物だ。
「一重のチューリップは、暖房で暖かい室内では花が開きやすいので、八重がおすすめです。華やかかつシックな八重のチューリップで、春待ちの気分を活けてみました」。
立ち姿の美しい水仙は、土から花が咲くイメージで、土の器にアレンジ。
「水仙やヒヤシンスは香りがいいのも特徴です。控えめでやわらかい香りに、春らしさが感じられます」。
基本の活け方をベースに、春らしいアレンジを楽しんでみたい。
早春のメインの花といえば、チューリップ、ヒヤシンス、水仙などの球根もの。1月に手に入りやすく、季節感を味わうのにもおすすめの植物だ。
「一重のチューリップは、暖房で暖かい室内では花が開きやすいので、八重がおすすめです。華やかかつシックな八重のチューリップで、春待ちの気分を活けてみました」。
立ち姿の美しい水仙は、土から花が咲くイメージで、土の器にアレンジ。
「水仙やヒヤシンスは香りがいいのも特徴です。控えめでやわらかい香りに、春らしさが感じられます」。
基本の活け方をベースに、春らしいアレンジを楽しんでみたい。
余り材料も無駄なく使う
余った材料や、いちど活けて枯れてきたアレンジの中で使えそうなものは、無駄にすることなく最後まで楽しみたい。そんな時に、ちょっとしたアイデアをレクチャー。
「少しだけの残りものは、花器などに活けようとすると難しいです。空き瓶や湯のみなど、日常使いのちょっとした入れ物や、底の浅い器に活けるのがおすすめです。花器に活けるなら小さな剣山があると便利ですね」。
普段使いのかごやピッチャーなども、水のはれる環境があれば立派な器に。
「生活雑貨に活ける方が、やりやすいし様になります。基本パターンさえ押さえておけば、あとは色んなアレンジが楽しめますよ」。
「少しだけの残りものは、花器などに活けようとすると難しいです。空き瓶や湯のみなど、日常使いのちょっとした入れ物や、底の浅い器に活けるのがおすすめです。花器に活けるなら小さな剣山があると便利ですね」。
普段使いのかごやピッチャーなども、水のはれる環境があれば立派な器に。
「生活雑貨に活ける方が、やりやすいし様になります。基本パターンさえ押さえておけば、あとは色んなアレンジが楽しめますよ」。