トップブロガーの整理収納Part2「やらないこと」を守って
快適な空間をキープする
仮置き場も設けたクローゼット
「やること」よりも「絶対にやらないこと」を決めることですっきりとした空間をキープする、というのが整理収納コンサルタント・須藤昌子さんのルール。Part1では詰め込みすぎないキッチン収納と家事室のルールを見せていただいた。Part2では、部屋を美しく整え、外出時と帰宅時の動作をスムーズにするクローゼットを拝見。
ベッドルームに併設されたウォークインクローゼットには、ご夫妻の衣類などを収納。
「クローゼットも満タンにしない(=やらない)ことを心がけています。たくさんモノを詰め込んでしまうと、わかりにくい収納になってしまうんです」。
余白のある収納は持ちものを把握しやすく、その日のスタイリングも決めやすい。ハンガーにかけておくもの以外は、衣装ケースと100円ショップの不織布のカゴを利用し、使用頻度を考慮して収納している。
「不織布の入れものは高さが変えられるので重宝しています。中身がひと目で分かり、取り出しやすいのも便利です」。
Tシャツ類などは重ねずに、1枚ずつ立たせて収めているのも選びやすいポイント。
「脱いだものをそのままにすることも、我が家のやらないルールです。脱ぎっぱなしにしてしまうと部屋が散らかるので。しまう場所をできるだけ脱ぎ着する場所に近いところに設けることで、これを防いでいます」。
1回着ただけでは洗わない服をしまっておくスペースをクローゼットの一角に。また、パジャマや部屋着など仮置きするものはクローゼットの入り口に、専用の収納グッズを用意している。
「バスケットでも構わないので、仮置き場を設けてあげると、家族もそこに入れるようにしてくれると思います」。
生活必需品を一括にまとめる
須藤さんの生活を支えているのは、大容量の「ウォークインシューズクローゼット」。ここはスーツケースや、夫の使う工具などを収めるために設けたもの。
「収めるものを想定して棚を造作しました。奥行きの深い(奥に向かって)左側の棚には、旅行グッズや保管しておきたい思い出のグッズ、犬用のストック品などを収め、浅い棚には薬のストックやCD、DVD、日用雑貨などさっと取り出したいものを収めています」。
無印良品や100円ショップの収納ケース、ファイルケースなどを利用し、アイテム毎にラベリングして管理。煩雑な書類や細かい雑貨も、住所がきちんと決められていて、どこに何があるか分からなくなることがない。
「ここは玄関から入れるドアもあるので、ランドセルや上着をはじめ、子供が学校に行くのに必要なものを収めるコーナーも設けました。外出時と帰宅時、ここを通れば忘れ物なく出かけられるようにしています」。
「収めるものを想定して棚を造作しました。奥行きの深い(奥に向かって)左側の棚には、旅行グッズや保管しておきたい思い出のグッズ、犬用のストック品などを収め、浅い棚には薬のストックやCD、DVD、日用雑貨などさっと取り出したいものを収めています」。
無印良品や100円ショップの収納ケース、ファイルケースなどを利用し、アイテム毎にラベリングして管理。煩雑な書類や細かい雑貨も、住所がきちんと決められていて、どこに何があるか分からなくなることがない。
「ここは玄関から入れるドアもあるので、ランドセルや上着をはじめ、子供が学校に行くのに必要なものを収めるコーナーも設けました。外出時と帰宅時、ここを通れば忘れ物なく出かけられるようにしています」。
リビングには収納家具を置かない
玄関、リビング、和室にはそれぞれ、そこで使うモノをスタンバイさせている。
「娘はリビングで勉強するので、勉強道具をまとめたコーナーを、対面のキッチンカウンターの下に設けました。床を滑らせて取り出しやすいよう、ファイルボックスの下にはフェルトを貼っています」。
筆記用具などの小物にも、小さな収納グッズを活用。教材はアイテム毎に仕分けしている。
「書類やレシートなどもインデックスをつけてファイルに分けておきます。でも、これは家族毎に使いやすさが違うので、使う人がそれぞれやりやすいように管理するのがいいですね」。
リビングに接続した和室の押し入れには、ペット関連のものや、お客さん用の布団、リビングで1枚羽織りたいときの上着など。
「リビングには収納家具を置かないというのも、やらないと決めていることのひとつです。家具があることでその上が汚れ、お掃除の手間も生まれます。リビングはくつろぐ場なので、すっきりとさせて好きなものだけに囲まれていたいんです」。
心地よく過ごすための「やらないルール」を見直してみたい。
「娘はリビングで勉強するので、勉強道具をまとめたコーナーを、対面のキッチンカウンターの下に設けました。床を滑らせて取り出しやすいよう、ファイルボックスの下にはフェルトを貼っています」。
筆記用具などの小物にも、小さな収納グッズを活用。教材はアイテム毎に仕分けしている。
「書類やレシートなどもインデックスをつけてファイルに分けておきます。でも、これは家族毎に使いやすさが違うので、使う人がそれぞれやりやすいように管理するのがいいですね」。
リビングに接続した和室の押し入れには、ペット関連のものや、お客さん用の布団、リビングで1枚羽織りたいときの上着など。
「リビングには収納家具を置かないというのも、やらないと決めていることのひとつです。家具があることでその上が汚れ、お掃除の手間も生まれます。リビングはくつろぐ場なので、すっきりとさせて好きなものだけに囲まれていたいんです」。
心地よく過ごすための「やらないルール」を見直してみたい。