マンション研究 vol.2 長谷工不動産 × TOKOSIE
長崎のマンションを考える。

長崎市は、開港450年。知らぬものはいない歴史と文化の街である。街の中心は「浜町商店街」。「ベルナート観光通り」と「浜市アーケード」ふたつのアーケードがクロスして、700店が集まる一大ショッピングゾーンである。また、史跡や観光スポットの多くが、中心部からの徒歩圏に集まっている。実は長崎、中心部は平地だが、すぐ近くまで山が迫っている。その中心部のコンパクトさが、長崎の魅力でもある。
その長崎、いま100年に一度の変革期を迎えているという。2022年に西九州新幹線が開業し、長崎駅中心に再開発が進んでいる。すでにヒルトン長崎がオープンし、2023年秋には長崎マリオットホテルも開業の予定だ。
新しい長崎が始まっている。

いま、地方のマンションが注目されている。このことは、すでに前回の鹿児島のレポートでも紹介したが、大手ディべロッパーの地方のマンション開発への参入が続いている。
では、地方でマンションを購入するのは、どんな人たちなのか?
地元の人たちの戸建てからの買い替えはもちろん、東京からのUターン、移住先として検討している人からの問い合わせも増えているという。もともと地元出身で、定年退職後に戻ってきてマンション購入というのが、典型的なパターンだ。また、ずっと地元で暮らす人でも、例えば、公務員や教職員など、2〜3年ごとに転勤する人たちの需要もある。街なかにマンションを所有して、転勤の時は賃貸に出すというやり方で回せば、資産形成が容易になるからだ。
では、長崎ではどうなのか。実は、長崎には長崎ならではのマンション需要があるという。長崎は平地が少なく、坂の多い街。山の斜面にまで宅地が広がっているが、年齢が上がると、便利な平地のマンション暮らしを希望する人が増えるという。さらに長崎は、平地が少ない分、賃貸の家賃相場が高く、当然、マンションの価値も下がりにくい。
今後、長崎のマンションの人気が上昇するのは、間違いないだろう。

長谷工グループが、いま長崎で販売中のマンションを見せてもらった。「ブランシエラ ディライト万屋町」である。こちらは、長崎の中心部、「浜町商店街」に隣接する万屋町という、まさに長崎の中心にあるマンション。長崎の心臓部とでもいうべき抜群の立地に、これまでにない単身者やディンクス、子供ひとり世帯向けの都市型マンションとして企画された物件だ。さらに100㎡を超えるブレミアム住戸も用意されている。長崎において、職住接近かつ、快適な都心ライフが実現できる、都市型のマンションである。
さらに、このマンション、全戸、角住戸という贅沢な造り、開口部が多く陽あたりもよく、
いまどきのマンションの設備は過不足なく用意されている上に、オプションの洗濯の幅も広い。長崎には、いままでなかったタイプのマンションかもしれない。